2019年6月28日金曜日

PO(CREロジスティクスファンド投資法人)

CREロジスティクスファンド投資法人    3487   東R
公募   28,100口    売出0口     OA2,810口
合計 30,910口
仮条件 2.5%~5.0% 7/8〜11
主幹事 SMBC日興証券
引受人 野村證券   大和証券    みずほ証券    三菱UFJモルガン・スタンレー証券
貸借銘柄
発表前終値:118000円 規模:36億
参加度:やや強気

2019年6月27日木曜日

前日予想(リビンテクノロジー)

リビンテクノロジー
初値予想  11000円
初値買い  中立〜やや強気
地合いは悪いですが需給は良いので、安ければ買いも検討

2019年6月26日水曜日

前日予想(新日本製薬、あさくま)

新日本製薬
初値予想  1700円
初値買い   中立
参戦しない予定


あさくま
初値予想  2000円
初値買い   中立
 無理には参戦しない予定

2019年6月25日火曜日

前日予想(ヤシマキザイ)

ヤシマキザイ
初値予想 1600円
初値買い  中立
無理には狙わない予定

上場承認(ブシロード)

7/29 ブシロード 7803 その他製品 マザ SMBC日興証券    
事業内容:各種IPを使ったトレーディングカードゲーム、モバイルオンラインゲーム、映像音楽コンテンツ、イベント、グッズの企画、開発、製造、販売
公開株数合計 3,783,000  OA567,400(80億)
公募株数 2,100,000 売出株数1,683,000
発行済み株数⇒15,706,000(289億)
ブックビルディング7/11~18
引受証券会社名 SMB日興証券 大和証券  みずほ証券 SBI証券  楽天証券  マネックス証券 エース証券 水戸証券 
想定価格:1840円 予想レンジ2000円~3000円 期待度3.5
業種としては面白いですが、規模が大きいので大きくは上がらないでしょう。

2019年6月24日月曜日

前日予想(インフォネット)

インフォネット
初値予想  4000円
初値買い  中立
ブランディングのようにはならないと思いますが、無理には狙わない予定。

2019年6月21日金曜日

IPO分析(フィードフォース)

