2021年6月15日火曜日

上場承認(ラキール)

 7/16 ラキール 4074 情報・通信業 マザ 野村證券

事業内容:企業向けシステムの開発・保守及びクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」とその関連製品の開発・販売等

公開株数合計 1,260,000 OA 189,000(18.9憶)

公募株数 840,000 売出株数 420,000

発行済み株数 ⇒7,228,500(94憶)

ブックビルディング6/30~7/06

引受証券会社 野村證券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 あかつき証券  東洋証券   岩井コスモ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 丸三証券

想定価額:1300円 予想レンジ1800円~4000円 期待度3.5

DX銘柄で人気化しそうな銘柄。

2021年6月14日月曜日

IPO分析(Waqoo)

 【事業内容】

  当社は、「テクノロジーの力で自国の未来に希望を創る」をミッションに掲げ、その実現に向け、D2C(Direct to Consumer)事業を行なっております。現在、D2C事業の商材として、以前より知見を蓄積してきた化粧品分野において、デジタルマーケティングを活用したオリジナルブランド(化粧品等)の企画・開発を行い、自社のECサイト等を通じて一般消費者に直接販売しております。

 当社の主力ブランドである「HADA NATURE」の販売形態として、定期購入サービスモデルを採用しており、お客様に商品を継続的に購入していただくことで安定的なキャッシュ・フローが期待できるストック型のビジネスモデルとなっております。


a 商品開発について

 主力ブランドである「HADA NATURE」は、「全力で人生を歩む、全ての方にエールを」のブランドコンセプトに基づき企画・開発を行っております。

 当社は、製造工程を除く商品の企画・開発から販売までを自社で行うことにより、お客様の反応や要望をダイレクトに汲み取り、商品の企画・開発に活用できる仕組みを構築しております。

 試作品はモニターテストを実施した上で商品化し、まずは小ロットで販売してお客様の声や商品に対する反応を把握しております。把握したお客様からの反応等を分析し、商品改良を重ねつつ販売量を増やしていくことにより、お客様の嗜好やニーズに沿った商品開発の実現を目指しております。


b 販売方法について

 直営店舗を持たずに、自社のECサイト等を通じて「HADA NATURE」の商品をお客様に直接販売しております。

 販売方法として、商品を必要な都度購入していただく都度購入サービスに加え、同一商品を一定の間隔で継続的に購入していただく定期購入サービスを展開しております。当社は、定期購入サービスへの誘引を中心とした販売活動を行っており、定期購入者を増やしていくことで継続的な収益が見込まれるストック型ビジネスモデルを展開しております。

 新規のお客様の獲得方法につきましては、インターネット広告を中心としつつ、定期的なタレントタイアップも実施しております。インターネット広告は、LINE、Facebook等のSNSを活用してお客様の反応を収集・分析することで、費用対効果の高い広告運用を目指しております。

 また、ECサイト等での直接販売に加えて、販売チャネルの強化を目的として卸販売を行っております。販売代理店に販売した商品は、ドラッグストアやバラエティショップ等の小売店を通じてお客様に購入していただいております。


c CRMについて

 蓄積された購入履歴、対応履歴や問い合わせ内容等の情報を分析することにより、お客様の嗜好・ニーズに合わせた、きめ細かな対応・サービスを提供しております。また、メール、電話、SNS等を通じたお客様とのコミュニケーションを重視しており、お客様に合った商品改良、定期購入への誘引、あわせ買い商品の提案等を行っております。

 これら直接的なコミュニケーションを通じて、お客様と長期にわたる良好な信頼関係の構築・維持を目指しております。


d アジアを中心とした海外展開について

 「安心・安全」、「高品質」といった理由から日本製品に対する需要が高い東アジアや東南アジアを中心に海外事業を展開しております。これまでに台湾、インドネシア等において販売実績があり、とりわけ台湾では、国内事業で培ってきた販売手法が奏功し、海外事業におけるメイン市場となっております。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(単独実績)2019.9 3,386 -788 -793 -794

(単独実績)2020.9 4,504 107 108 98

(単独予想)2021.9 4,681 144 132 145

(単独中間実績)2021.9 2,462 41 38 32


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2021.9 52.47 231.59  - 

調達資金使途 広告宣伝


上場時発行済み株数 2,924,778株 (別に潜在株式244,880株)

公開株数 585,900株(公募191,400株、売り出し318,100株、オーバーアロットメント76,400株)


PER:36.5

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:11.2億

公募時時価:56億

  

【株主構成】 

(株)M&M 役員らが議決権の過半数を所有する会社 1,081,300 36.31 90日

井上裕基 代表取締役社長 846,860 28.43 90日

ニッセイ・キャピタル9号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 360,000 12.09 90日・1.5倍

中上慶一 専務取締役 140,000 4.70 90日

高橋俊和 新株予約権信託の受託者 140,000 4.70

(株)ベクトル 特別利害関係者など 79,000 2.65 90日・1.5倍

(株)オークファン 特別利害関係者など 55,450 1.86 90日・1.5倍

SBI4&5投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 54,056 1.82 90日・1.5倍 

