2023年1月27日金曜日

初値分析(テクノロジーズ)

テクノロジーズ

公募価額 1000円

初値 3650円 +265%

終値 3600円

予想以上に高く寄り、後が空くにせよ参戦しづらい価額なので見送りました。


2023年1月25日水曜日

前日予想(テクノロジーズ)

 テクノロジーズ

公募価額 1000円

初値予想 3000円

初値買い 中立

安く寄ればマークしますが、高いと思うので無理には参戦しない予定。


2023年1月22日日曜日

上場承認(プライム・ストラテジー)

 2/22 プライム・ストラテジー  5250 情報・通信業 東スタ SBI証券      

事業内容 超高速CMS 実行環境「KUSANAGI」を中心とした製品群「KUSANAGI Stack」の開発・提供、「KUSANAGI Stack」を用いたWeb サーバの構築・保守運用サービス、高速化技術や出願済み知的財産のライセンス提供

公開株数合計 967,300 OA 145,000(13.6憶)

公募株数 464,000 売出株数 503,300

発行済み株数⇒3,314,000(40憶)

ブックビルディング2/06~10

引受証券会社 SBI証券 野村證券 大和証券 みずほ証券 岩井コスモ証券 松井証券 あかつき証券 

想定価額:1220円 予想レンジ1800円~3000円 期待度3.5

業種・需給と悪くないので初値高騰しそうですが、SBI主幹事なので長くは続かないでしょう。

2023年1月14日土曜日

IPO分析(テクノロジーズ)

 【事業内容】

(1) ITソリューション事業

 主に、①エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発、②AI等のデジタル技術を利用したシステム・アプリケーション開発の領域において受託開発、及び③金融自動売買システムの販売を行っております。

 従業員の約80%が技術者であり、技術者が持つ経験やナレッジを活かし、総合的な視点に立った上でお客様の価値を創出するITサービス企業グループです。なお、本事業では、主として顧客企業又は一次請け企業との請負契約に基づき、成果物の対価として収益を得ております。


各領域の具体的な内容は、次のとおりであります。

① エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発

上流(企画)~中流(映像ソフトウェア開発)~下流(組込)まで、一貫したワンストップ体制で、エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発(遊技機向け)を中心に、3Dデジタルサイネージ、プロジェクションマッピング、アパレルAR(仮想)試着アプリ、3Dアニメ映像制作といったソフトウェアの開発を行っております。

 エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発(遊技機向け)に関しましては、遊技機メーカー様等からの1次請けを中心に受託開発をしておりますが、他の開発会社を介した2次請けでの受託も行っております。遊技機とはパチンコ、スロット等の遊技機台のことを差します。遊技機における映像開発の特色と致しまして、アニメや映画などとの大きな違いは、遊技機業界では、同じ映像を繰り返し見せるという特徴が挙げられます。そのため、高品質であることはもとより、新しい映像表現で見る側を楽しませることを常に意識して制作に取り組んでおります。

 また、一貫したワンストップ体制で開発を可能としているのは、各工程を熟知した技術者を有しているためです。

 こうした映像ソフトウェア開発において顧客の満足度を高めるにはデザイン力と企画力が重要である為、当社は長年の経験に加え、CMやPVなど様々な業界のデザインを取り入れた提案を行っております。

 結果として、エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発(遊技機向け)の顧客企業のリピート率は2022年1月末現在で99.7%を達成しており、当社グループの安定的な収益獲得源となっております。なお、エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発(遊技機向け)以外のリピート率については26.5%となっており、今後リピート率の向上に努めてまいります。


② AI等のデジタル技術を利用したシステム・アプリケーション開発

 AI等のデジタル技術を利用した、顧客企業のサービスや業務システム等の開発を行っております。当社グループは、AI分野における認識・解析・提案の技術に強みを持っています。特にエンターテイメント領域を中心としたAI開発を行ってきた知見を活かし、音声・画像にはおいては、様々な対象物に対して認識・解析・提案を行うAIソフトウェアを提供できます。画像においては、顔や文字などを特定・判別する技術、また骨格までを検知した解析が可能です。

 これまでに、次のような開発(PoC開発も含む)を行ってまいりました。

・自動車自動運転アプリ開発

 大手自動車メーカーから、2021年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた自動運転(ADAS)のプロトタイプ(なお、試作品としての位置付けであり、世の中に正式にリリースされるものではありません)のアプリ開発を請け負いました。

 移動状況の即時監視、車両側の異物検知による衝突判定機能、安心安全な自動駐車システムの先行技術開発を行いました。本技術は、将来実現されるであろう遠隔駐車(リモートバレー)に活用できる重要な技術です。


・自動車遠隔制御システム開発

 自動車ローンで自動車を購入した顧客のローン返済が滞り、かつその顧客と音信不通の状態に陥った際に、遠隔にて強制的に自動車のエンジンが掛からなくする遠隔制御システムです。