【事業内容】
 当社は「『働く』を豊かにする。~B2B領域でイノベーションを起こし続ける~」というミッションを掲げ、企業の生産性を向上させるサービス・プロダクトづくりを通じて豊かな働き方を実現するべく事業活動を行っております。特に、デジタルマーケティング領域において、データフィード、構造化データ、ID連携をはじめとしたテクノロジーを駆使し、「企業の持つ情報を適切な形でユーザーに届ける」ことで、企業の抱える課題の解決や生産性の向上を支援しております。 
 データフィードを活用する最大のメリットは「簡単に様々な場所に散らばった情報を最新の情報に保てること」です。たとえば、EC 事業者が、商品情報を最新のものにしたいと考えたとき、更新した商品のリストにあわせてEC サイト、比較サイト、ショッピングモール、ソーシャルメディア、リスティング広告、ディスプレイ広告、アフィリエイトなど、様々な場所に散らばっている古い情報を新しい情報に書き換える必要があります。これをすばやく確実に行えるのがデータフィードです。
 データフィードを活用した広告の代表例としては、Googleにて商品やこれに関連するワードを検索したユーザーに対して商品の画像や価格、ショップ名等を表示する「Google ショッピング広告」、FacebookやInstagram等のタイムラインに表示される「インフィード広告」、CriteoやGoogle等がサイト内の商品閲覧履歴などの行動データに基づき最適な広告を配信する「動的ターゲティング広告」が挙げられます。
 現在、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルコンピュータ等の普及により、かつてパーソナルコンピューターに限られていたインターネットへのアクセスは、様々なデバイスを通じて可能となっております。また、一般的なWebサイトに加え、Googleの提供する検索エンジン、Facebook/ Instagram、Twitter等のソーシャルメディアやLINE等のメッセンジャーアプリなどのプラットフォームの登場により、ユーザーが情報を得るメディアも多種多様になっております。あらゆるデバイスやメディアが分散化(以下「フラグメンテーション」)されたことで、一律に同じ情報を受動的に入手するのではなく、それぞれのユーザーが嗜好にあった情報を能動的に入手する時代へと変化を遂げております。 
 当社事業は、企業のデジタルマーケティング支援をビジネスの主軸に、顧客属性に応じたサービスの提供方法により、プロフェッショナルサービス事業とSaaS事業の2つの事業セグメントで構成されております。プロフェッショナルサービス事業では、主としてエンタープライズを中心とした顧客に対して、個々のニーズに応じたデータフィードの構築やプラットフォームへの広告配信受託を行っております。一方で、SaaS事業においては、SMBと言われるような中小規模事業者もターゲットとして含め、SaaS型でのデータフィード統合管理ツールや自動広告出稿ツール等を提供しております。
 プロフェッショナルサービス事業にて大手を中心とした先進的な顧客のニーズにテイラーメイドで対応することで当社としてのノウハウを蓄積し、当該知見をSaaS事業の各サービスの機能に適宜組み込んでいくことで幅広い顧客に対して高品質なサービスの提供が可能となっている一方で、プロフェッショナルサービス事業におけるサービス提供にあたりSaaS事業のサービスや機能を一部利用するなど、両事業セグメントは相互補完関係にあると考えております。
 各事業セグメントにおける提供サービスの内容、特徴は以下のとおりです。
(1)プロフェッショナルサービス事業 
 当社のプロフェッショナルサービス事業は、エンタープライズを中心にデータフィードマーケティングの支援を行っております。具体的なサービスは以下のとおりです。
① DF PLUS 
 「DF PLUS」は、データフィード管理のアウトソーシング・サービスです。Criteo、Google(「ショッピング広告」及び「動的リマーケティング広告」)、Facebook / Instagram、Yahoo! JAPAN、Indeed など多数の広告媒体をはじめ、DMP、価格比較サイト、Instagram ショッピング機能まで、50社以上のインターネット媒体に対応しております。大手広告代理店でも多数採用されているなど豊富な導入実績があり、出稿までに必要な準備作業をスムーズにサポートします。
② Feedmatic 
 「Feedmatic」は、当社が各種アドテクノロジーサービスを開発してきた技術的な強みを活かし、機械学習による効果最大化を前提としたコンサルティング型広告運用サービスであり、データフィード広告)を中心としたコンサルティング型の広告運用代理業務及び企業内でのインハウス広告運用支援を行っております。特に、大量の商品・案件データを保有・更新する必要があるEC)、人材、不動産、旅行業界といった業種において高い成果実績を有しております。
③ Contents Feeder 
 「Contents Feeder」は、ロングテールキーワードに適合したサテライトサイトを生成・自動運用するSEO支援サービスです。ただキーワードを詰め込んだ機械的なページを生成するのではなく、RSSフィードやメタデータの活用支援をする中で培ってきたノウハウを活かし、ユーザーにとって価値のあるページの生成や自動運用を実現します。

(2)SaaS事業
 当社のSaaS事業は、エンタープライズ企業からSMBまで幅広い企業に対し、セルフサービスで高度なマーケティングが実施できるシステムとして、データフィードマーケティングの管理システムやソーシャルログインシステム等をSaaSにより提供しております。具体的なサービスは以下のとおりです。
① dfplus.io
 「dfplus.io」は、データフィードの作成、管理、最適化を広告担当者自身で行うことができるデータフィード統合管理ツールです。ユーザービリティの高いUI/UXの実装により、広告担当者は、柔軟で強力なルール設定が可能となり、企業の保有する商材データをGoogle ショッピング広告やCriteo、Facebookなどのデータフィード広告を含む多様な媒体に最適化することができます。

② EC Booster
 「EC Booster」は、事業者が運営するECサイトの商品情報を自動的に取得及び最適化し、検索結果として商品画像が表示されることが特徴である「Google ショッピング広告」に自動配信するサービスです。ECサイト運営者は小規模組織が圧倒的に多数を占めていることから、マーケティングや広告にかけられる予算も少なく、人的リソースも限られているのが実情です。このような実情を踏まえ、少額の広告予算でも広告成果を上げることができ、一旦Webサイト上から簡単な初期登録及び設定を行った後は、必要に応じて広告成果の確認と広告予算変更を行う程度で継続的な自動広告配信ができるように配慮し開発したツールです。