(株)セレス 特別利害関係者など 45,450 1.53 90日・1.5倍

みずほ成長支援第3号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド)45,450 1.53 90日・1.5倍

(株)ブリーチ 特別利害関係者など 21,000 0.71 90日・1.5倍


  本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である井上裕基並びに当社株主である株式会社M&M、中上慶一、石久保礼仁、林信明及び伊東正明は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。

 また、当社株主であるニッセイ・キャピタル9号投資事業有限責任組合、株式会社ベクトル、株式会社オークファン、SBI4&5投資事業有限責任組合、株式会社セレス、みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合及び株式会社ブリーチは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等は行わない旨合意しております。

 

【代表者】

代表者名 井上 裕基(上場時46歳2カ月)/1975年生

本店所在地 東京都世田谷区上馬

設立年 2005年

従業員数 68人 (4/30現在)(平均33.9歳、年収512.5万円)、連結68人

株主数 13人 (目論見書より)

資本金 334,293,000円 (5/26現在)

代表者生年月日 1975年04月23日生まれ

代表者略歴

1998年04月 日本オラクル(株)入社

2003年06月 アクセンチュア(株)入社

2004年11月 (株)サイバーエージェント入社

2006年02月 トランス・コスモス(株)入社

2007年07月 当社代表取締役就任(現任)


【幹事団】

主幹事証券 SBI - -

引受証券 大和 - -

引受証券 三菱UFJモルガン・スタンレー - -

引受証券 みずほ - -

引受証券 SMBC日興 - -

引受証券 むさし - -

引受証券 極東 - -

引受証券 岩井コスモ - -

引受証券 楽天 - -

引受証券 松井 - -

引受証券 マネックス - -


【参考類似企業】今期予想PER(6/2)

4921  ファンケル 51.1倍(連結予想 )

4925  HABA 29.0倍(連結予想 )

4931  新日製薬 19.3倍(単独予想 )

4933  Ine 60.1倍(連結予想 )

4934  Pアンチエイジ 48.4倍(連結予想 )

4936  アクシージア 55.4倍(連結予想 )


【私見】

 業種的には化粧品関連で、そこそこ人気になる銘柄もあるのですが、ヒット商品次第の傾向があります。業績を見る限り、今後大きな期待できる商品はなさそうで、初値で上がってしまえば割高感を感じます。規模的には大きないのですが、1.5倍でロックが外れる事業会社も多くセカンダリーとしてはやや厳しそうな印象を受けます。


想定価額:1880円

仮条件上限:1920円

初値予想:3500円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

IPO分析(オムニプラスシステムリミテッド)

【事業内容】

①流通事業

 原則として当社のエンジニアリング・センター機能及び当社グループによる高機能エンジニアリング・プラスチックのコンパウンド(混合、着色等)を介さない製品の流通であり、その多くは汎用品(ジェネリック)の販売として、売上収益の約60~70%を占めております。


②開発・製造事業

 最終顧客(ブランドメーカー)が生産する家庭用電気機器、電子機器、OA機器、自動車、通信関連機器、医療機器等の製品において、筐体や内蔵部品等の部品用途のニーズに対応した素材の耐久性、耐熱性等に優れた高機能エンジニアリング・プラスチックの開発を行うほか、最終顧客(ブランドメーカー)との共同研究、さらには、A*STAR(シンガポール科学技術研究庁)及びシンガポールの各種研究機関との共同研究を行っています。

さらに、マレーシア(ジョホール・バル)の製造子会社 Nihon Pigment Sdn.Bhd.において、最終顧客(ブランドメーカー)のニーズに基づく高耐久性、高耐熱性、或いはデザイン性を有した高機能エンジニアリング・プラスチックのコンパウンド(混合、着色等)品の製造・供給を行っています。

原材料となる樹脂は、シンガポール及び周辺国のポリマーメーカーより、現地商社等も通じて調達しており、長期契約に基づいた安定調達体制を構築しています。販売先はオリジナル機器メーカー(OEM)、電子機器製造サービス(EMS)、契約メーカー(CM)、製造パートナー(MPA)、及び成形事業者など多岐に渡り、マレーシア、タイ、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム等の東南アジア諸国に設置された当社の販売子会社や販売代理店を通じた販売を行っています。

 このように当社グループは、最終顧客(ブランドメーカー)が必要とする原材料樹脂を調達し納入、また共同研究等による開発並びに製造、及び安定供給を行う、高機能エンジニアリング・プラスチックのトータル・サプライチェーン・ソリューションを提供しており、東南アジア地域に進出してきたグローバルブランドメーカーとの取引を開拓、深耕させています。