・子供向けAI音声認識小型教材ロボの開発

 子供向けの教材用小型ロボに当社グループのAI技術を組み込むことにより、子供が話しかけた内容をロボが音声認識し、様々な教科の問題をクイズ形式で出題し、子供が学習するエンターテイメント要素も含んだ教材製品になります。


・ライブ配信アプリ開発

 ファンと演者のコミュニティプラットフォーム「Funkeon」の開発を請け負いました。AI技術を用いた各種機能を実装しております。


③ 金融自動売買システムの販売

 当社開発の金融自動売買システム「SAZANAMI SYSTEM」を販売しております。為替取引において、過去のデータを基にバックテストを実施し、ある一定のアルゴリズムを事前設定する事で、自動で為替取引がされるシステムです。売切り型の製品となる為、販売後のシステム更新等は行っておりません。企業経営オーナー等の富裕層を中心とした顧客向けに販売を行っております。

 上記のような技術を利用した受託開発を継続的に行うことで、その開発力を維持・向上させる他、PoCのような一過性の案件であったとしても、それが顧客接点を増やすことに繋がると考え、積極的に受注しております。

 上記のような開発力や顧客接点の蓄積は、今後の当社グループの事業展開及び事業拡大に繋がると考えております。

(2) SaaS事業

 自社プロダクトとして、SaaSの開発・提供を行っており、当社が販売及びカスタマーサポート業務を、株式会社Cotoriが開発・保守・メンテナンス等の業務を行っております。

 本事業では、主として顧客企業から、クラウドで提供するサービスの対価を利用期間に応じて受領しております。売切り型ではなく、継続的なサービスの提供を前提としていることから、継続的に収益が積み上がっていくストック型のビジネスモデルであり、同時に新規契約数の増加により高い成長を目指せるビジネスモデルでもあります。


 開発・提供する具体的なSaaSプロダクトの例は、次のとおりであります。

① 人材派遣会社向け業務管理システム「jobs」

 主として取り組んでいる製品です。中小の人材派遣会社向けに開発したクラウド型の業務管理システムで、人材派遣業務に関する業務全般を、同製品内で一元的に管理することができます。数多くの中小の人材派遣会社が業務効率化を図るために業務管理システムを導入する際に、既存のシステムは初期費用がかかり、月額利用料も数十万円程度であったり、利用者にとって使いづらい設計になっていたりすることが大きな負担になっておりました。

 中小企業にとってのソリューションツールとなるべく、価格は初期費用なし・月額3万円とし、また、LINEとの連携機能を除き定額で利用可能であり、利用制限がなく直感的に使えるUI/UXとなるよう設計しております。「jobs」を導入することにより、人材派遣会社が派遣社員を管理する上で必要な「スタッフ情報管理」「仕事情報管理」「顧客情報管理」「マッチング」「勤怠報告」「経費精算」「給与計算」「請求書等の書類作成」等の様々な機能が掲載されており業務の効率化が期待できることになります。

 直接販売する契約の他、代理店経由での上記月額利用料を収益としております。また、2021年5月にはディップ株式会社と販売業務提携を開始し、販路の拡大を図っております。


② Sales Enablementツール「Circle」

 ワークスモバイルジャパン株式会社が提供する企業向けのクラウド型ビジネスチャットツール「LINE WORKS」とシステム連携をして、企業の営業活動をIT技術の活用により効率化するSales Enablementツール「Circle」を、SaaSとして提供しております。「Circle」を導入することで、「LINE WORKS」でつながる「LINE」の友だち(=顧客)の情報を自動取得し、管理画面から顧客データを出力するといった顧客管理機能や、1:n(複数)の配信機能が利用可能となります。また、「Circle」を「LINE WORKS」の「Salesデータハブ」(複数のシステム間のデータを一カ所で管理するシステム)とすることで、SalesforceやCRMを起点にシステムを跨いだ営業活動が可能になります。

 当社グループは、月額利用料(毎月定額の基本料金及びチャット配信数等の利用量による従量課金)を収益としております。


【業績等】

決算期 種別 売上高 営業利益 経常利益 純利益

2023/01 連結3Q累計実績 780 114 115 44

2023/01 連結会社予想 1,051 160 151 69

2022/01 連結実績 789 60 61 81

2021/01 連結実績 785 15 23 29


決算期 種別 EPS BPS 配当

2023/01 連結会社予想 28.70 251.40 -


上場時発行済株数 2,715,400株

公開株数 805,000株(公募300,000株、売り出し400,000株、オーバーアロットメント105,000株)