③ ソーシャルPLUS
 「ソーシャルPLUS」は、Facebook、Google、LINE、Yahoo! JAPANなどのアカウント情報を活用し、自社サイトへの会員登録やログインの簡素化をAPIを経由して実現するサービスです。サイトの会員登録数・購買のコンバージョン率の最大化を支援し、顧客接点の拡大から売上向上まで一気通貫で実現するマーケティング基盤を提供し、導入企業にとってはマーケティング上有用な情報を取得することが可能となります。
 また、あわせてLINEログインオプションを導入することにより、自社のWebサービスとLINEアカウントを連携させ、日常的にメールを使わないユーザーに対しても個別にLINEメッセージの配信ができるなど、LINEアカウントを起点に集客・アクション誘導・リピート促進までシームレスに完結させることができます。

 【業績等】
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 
(単独実績)2017.5 486 -28 -31 -32 
(単独実績)2018.5 562 -25 -28 -28 
(単独3Q累計実績)2019.5 490 9 7 7 
(単独予想)2020.5 989 235 232 161 

1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当 
(単独予想)2020.5 32.58 162.99 0 
調達資金使途 人件費・人材採用費、クラウド型ストレージやサーバー費用・情報機器関連購入費、本社増床に係る設備資金・賃料、借入金返済 

上場時発行済み株数 5,593,400株 (別に潜在株式364,800株) 
公開株数 782,000株(公募650,000株、売り出し30,100株、オーバーアロットメント101,900株) 

PER:35.2
PBR:
配当利回り:
公募時吸い上げ資金:9.0億
公募時時価:64億
    

【株主構成】 
(同)理力 役員らが議決権の過半数を所有する会社 2,000,000 37.68   180
塚田耕司 代表取締役社長 1,923,600 36.24  →8
トランス・コスモス(株) ベンチャーキャピタル(ファンド) 527,400 9.94   90.1.5
(株)マイナビ 特別利害関係者など 217,600 4.10 90.1.5
寺嶋徹 特別利害関係者など 120,000 2.26 180
喜多宏介 取締役 83,800 1.58  180
秋山勝 特別利害関係者など 80,000 1.51  180
宮城満英 従業員 61,600 1.16  180
西山真吾 取締役 41,000 0.77  180
大西健太 従業員 40,000 0.75 
市野玄 従業員 40,000 0.75 

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、大株主であり売出人かつ貸株人である塚田耕司、売出人である秋山勝、並びに当社の株主である合同会社理力、寺嶋徹、喜多宏介、宮城満英、西山真吾は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(2019年12月31日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること等を除く。)を行わない旨を合意しております。 

 また、当社の株主であるトランス・コスモス株式会社、株式会社マイナビは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(2019年10月2日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、当社普通株式の売却価格が本募集等における発行価格又は売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。 

加えて、当社は主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしに、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換もしくは交換される有価証券の発行又は当社普通株式を取得もしくは受領する権利を付与された有価証券の発行等(ただし、本募集、グリーンシューオプション、株式分割及びストックオプションにかかわる発行等を除く。)を行わない旨合意しております。 

【代表者】
代表者生年月日 1968年07月05日生まれ
代表者略歴 年月 概要
1992年04月 安田信託銀行(株)(現 みずほ信託銀行(株)) 入行
1996年10月 (株)ルートコミュニケーションズ設立 代表取締役就任
2006年03月 当社設立 代表取締役社長就任(現任)


【幹事団】
主幹事証券 大和 625,700 92.00 
引受証券 SBI 6,800 1.00 
引受証券 野村 6,800 1.00 
引受証券 エース 6,800 1.00 
引受証券 丸三 6,800 1.00 
引受証券 マネックス 6,800 1.00 
引受証券 東海東京 6,800 1.00 
引受証券 エイチ・エス 6,800 1.00 
引受証券 みずほ 6,800 1.00 

【参考類似企業】 今期予想PER(6/5) 
2497  UNITED 3.7倍(連結予想 ) 
3690  ロックオン -倍(連結予想 ) 
3984  ユーザローカル 65.5倍(単独予想 ) 
6094  フリークアウト 46.2倍(連結予想 ) 
6185  SMN 26.9倍(連結予想 ) 