(2)当社グループ事業の特徴と優位性

 事業の特徴は、お客様の製品ライフサイクルの初期段階である材料の研究開発から製品の量産プロセスまでを継続的にフォローしていくことです。

当社グループの最大の強みは、本社(シンガポール)に隣接するエンジニアリング・センターを中心とした研究開発能力にあります。

エンジニアリング・センターでは、開発・エンジニアリング分析・特性評価機能により、アプリケーションの詳細な調査・分析、差別化及び迅速なカスタマイズが可能となっています。シンガポール企業、A*STAR(シンガポール科学技術研究庁)、およびシンガポールの各種研究機関とのパートナーシップにより、特に自動車・家電分野向け新材料の共同開発・投資を図ると同時に、アプリケーション・マッチング(デザイン・インの重要な指標)のための強力で体系的な材料データベースの構築も担っています。

また、山形大学とは機械学習と人工知能(AI)を使用したポリマー着色剤ライブラリについて共同研究開発を行っています。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上収益 売上総利益 税引き前利益 純利益

(連結実績)2019.3 22,758 2,451 1,257 1,008

(連結実績)2020.3 20,980 2,491 1,164 1,091

(連結実績)2021.3 27,632 3,111 1,518 1,297

(連結予想)2022.3 39,320 4,200  -  1,920


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 91.80 -  - 

調達資金使途 運転資金


上場時発行済み株数 20,925,844株

公開株数 1,012,000株(公募880,000株、オーバーアロットメント132,000株)


PER:10.4

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:9.7億

公募時時価:201億

    


【株主構成】 

Neo Puay Keong 最高経営責任者(CEO) 8,065,196 40.23 180日

ITOCHU Plastics Pte. Ltd. その他の関係会社 5,315,384 26.52 180日

D3cube Venture Pte Ltd CEOの配偶者である役員が全株保有 4,009,168 20.00 180日

Ang Whai Hoon 特別利害関係者など 1,453,344 7.25 180日

Omni-2025 Pte Ltd CEOの配偶者である役員が全株保有 1,202,752 6.00 180日


【代表者】

代表者名 ネオ・プアイ・ケオン(上場時55歳8カ月)/1965年生

本店所在地 シンガポールベンデマー・ロード B-セントラル

設立年 2002年

従業員数 40人 (3/31現在)(平均39歳、年収6万3910米ドル)、連結216人

株主数 5人 (目論見書より)

資本金 2,017,636,325円 (5/27現在)

代表者生年月日 1965年10月19日生まれ

代表者略歴

1988年月 Nagase Singapore Pte Ltd 入社

1992年月 Elf Atochem SEA Pte Ltd 入社(現: Total Petrochemicals (S.E.A.) Pte Ltd)

2002年月 当社設立 CEO 就任(現任)


【幹事団】

主幹事証券 みずほ 704,000 80.00

引受証券 SBI 132,000 15.00

引受証券 岡三 44,000 5.00


【参考類似企業】今期予想PER

3407  旭化成 11.3倍(連結予想 )

4005  住友化 10.1倍(連結予想 )

4021  日産化 24.2倍(連結予想 )

4023  クレハ 11.6倍(連結予想 )

4182  三菱ガス 13.0倍(連結予想 )

4188  三菱ケミHD 13.2倍(連結予想 )

4215  タキロンシーアイ 10.4倍(連結予想 )

8001  伊藤忠 9.0倍(連結予想 )

8090  昭光商 6.2倍(連結予想 )

8098  稲畑産 7.4倍(連結予想 )

8103  明和産 11.1倍(連結予想 )


【私見】

 久々の外国企業の上場で注目度は大きくないと思いますが、市場の反応が読みづらい銘柄です。業種としてはプラスチック関連でやや地味な印象です。業績は良く、PERも低めで、15~20は評価しても良さそうです。時価総額は大きめですが、吸収金額は小さく、既存株主にもロックがかかっており、需給面での不安はなさそうです。買いは大きく入らないような気はしますので、落ち着いた初値は予想されます。


想定価額:910円

仮条件上限:960円

初値予想:1500円

ブック申し込み度・・・やや強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3

2021年6月13日日曜日

IPO分析(リヴァンプ)

 【事業内容】

 ・経営・マーケティング事業

 主にBtoCビジネスを中心とした企業に対する経営実務の支援及びマーケティング/クリエイティブ業務を提供しております。経営実務の支援では、各担当業務の最高責任者であるCxOの業務執行を含む実務支援、経営戦略の立案及び執行、経営企画業務に従事しており、多くの場合クライアント先に常駐して職務を執行します。マーケティング/クリエイティブでは、デジタルマーケティングを含むマーケティング戦略の立案及び実行、企業ブランディング及びTV広告制作を含むクリエイティブ業務を提供しております。

 本事業においては、クライアントとの長期的な関係を基礎にプロジェクト期間を中長期に設定することで安定的な収益を見込んでおり、経営改革の中核を弊社人員が担当することにより、改善案の提案に留まらず実行まで落としこんでいます。また、経営改革の実行に伴うマーケティング、IT業務は当社グループの価格競争力が認められる範囲で当社が担当し、ひとつの案件から複合的な収益の獲得を目指す他、人員稼働に基づく基本報酬に加えて成果見合いの成功報酬(金銭による他、ストックオプション等株式に基づくものを含む)を定義することで収益性の向上を図っております。