調達資金使途 採用費・人件費、広告宣伝費・販売促進費


PER:34.8

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:8.1億

公募時時価:27億

​   

【株主構成】 

良原広樹 代表取締役社長 1,449,600 60.01% 180日

石原慎也 特別利害関係者など 317,800 13.16% 180日

伊藤繁三 特別利害関係者など 231,600 9.59% 90日

畠山学 取締役 228,800 9.47% 180日

(株)エコ革 特別利害関係者など 154,800 6.41% 180日

宮内駿 取締役 32,800 1.36% 


 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である良原広樹、売出人である畠山学、当社株主である石原慎也、株式会社エコ革は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2023年7月24日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式(当社新株予約権及び新株予約権の行使により取得した当社普通株式を含む)の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く。)等は行わない旨合意しております。

 当社株主である伊藤繁三は、募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2023年4月25日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等は行わない旨合意しております。


【代表者】

代表者名 良原 広樹(上場時40歳6カ月)/1982年生

本店所在地 東京都中央区東日本橋

設立年 2014年

従業員数 9人 (2022/11/30現在)(平均31.8歳、年収325.1万円)、連結45人

事業内容 映像ソフトウエア制作、AI(人工知能)などデジタル技術に関連したシステム開発、人材派遣会社向け業務管理システムの提供

URL https://technologies-group.co.jp/

株主数 6人 (目論見書より)

資本金 444,000,000円 (2022/12/16現在)

社員数 9人(2022年11月30日現在)

代表者生年月日 1982年07月02日生まれ

代表者略歴

2006年04月 株式会社ガイア 入社、同社 副社長就任

2010年10月 同社 取締役副社長就任、株式会社札幌ガイア 取締役就任、株式会社ガイア・ビルド 取締役就任

2010年12月 株式会社トポスエンタープライズ 取締役就任

2014年08月 当社設立、代表取締役社長就任(現任)

2019年06月 株式会社Cotori 取締役就任


【幹事団】

主幹事証券 東洋 581,000 83.00%

引受証券 SBI 42,000 6.00%

引受証券 東海東京 14,000 2.00%

引受証券 マネックス 14,000 2.00%

引受証券 楽天 14,000 2.00%

引受証券 極東 7,000 1.00%

引受証券 松井 7,000 1.00%

引受証券 岩井コスモ 7,000 1.00%

引受証券 水戸 7,000 1.00%

引受証券 あかつき 7,000 1.00%


【参考類似企業】今期予想PER(12/28)

2468  フュートレック - (連結予想)

3698 CRI・MW 22.5倍 (連結予想)

3773 AMI 30.3倍 (連結予想)

3854 アイル 28.7倍 (連結予想)

4011 ヘッドウォータ 77.3倍 (連結予想)

4052 フィーチャ 49.9倍 (連結予想)

4056 ニューラル - (連結予想)

4334 ユークス 15.1倍 (連結予想)

4425 Kudan - (連結予想)

4728 トーセ 16.0倍 (連結予想)

5126 ポーターズ 12.9倍 (単独予想)

6033 エクストリーム 15.1倍 (連結予想)


【私見】

 業種としてはAI・ソフト関連で悪くはありませんが、遊技場向けという優位性はありますが、その他では大きな優位性はなさそうです。業績は伸びはいますが、PERからも割安感はないので、初値段階で上がってしまえば割高感はあります。一番の利点は、VCなしでほぼロックがされていることで、吸収金額も小さく、前後のIPOが空くことで初値高騰することは間違いないでしょう。


想定価額:950円

仮条件上限:1000円

初値予想:3000円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価:3.5

2023年1月11日水曜日

年末IPO2022総括

今年は目玉IPOがなく盛り上がりに欠けるので総括しませんでしたが、遅ればせながら総括いたします。

ウェルブレイド、monoAIを3.5に近い4を付けたのみで、自信をもって4を付けた銘柄はありませんでした。参戦はしていませんが、両銘柄とも時期はずれても初値から高値までの上昇率はまずまずでした。

 その他、健闘したのがELEMENTS。赤字が気になり参戦はしませんでしたが、需給の良さと低単価からIPOらしい動きでした。それにつられてBTMなども連れ高するという良い流れになりました。需給と内容の両方兼ね備えている銘柄が少なかったので、大幅高する銘柄はないと思い、VCがいない割安銘柄に参戦する方向で、BBでは大栄環境、セカンダリーではサンクゼールを狙っていました。大栄はロットも多く目標株価1800円に近かったのでほぼ初値売り。サンクゼールは3000円が目先の目標株価でしたので売却済みです。その流れで割安なスタンダード銘柄のアソインター、コーチA、アルファPにいきましたが、こちらは低い初値でも現状では低迷しており失敗でした。コーチAはスパークスの買いで多少の期待感があり、アソインターは海外比率を高め、中期でナカニシのようなイメージを連想するので中期でホールド予定。アルファPは安く寄ったので買ってしまいましたが、どこかで処分するかもしれません。現状2勝3敗ですが、2勝1敗2分けくらいに持ち込みたいところです。

その他はマークを外してしまったので、買う予定は今のところなく、3月の期末IPOに向けて準備したいと思います。