【私見】
 ネット・SNS関連で完全な類似業種がなく業種妙味は非常にあります。売上規模からも小規模ですが、利益率は高く100~200の高PERが容認される業種ではあると思います。吸収金額も小さめで時価総額200億を超えても問題ないと思いますが、トランスとマイナビがロックが外れることはやや気になります。初値段階で高いとは思いますが、緩めばセカンダリーの可能性もある銘柄です。

想定価額:1020円
仮条件上限:1150円
初値予想:4000円
ブック申し込み度・・・強気
セカンダリー期待度・・・中立~やや強気

総合評価4

上場承認(ビーアンドピー)

7/24  ビーアンドピー    7804 その他製品 マザ いちよし証券      
事業内容       業務用インクジェットプリンターを使用した販売促進用の広告制作、インテリア等の生活資材・製品制作
公開株数合計 600,000 OA 90,000(13.1億)
公募株数 300,000 売出株数 300,000
発行済み株数 ⇒2,300,000(44億)
ブックビルディング7/05〜11
引受証券会社    いちよし証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 大和証券 極東証券 マネックス証券     岩井コスモ証券     SBI証券 エース証券   東洋証券
想定価格:1900円 予想レン2500円~5000円 期待度3.5
業種からはそこまで良いとも思いませんが、業績は良いのでそこそこの人気

2019年6月20日木曜日

前日予想(ブランディングテクノロジー)

ブランディングテクノロジー
初値予想  4800円
初値買い  中立
高いと思うので、安く寄らなければ参戦しない予定。

2019年6月19日水曜日

前日予想(ピアズ)

ピアズ
初値予想  5200円
初値買い  中立
需給は良いですが、安く寄らない限り参戦しない予定。

PO(スシローグローバルHD)

スシローグローバルホールディングス   3563  東1
公募   0株     売出6,600,000株      OA990,000株
合計 7,590,000株
仮条件 3.0%~5.0% 6/26~7/1
主幹事 SMBC日興証券    みずほ証券   野村證券
引受 三菱UFJモルガンスタンレー証券
貸借銘柄
終値  7640円
参加度  中立

2019年6月18日火曜日

前日予想(日本グランデ、Sansan)

日本グランデ
初値予想  720円
初値買い    ノーマーク予定


Sansan
初値予想  4500円
初値買い   注目はしますが参戦しない予定

2019年6月14日金曜日

上場承認(Link-U)

7/18  Link-U    4446 情報・通信業 マザ SMBC日興証券      
事業内容〜サーバー技術を用いたデータ通信、分析・処理を主としたインターネット事業
公開株数合計 513,000 OA 76,900(15.2億)
公募株数 251,000 売出株数 262,000
発行済み株数⇒4,455,000(114億)
ブックビルディング7/02〜8
引受証券会社   SMBC日興証券 SBI証券   野村證券    極東証券    いちよし証券     エース証券   岡三証券
想定価格:2580円 予想レンジ3500円~6000円 期待度3.5
規模はやや大きめですが、業種的にも面白くそこそこ人気になりそうな銘柄。

IPO分析(リビン・テクノロジー)

【事業内容】
  当社は、「インターネットを利用して、人々の生活に密着した手放せないサービスを提供し、世の中に必要不可欠な企業になる」という企業理念のもと、「不動産プラットフォーム事業」として、不動産・住宅業界に特化したインターネットマーケティングサービスを提供しております。 
 「不動産プラットフォーム事業」では、当社が運営する不動産会社比較バーティカルメディア「リビンマッチ」を軸に、「売りたい」「管理してほしい」「建てたい」「土地を活用したい」といった不動産に関するエンドユーザーのさまざまなニーズと、当社のクライアントである不動産会社(以下、「加盟企業」という。)の集客に関するニーズの双方を満たすサービスを提供しております。 
 なお、当社は「不動産プラットフォーム事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載に代えてサービス別に事業内容を記載しております。 