 子会社及び関連会社は、当社の経営支援機能、ケイパビリティを補完・強化する役割を担っています。提供機能としては、テレビCMの制作等を中心とするクリエイティブ業務は、メディア活用方針やプレスリリース作成等の企業PR業務の支援は㈱ノエル・コミュニケーションが提供しております。また、営業ノウハウの共有や営業組織作りの助言を含む営業の強化支援を㈱インビクタスが実施しております。


・業務・デジタル&IT事業

 業務改革を中心としたコンサルティング、システム構築及びデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を提供しています。コンサルティングは、トップライン増加及びコスト削減を企図した全社構造改革/業務改革を支援しており、販売管理、在庫管理、顧客管理、従業員管理等の幅広い領域を含みます。システム構築では業界・業務の理解に基づき、マーチャンダイジング(MD)システムやサプライチェーンマネジメント(SCM)システム等の基幹システムの開発/刷新を行います。またクライアントのDX化を、システム開発責任者(CIO)支援を通じて推進しております。CIO支援においては、IT戦略/予算の立案から、事業規模に応じたITの構築と運用、情報システム部門の構築まで、CIOを含む情報システム部門の業務を幅広く担当しています。

 当社は、コンサルティング、システム構築及びDX支援のいずれにおいても顧客の業務の理解に努め、サービスを提供しています。システム構築では、コア機能(基幹システム)の内製化支援を目的とし、クライアントと共にシステムの設計・開発を行うことで、システム会社に過度に依存しない開発・運用体制の構築を支援しています。また、業務従事者と一体となって開発を行い、ITソリューションによる改革ありきではなく、事業の業務の有効性・効率性を重視した設計・開発を行っています。

 これまで大手製造小売業のグローバルサプライチェーンマネジメント(SCM)領域を中心にシステムの開発を行ってまいりましたが、近年は周辺領域のサービス化を志向しています。一例として当社が顧客と開発した電子データ交換(EDI)システムを顧客の取引先に展開することで取引量等に応じた報酬を受け取る仕組みを構築しており、人員稼働によらない「プロダクト売上」を計上しています。


・事業経営事業

 事業・経営に直接参画する、という当社グループの特徴を体現する『場』として事業を展開しております。当社から役員を派遣する他、会社の状況に応じ当社からの転籍者が経営を担い、経営・マーケティング事業の経営実務支援で培った技術を活用し、自社事業の成長を目指します。

 卵料理を中心に“朝文化”を発信する飲食店及び焼きカレーパンのテイクアウト店を運営する㈱エッグセレント、都市生活にフィットする宿泊機能と新しい滞在価値を提供するデザイン性の高いカプセルホテル『9h(ナインアワーズ)』を展開する㈱ナインアワーズ及び主として大手企業を対象に、資料作成補助ツールやプレゼンテーション資料作成代行を通じて資料作成業務の効率化を支援する㈱リヴァンプ・アカデミーで構成されております。

 なお、事業経営事業における投資は、原則として売却することを前提としておりませんが、当該企業を取り巻く環境を総合的に勘案し、当該企業の企業価値を高めるための施策の一環として、第三者割当増資や売却を検討するケースもあります。


・投資事業

 高い成長可能性が期待される企業に対して自己資金による企業投資を行っております。先端技術や新サービスを手掛けるスタートアップ企業も対象としており、当社の経営支援技術を陳腐化させないためにもそのような企業と接点を持つことが重要と考えています。

 投資を行うにあたっては、投資先候補企業が属する市場の成長性、投資先候補企業における事業展開の進捗状況、投資先候補企業の資金需要の状況、当社グループの経営・マーケティング事業とのシナジーや当社が提供できる投資先向け経営支援の内容及び投資条件等を踏まえ検討し、投資金額及び出資比率を決定しております。売却時期については、株式市場の動向、投資先の動向、出資時点における事業計画の達成状況等を総合的に勘案し決定しております。そのため、投資実行後比較的短期間で売却に至るケースもある一方で、全株式の売却までに数年間に亘り保有を継続することもあります。 


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.3 6,542 1,383 1,375 1,046

(連結実績)2020.3 6,928 1,485 1,534 1,240

(連結実績)2021.3 7,673 1,466 1,377 814

(連結予想)2022.3 7,250 1,620 1,600 1,000


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 136.46 1,020.59  - 

調達資金使途 人材採用および人件費、本社オフィス増床、研究開発、ソフトウエア開発


上場時発行済み株数 8,525,180株 (別に潜在株式1,035,420株)

公開株数 1,472,000株(公募280,000株、売り出し1,000,000株、オーバーアロットメント192,000株)


PER:22.7

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:45.6億

公募時時価:264億

    


【株主構成】 

湯浅智之 代表取締役社長執行役員CEO 2,456,140 30.13 90日

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株) その他の関係会社 1,600,000 19.63 90日

沢田貴司 創業者 1,260,000 15.46 90日

斎藤武一郎 取締役執行役員CMO 796,140 9.77 90日

瓜生健太郎 取締役 500,000 6.13 90日

伊藤雅俊 特別利害関係者など 400,000 4.91 90日

玉塚元一 創業者 205,000 2.51 90日

千田勇一 取締役執行役員 181,520 2.23 90日

大山拓也 取締役執行役員CFO 100,000 1.23 90日

安藤大祐 執行役員 90,000 1.10

福部明浩 子会社の取締役 80,920 0.99 90日 90日

 

 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である澤田貴司及び貸株人である湯浅智之並びに当社株主であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、齋藤武一郎、瓜生健太郎、伊藤雅俊、玉塚元一、千田勇一、大山拓也及び福部明浩は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)を行わない旨合意しております。

 また、当社は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2021年12月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換若しくは交換される有価証券の発行又は当社普通株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行等(ただし、本募集、株式分割、ストックオプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、2021年5月25日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当等を除く。)を行わない旨合意しております。


【代表】

代表者 湯浅 智之(上場時44歳8カ月)/1976年生

本店所在地 東京都港区北青山

設立年 2005年

従業員数 232人 (4/30現在)(平均32.8歳、年収745万円)、連結268人

株主数 11人 (目論見書より)

資本金 100,000,000円 (5/25現在)者】


代表者生年月日 1976年10月10日生まれ

代表者略歴

2000年05月 アンダーセンコンサルティング(株) (現 アクセンチュア(株))入社

2005年10月 当社入社

2010年04月 当社取締役

2013年01月 (株)リヴァンプ・アウトソーシング (現 (株)リヴァンプ・アカデミー)代表取締役(現任)

2014年06月 (株)J Institute取締役

2016年03月 (株)リンクアンドモチベーション 取締役(現任) 4月:当社代表取締役社長兼CEO (株)ジェイ・プレップ・キッズ 代表取締役 (株)エッグセレント代表取締役(現任) (株)シー・アイ・エー代表取締役

2016年06月 (株)ケーズホールディングス取締役(現任)

2018年04月 当社代表取締役社長執行役員CEO(現任)


【幹事団】

主幹事証券 野村 1,118,400 87.38

引受証券 SBI 49,600 3.88

引受証券 みずほ 36,800 2.88

引受証券 SMBC日興 36,800 2.88

引受証券 松井 12,800 1.00

引受証券 マネックス 12,800 1.00

引受証券 いちよし 6,400 0.50

引受証券 岩井コスモ 6,400 0.50


【参考類似企業】

今期予想PER(5/28)

3636  三菱総研 14.3倍(連結予想 )

3666  テクノスJPN 16.8倍(連結予想 )

3798  ULS-G 22.6倍(連結予想 )

4307  NRI 32.1倍(連結予想 )

4722  フューチャー 18.4倍(連結予想 )

6532  ベイカレント 44.3倍(単独予想 )

9644  タナベ経 43.0倍(連結予想 )

9757  船総研HD 29.5倍(連結予想 )


【私見】

 コンサル事業で知名度も高い銘柄の上場。業績も急成長というわけでありませんが、上場を機に成長は期待できる銘柄です。時価総額はそこそこ大きいですが、テンバガーとなったベイカレントの上場時も350憶程度だったことを考えると、大きなっても良さそうな気はします。個人的には今クール一番の注目銘柄です。


想定価額:2710円

仮条件上限:3100円

初値予想:6000円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・やや強気

総合評価4

2021年6月11日金曜日

IPO分析(コンフィデンス)

 【事業内容】

 人材事業及びメディア事業を展開しております。具体的には、当社では、人材事業として人材派遣事業、人材紹介事業及び受託事業を行っており、当社子会社では、メディア事業を展開しております。

 主力事業である人材事業セグメントでは、人材派遣事業、人材紹介事業及び受託事業を行っており、その中でも人材派遣事業が当社の主力事業となっております。当社は、ゲーム業界及びその周辺領域に特化しており、ゲーム開発、デザイン、運用・サポート、企画・運営等を行うことができるクリエイター人材を抱えることにより、ゲーム会社向けに人材サービスを提供しております。また、当社は当社子会社に委託してゲーム情報サイト「GAMEMO」を運用しております。

 人材派遣事業は、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という)の規定に従い、厚生労働大臣の許可に基づき事業を行っております。当社は、主に、ゲーム業界の会社をクライアントとして(2021年3月時点の取引実績累計182社)、当社社員であるクリエイターを派遣契約に基づき配属し(2021年3月時点で620名)、クライアントのニーズに合わせたサービス提供を行っております。採用にあたっては、求人広告を出稿することで求職者を募集し、その求職者の中からクライアントニーズに合わせてエントリーレベルから業界での豊富な経験を持つ者まで幅広いレベルのクリエイターを採用しております。これらを背景に、クライアントのニーズとクリエイターのスキルをマッチングすることで、配属者数を増加させております(2019年3月時点で345名、2020年3月時点で494名、2021年3月時点で620名)。一方、当社社員や求職者のクリエイターに対しては、常にクライアントに満足頂けるサービスを追求できる技術者集団を目指し、ビジネススキルに関する研修やゲーム開発に必要な知識・スキルを身に着ける研修を通じて、キャリアアップの機会を提供しております。