[マッチングサービス] 
 マッチングサービスでは、主にエンドユーザーと加盟企業をマッチングするインターネットサービスを提供しております。
 エンドユーザーは、不動産会社比較バーティカルメディア「リビンマッチ」の提供する各サービスについて、無料で複数の加盟企業に一括で問い合わせを行うことが可能となっております。一方、加盟企業は、エンドユーザーからの問い合わせの獲得を通じて、エンドユーザーを見込客として営業活動を行うことが可能となります。不動産会社比較バーティカルメディア「リビンマッチ」へのエンドユーザーの訪問数は、年間1,600万を超えており、年間9万件を超える問い合わせをいただいております。 
 マッチングサービスでは、反響課金型または定額課金型の利用料体系を採用しております。反響課金型の利用料体系では、加盟企業はエンドユーザーからの問い合わせの獲得数等の一定の成果に応じて利用料を支払うため、初期費用・月額固定費用ゼロでエンドユーザーからの問い合わせを獲得することが可能となっております。
 マッチングサービスでは、現在、主に以下のサービスを提供しておりますが、「リビンマッチ」のバーティカルメディアとしての価値を向上させるとともに、エンドユーザー及び加盟企業のご期待に添えるよう、今後も、サービスの拡充を続ける方針であります。 
    
サービス
① 不動産売却
 不動産を売却したいエンドユーザーが、最大6社の加盟企業に一括で査定依頼することができるサービスです。
 エンドユーザーは、複数の不動産会社を比較することで、不動産をより高く売却できる買い手を探してくれる不動産会社を、手軽に見つけることが可能となっております。

② 土地活用
 遊休地を有効活用したいエンドユーザーが、賃貸アパート建築・賃貸マンション建築・高齢者向け賃貸住宅建築・駐車場経営・戸建賃貸・資産活用の相談といった土地活用の各種プランについて、集合住宅メーカーなど複数の加盟企業に一括で資料請求することができるサービスです。
  
③ 賃貸管理
 転居予定の自宅や投資用不動産を保有しているエンドユーザーが、賃貸管理業務(入居者の募集や家賃の集金、建物の清掃や入居者フォローなど)を行ってくれる賃貸管理会社など複数の加盟企業に一括で資料請求や家賃査定を依頼することができるサービスです。

④ 不動産買取
 不動産を売却したいエンドユーザーが、不動産会社に買い手を探してもらうのではなく、不動産会社に直接、買取ってほしい場合に、複数の加盟企業に一括で問い合わせを行うことができるサービスです。
 加盟企業がエンドユーザーの保有する不動産の直接的な買い手となるため、上記①不動産売却と比較して、売却までの期間を短くできるメリットがあります。
  
⑤ 任意売却
 任意売却とは、不動産所有者本人の意思により、不動産に対して抵当権を設定している債権者(銀行やカードローン会社を代表とした金融機関)や利害関係者に抵当権や差押登記などを解除してもらい、債務者である売主(不動産の所有者)と買主との間において売買契約を締結することをいいます。
 このような任意売却を考えているエンドユーザーが、複数の加盟企業に無料相談及び査定を依頼することができるサービスです。

⑥ リノベーション
 これから中古住宅を購入してリノベーションしたい、リノベーション済の住宅を探したい、住んでいる家や賃貸住宅をリノベーションしたいといった検討をしているエンドユーザーが、複数の加盟企業に一括で資料請求することができるサービスです。
  
⑦ 注文住宅
 注文住宅を建てたい、ハウスメーカー・工務店・設計事務所を探している等の要望を持っているエンドユーザーが、複数の建築プラン(カタログ)を一括で資料請求できるサービスです。
  
⑧ 人材紹介
 不動産・住宅業界に特化した人材紹介サービスです。各種営業職(売買・賃貸・管理等)、用地仕入、開発、アセットマネジメント、プロパティマネジメント、ビル管理、マンション管理、管理部門、建築設計、意匠、積算、施工管理、建設コンサルタント等の職種を取り扱っております。

 また、マッチングサービスにおいては、エンドユーザーと加盟企業との間の円滑なやり取り・コミュニケーションを可能にし、業務管理を効率化する取引サポートシステムを構築しております。 
 具体的には、利用した不動産会社に対するエンドユーザーの評価を不動産会社自身が確認できるシステム(ユーザー評価)や、エンドユーザーへ案内する査定書を自動で作成できるシステム(査定書作成)、案件の進捗状況を管理できるシステム(進捗管理)、手間をかけずに簡単に自社の採用サイトを作成・一括管理できるシステム(採用CMS)等を提供することで、マッチング後の取引の成約率を高め、エンドユーザー・加盟企業双方の満足度向上を図ることができると考えております。なお、取引サポートシステムの利用料は、原則として無料となっております。