 人材紹介事業は、「職業安定法」に基づき、厚生労働大臣の許可を受けて、転職・就職の希望者を募集・登録し、同時に求人情報を収集して相互のニーズをマッチングする有料職業紹介事業であります。クライアントに対しては、ヒアリングを通じて求める人材ニーズを正確に理解し、クライアントが要求する水準を満たした人材を紹介しているものと考えております。その過程で、情報提供として、優秀な人材を採用するために必要となる母集団形成や選考方法に関する助言を行っております。一方、転職を希望する求職者に対しては、カウンセリングを通じて転職に関する希望年収や職種を把握し、求職者のスキル・経験を整理した上で最適な転職先を提案する等のサポートを行っております。

 受託事業は、クライアントのゲーム開発及び運営のうち、外部委託可能な業務を当社が引き受けて代行する事業であります。当社は現在、主にゲームのデバッグ工程を中心にサービス提供しております。具体的には、当社のプロジェクトリーダーの指示に基づき、当社社員はクライアント企業が開発しているゲームのバグを発見し、クライアント企業に対して報告を行っており、クライアントが開発するゲームの品質を担保するサービスの提供に努めております。クライアントは、当社に外部委託することによって、固定費を変動費化できるとともに、デバッグ品質の均一化や開発工程におけるマネジメント負荷の軽減等のメリットを享受することができるものと考えております。

 メディア事業セグメントは、当社子会社が女性向け情報サイト「Lovely」の運営・管理を行っており、女性向けにファッションや美容に関する解説記事などユーザーのニーズに応える情報を提供していると考えております。サイト内には広告出稿枠を設けており、主にアドネットワーク事業者を通じて募集した広告主が提供する商材について広告を掲載し、ユーザーに配信することで広告収入を得ております。また、当事業にて培ったSEOのノウハウを活用し、他社メディアからの記事制作の受託等の派生サービスを提供しております。さらに、「Lovely」にアクセスするユーザーに対してアフィリエイト広告を提供し、そのアクセスを通じて商品やサービスを購入してもらうことによりアフィリエイト収入を得ております。なお、当社子会社は、2021年4月より占いサイト「Plush」の運営・管理を開始しており、「Lovely」と同様にアドネットワーク事業者を通じて広告収入を得ております。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.3 2,004 174 131 59

(連結実績)2020.3 2,604 335 331 -282

(連結実績)2021.3 3,569 604 603 399

(連結予想)2022.3 4,386 720 717 498


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 110.91 347.42  - 

調達資金使途 新規拠点の開設、人材採用および人件費、自社メディア運営にかかる初期投資


上場時発行済み株数 4,560,000株 (別に潜在株式279,800株)

公開株数 621,000株(公募290,000株、売り出し250,000株、オーバーアロットメント81,000株)


PER:15.8

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:1.09億

公募時時価:80億

    

【株主構成】 

(株)アミューズキャピタルインベストメント ベンチャーキャピタル(ファンド) 1,584,000 34.81 180日

(株)アミューズキャピタル ベンチャーキャピタル(ファンド) 804,000 17.67 180日

中山隼雄 アミューズキャピタルの代表取締役会長 780,000 17.14

SBI Ventures Two(株) ベンチャーキャピタル(ファンド) 400,000 8.79 90日・1.5倍

木村重晴 特別利害関係者など 238,000 5.23 180日

沢岻宣之 代表取締役社長 76,000 1.67 180日

吉川拓朗 常務取締役 66,000 1.45 180日

中村俊一 特別利害関係者など 48,000 1.05

泉水敬 特別利害関係者など 48,000 1.05

鎌田和彦 特別利害関係者など 40,000 0.88

有馬誠 特別利害関係者など 40,000 0.88


 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である中山隼雄及び売出人である木村重晴並びに当社株主である株式会社アミューズキャピタルインベストメント、株式会社アミューズキャピタル、澤岻宣之、吉川拓朗、竹下和広及び雨宮玲於奈は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後180日目の2021年12月24日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得することは除く。)等は行わない旨合意しております。

 また、当社株主であるSBI Ventures Two株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の2021年9月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。


【代表者】

代表者名 沢岻 宣之(上場時49歳7カ月)/1971年生

本店所在地 東京都新宿区新宿

設立年 2014年

従業員数 729人 (4/30現在)(平均32.7歳、年収347.1万円)、連結733人

株主数 31人 (目論見書より)

資本金 257,500,000円 (5/24現在)

代表者生年月日 1971年11月11日生まれ

代表者略歴

年月 概要

1996年04月 (株)スタッフサービス(現(株)スタッフサービス・ホールディングス)入社

2005年09月 (株)スタッフサービス・セールスマーケティング(現(株)リンクスタッフィング)入社(転籍)

2006年10月 同社執行役員副本部長

2009年10月 同社取締役営業本部長

2015年08月 当社代表取締役社長(現任)

2018年08月 (株)Dolphin取締役(現任)


【幹事団】

主幹事証券 みずほ 442,800 82.00

引受証券 SBI 75,600 14.00

引受証券 SMBC日興 5,400 1.00

引受証券 松井 5,400 1.00

引受証券 楽天 5,400 1.00

引受証券 エース 5,400 1.00


【参考類似企業】今期予想PER(5/28)

4763  クリーク&リバ 19.5倍(連結予想 )

6033  エクストリーム 23.0倍(連結予想 )


【私見】

 ゲーム会社の人材業種ということで類似業種もあり優位性は感じません。業績は非常に良く、PERからは初値で上がってしまえば割安感は感じません。規模的にはやや小さめで、1.5倍でロックが外れるVCはいるもののそれほど問題はありません。初値は人気になると思いますが、人材関連なのでセカンダリーの妙味はなさそうです。


想定価額:1720円

仮条件上限:1760円

初値予想:4000円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

上場承認(コラントッテ)

 7/08 コラントッテ 7792 その他製品 マザ  野村證券    

事業内容:医療機器及びヘルスケア商品の製造、販売等

公開株数合計 2,150,000 OA 322,500(24.7憶)

公募株数 600,000 売出株数 1,550,000

発行済み株数 →8,600,000(86憶)

ブックビルディング6/22~28

引受証券会社 野村證券 SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 楽天証券 岩井コスモ証券 丸三証券 松井証券 

想定価額:1000円 予想レンジ1300円~2000円 期待度3.5

美容関連で大きくは上がらないでしょうけど、そこそこは上がるでしょう。

IPO分析(日本電解)

 【事業内容】

  硫酸銅を主成分とする電解液から電気分解により金属銅を薄膜状に析出生成させ、加工する電解銅箔製造事業を営んでおります。

 電解銅箔は、製品そのものを見かける機会はほぼありませんが、電子・電気機器には必ず使用されている重要な素材です。電子・電気機器を制御する電気信号を伝える回路基板の導体は、ほとんどが電解銅箔で形成されています。また、電気自動車に代表される電動機械で使用される電池は軽量化のためにリチウムイオン二次電池(LIB)が使用されています。LIBに用いられる負極集電体(負極活物質から電子を集める部品)にも主に電解銅箔が用いられており、電解銅箔は日常生活に欠かすことのできない様々な機器に使用されています。


(安定的に高品質な銅箔製造を提供する製箔工程)

 電解銅箔の製箔工程には、①ベース箔製造工程、②粗化・表面処理工程、③スリット・検査工程、④出荷工程に分かれます。

 このうち、①のベース箔製造工程では、資源リサイクルにより発生した銅材料を主原料とし、硫酸で溶解した硫酸銅溶液を電解槽内に設置した曲面状の陽極と、円筒状・金属製の陰極ドラムの間に通して、陰極ドラムを回転させた状態で陽極と陰極ドラムの間に通電しながら陰極ドラム表面に必要とする厚さになるまで電気めっきを施す方法により、ドラム表面に析出した薄膜状の銅を連続的に巻き取ることにより帯状の銅箔を製造し、用途に適した表面処理やサイズ調整等を行って製品化します。

 製品の長さは用途によって異なりますが、短い製品で500m程度、長い製品では1万m以上にも及びます。当社では規定通りの長さの製品を生産するため、24時間連続操業による生産を行います。なお、ベース箔製造工程における適切な製造条件を精度高く設定することにより、顧客の求める品質水準に適合した銅箔製品を安定的に製造します。

 ②の粗化・表面処理工程では、回路基板用銅箔で実施しており、銅箔の表面に、銅箔の用途や仕様に合わせた防錆・有機処理を行います。

 ③のスリット・検査工程では、銅箔製品の全数全量について自動検査機による検査を実施することにより、高品質で安定的な銅箔製品の供給につなげております。


 携帯端末やEV、HV(Hybrid Vehicle:内燃機関と電動機を動力源とするハイブリッド車)に搭載されるLIB用の銅箔では、厚さの均一性、異物混入の無いことなど高い信頼性が求められます。一方、回路基板用銅箔においては、電気信号の損失を抑制するため、表面粗さの低さが求められる一方で、樹脂基材との密着性を高めるため、一定の表面粗さも求められており、相反する特性を両立する高品質な銅箔が求められます。さらにフレキシブル配線板では高い屈曲性、折り曲げ特性が要求されます。これらの要求に対し、製品のベースとなる銅箔の製箔工程では、各種電解条件、添加剤等の濃度・組合せを調整することにより、銅箔の表面形状及び物理的物性(引張強さ、伸び率など)を制御して各種用途に適合した製品を提供しております。