[ブランディングサービス] 
 ブランディングサービスでは、当社が運営する不動産会社比較バーティカルメディア「リビンマッチ」の広告枠を加盟企業に提供し、自社の強みや特長に関するコンテンツを掲載する(掲載型広告)ことや、Yahoo!やGoogle等の外部のインターネット広告媒体の広告枠を代理販売し、自社の広告を掲載する(ネット広告)ことにより、主に不動産会社を対象としてインターネット上におけるブランドイメージ構築の支援を行っております。 

【業績等】
業績動向(百万円) 営業収益 営業利益 経常利益 純利益 
(単独実績)2017.9 1,557 56 61 42 
(単独実績)2018.9 1,825 244 251 176 
(単独予想)2019.9 1,911 329 316 200 
(単独中間実績)2019.9 921 183 191 131 

1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当 
(単独予想)2019.9 158.62 - 0 
調達資金使途 広告宣伝費、開発費、セキュリティー強化投資、採用費、教育費  

上場時発行済み株数 1,330,000株 (別に潜在株式20,456株) 
公開株数 382,300株(公募90,000株、売り出し242,500株、オーバーアロットメント49,800株) 

PER:24.6
PBR:
配当利回り:
公募時吸い上げ資金:14.9億
公募時時価:52億
    

【株主構成】  
川合大無 代表取締役社長 840,000 66.64  180
川合商会(株) 役員らが議決権の過半数を所有する会社 400,000 31.73 180
小桜耕一 取締役 3,268 0.26 
佐藤慎也 取締役 2,424 0.19 
辻準 従業員 1,956 0.16 
田中靖宏 従業員 1,584 0.13 
平石英皓 監査等委員である取締役 1,220 0.10 
新藤正幸 - 1,200 0.10 
栗林正樹 従業員 1,156 0.09 
国藤直樹 従業員 1,128 0.09 

 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である川合大無並びに当社株主である川合商会株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後180日目の令和元年12月24日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること等は除く。)等は行わない旨合意しております。
 また、当社は主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換若しくは交換される有価証券の発行または当社普通株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行(ただし、本募集、株式分割及びストックオプションとしての新株予約権の発行等を除く。)等を行わない旨合意しております。


【代表者】
代表者生年月日 1975年07月26日生まれ
代表者略歴 年月 概要
1998年04月 ニチモウ(株)入社
2000年07月 バリューコマース(株)入社
2003年02月 (株)サイバーエージェント入社
2004年01月 当社設立 代表取締役社長就任(現任)


【幹事団】
主幹事証券 みずほ - - 
引受証券 SBI - - 
引受証券 SMBC日興 - - 
引受証券 楽天 - - 
引受証券 マネックス - - 
引受証券 いちよし - - 
引受証券 東海東京 - - 
引受証券 丸三 - - 
引受証券 岩井コスモ - - 
引受証券 エース - - 

【私見】
   不動産の不透明感もありややトーンダウンしているものの、人気の高い不動産テック銘柄。売上の伸びが低いのは気になるものの、今後の成長性も高く、GAテクノロジーとの比較からもPER50、時価総額も100から150億くらいの評価はしても良いかと思います。単価が高いので吸収金額は高いものの、株数自体は多くなく、VCなしでほぼロックもかかっているので需給は良く、セカンダリーでの人気になる可能性もありかと思います。

想定価額:3820円
仮条件上限:3900円
初値予想:11000円
ブック申し込み度・・・強気
セカンダリー期待度・・・中立〜やや強気

総合評価3.5

2019年6月12日水曜日

IPO分析(あさくま)