 また当社で扱う製品の厚さは2~18㎛と非常に薄いため、マイクロメートル単位の品質管理が求められます。1mの幅方向、1万m以上の長さ方向で±5%以下の精度で管理しています。微細回路基板の場合、回路幅50㎛、回路間隔50㎛以下で回路が形成されます。このような微細回路で50㎛の異物が存在すると回路間のショートや回路の断線が発生する可能性があります。このため、銅箔表面にゴミ、ちり等の不純物及び導電性異物の付着を防止する防塵管理を実施しております。さらに、樹脂基材との密着性とロープロファイルを両立する微細粗面化や密着性、耐薬品性及び耐熱性を向上させる表面処理工程では、表面形状の最適化、銅以外の金属成分を用いた表面処理を組み合わせることにより、顧客ニーズに対応した製品を製造しております。


   当社の銅箔製品は、当社(本社工場)、米国子会社(Denkai America Inc.)の2拠点で製造しており、当社は車載電池用銅箔、高強度銅箔、微細回路基板用銅箔、キャリア付極薄銅箔を、米国子会社は汎用箔の製造販売を行っております。

 当社が製造販売する車載電池用銅箔は、日系大手車載用LIBメーカーを通じて、大手EV(電気自動車)メーカーへの販路を有しており、また当社の回路基板用銅箔製品(高強度銅箔、微細回路基板用銅箔、キャリア付極薄銅箔)は、前述の相反する特性を両立することで、5G関連製品のバリューチェーンの中で、高機能電解銅箔として位置づけられており、日米の大手銅張積層板メーカーを通じて、5Gスマートフォンや5G基地局の実装OEMメーカーへの販路を有しております。米国子会社が製造販売する汎用箔は、米国内の大手銅張積層板メーカー等への販路を有しております。

 


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.3 10,866 452 417 22

(連結実績)2020.3 12,480 911 842 1,988

(連結実績)2021.3 14,584 527 440 193

(連結予想)2022.3 18,860 1,304 1,226 873


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 120.55 815.96  - 

調達資金使途 車載電池用銅箔の生産設備新設


上場時発行済み株数 7,250,000株

公開株数 5,645,400株(公募50,000株、売り出し4,953,000株、オーバーアロットメント642,400株)


引受人の買取引受による売出しに係る売出株式のうちの一部が、SMBC日興証券株式会社の関係会社等を通じて、欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし、米国及びカナダを除く。)の海外投資家に対して販売されることがあります。


PER:20.5

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:140億

公募時時価:180億

    

【株主構成】 

MSD第一投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 6,408,000 89.00 180日・1.5倍

日鉄ケミカル&マテリアル(株) 特別利害関係者など 720,000 10.00

徳岡工業(株) 特別利害関係者など 72,000 1.00 180日


 本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、売出人かつ貸株人であるMSD第一号投資事業有限責任組合は、SMBC日興証券株式会社(以下「主幹事会社」という。)に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2021年12月21日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等(ただし、その売却価格が募集における発行価格又は売出しにおける売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)を行わない旨を約束しております。

 また、株主である徳岡工業株式会社は、主幹事会社に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2021年12月21日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しております。

 

【代表者】

代表者名 中島 英雅(上場時67歳0カ月)/1954年生

本店所在地 茨城県筑西市下江連

設立年 2016年

従業員数 204人 (3/31現在)(平均42.2歳、年収483.6万円)、連結276人

株主数 3人 (目論見書より)

資本金 100,000,000円 (5/21現在)

代表者生年月日 1954年06月03日生まれ

代表者略歴

1977年04月 住友金属工業(株)(現日本製鉄(株))入社

2012年07月 同社 常務執行役員 棒鋼・線材Co長 10月:新日鐵住金(株) 常務執行役員 小倉製鐵所長

2014年06月 日鉄住金エレクトロデバイス(株) 代表取締役社長

2015年01月 NGKエレクトロデバイス(株) 代表取締役社長

2017年04月 同社 相談役

2018年06月 日本電解(株)(旧日本電解) 代表取締役COO 10月:同社 代表取締役社長CEO

2019年10月 当社 代表取締役社長CEO(現任)

2020年03月 Denkai America Inc. CEO & President(現任)

役員名



【幹事団】

主幹事証券 SMBC日興 - -

引受証券 野村 - -

引受証券 SBI - -

引受証券 マネックス - -

引受証券 楽天 - -

引受証券 岩井コスモ - -

引受証券 水戸 - -


【参考類似企業】

参考類似企業 今期予想PER(5/28)

5706  三井金 8.3倍(連結予想 )

5711  三菱マ 15.4倍(連結予想 )

5715  古河機 13.8倍(連結予想 )

5753  日伸銅 5.8倍(単独予想 )

5757  CKサンエツ 10.2倍(連結予想 )

5801  古河電 17.4倍(連結予想 )


【私見】

 車載電池や5Gスマートフォンなどにも使われ、業種的にはグローバルな銘柄で妙味はありますが、ファンドの売出し案件で人気になる可能性は低いかと思います。業績も非常に伸びていて言うことはないのですが、VCにとってはここがピークで出口としては最適なのかもしれません。時価総額もそこまで大きくなく、もう一回り大きくても良さそうで穴的要素もありますが、不透明ではあるので見送りでも良いかもしれません。


想定価額:2480円

仮条件上限:2480円

初値予想:2480円

ブック申し込み度・・・やや弱気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価2.5