【事業内容】
 当社グループは、株式会社テンポスホールディングスを親会社とする企業グループに属し、飲食店の経営を主な事業として取り組んでおります。
1962年3月に「ドライバーズコーナー・キッチンあさくま」を愛知県日進町(現日進市)に開店以来、「ステーキのあさくま」の名称で名古屋市内から郊外へと店舗展開しはじめ、お客様が車で気軽に立ち寄り易いよう駐車場を完備した郊外型のステーキ・その他肉類を中心としたレストランとして、幹線道路沿いを中心に出店してまいりました。
当社の事業は「ステーキのあさくま」の店舗展開を主業態とするレストラン事業であり、「ステーキのあさくま」では、メインメニューであるステーキやハンバーグは和牛、国産牛、米国産牛、豪州産牛を使用し、一緒に新鮮なサラダ(サラダバー)を揃えております。また、原材料となる牛肉や野菜、ソースに至るまで、品質・鮮度にこだわった食材を追求し続け、バランスの取れた商品構成等を心がけております。
連結子会社の株式会社あさくまサクセッションは、ビュッフェレストラン「ファーマーズガーデン」、モツ焼き居酒屋「エビス参」、カフェ「オランダ坂珈琲邸」、インドネシア料理「スラバヤ」、インドネシア風居酒屋「ワヤンバリ」等、様々な業態の店舗展開を行っております。
 2019年4月30日現在、当社は直営店60店舗、FC加盟店7店舗の計67店舗、連結子会社の株式会社あさくまサクセッションは直営店20店舗を展開しており、当社グループ全体として計87店舗(FC加盟店を含む)となっております。

【業績等】
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 
(連結実績)2017.3 9,127 868 912 372 
(連結実績)2018.3 9,440 844 874 494 
(連結実績)2019.3 9,447 635 679 401 
(連結予想)2020.3 10,063 837 861 535 

1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当 
(連結予想)2020.3 105.24 814.16 20 
調達資金使途 新規出店にかかる設備投資資金 

上場時発行済み株数 5,210,420株 (別に潜在株式97,270株) 
公開株数 677,100株(公募500,000株、売り出し92,100株、オーバーアロットメント85,000株) 

PER:11.9
PBR:1.5
配当利回り:1.6%
公募時吸い上げ資金:8.5億
公募時時価:65億
    

【株主構成】  
(株)テンポスホールディングス 親会社 2,710,213 56.37  180
(有)あさしお 親会社取締役の資産管理会社 542,136 11.28 180 
近藤裕貴 特別利害関係者など 483,382 10.05  180
近藤典子 特別利害関係者など 429,082 8.92  180
西尾すみ子 取締役 174,200 3.62  180
近藤千鶴子 特別利害関係者など 58,796 1.25 180 
(株)りそな銀行 金融商品取引業者など 46,400 0.97 
(株)三井住友銀行 金融商品取引業者など 44,616 0.93 
キリンビール(株) 特別利害関係者など 42,000 0.87 
加藤利武 特別利害関係者など 21,040 0.44 

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である有限会社あさしお、貸株人である株式会社テンポスホールディングス、当社株主である近藤裕貴、近藤典子、西尾すみ子、近藤千鶴子、伊藤恵美、横田優、新貝栄市、矢田真一、大坂浩二は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2019年12月23日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。
また、当社は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2019年12月23日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の発行、当社株式に転換若しくは交換される有価証券の発行又は当社株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行(ただし、本募集、株式分割、ストックオプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、2019年5月24日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当増資等を除く。)等を行わない旨合意しております。


【代表者】
代表者生年月日 1963年07月28日生まれ

代表者略歴
1986年10月 (株)アレフ入社
1996年12月 同社ハーフダイム及び小樽倉庫事業部長
2006年04月 (株)マイニングアート設立
2008年07月 (株)ブロンコビリー入社
2010年12月 (株)ACO入社
2013年05月 同社代表取締役
2015年04月 当社入社 6月 当社取締役 (株)あさくまサクセッション取締役(現任)
2016年06月 当社代表取締役社長(現任)

【幹事団】
主幹事証券 三菱UFJモルガン・スタンレー 533,200 90.05 
引受証券 大和 11,800 1.99 
引受証券 SBI 11,800 1.99 
引受証券 東海東京 11,800 1.99 
引受証券 フィリップ 8,800 1.49 
引受証券 岡三 8,800 1.49 
引受証券 安藤 5,900 1.00 

【参考類似企業】 今期予想PER(5/28) 
2751  テンポスHD 40.7倍(連結見込 ) 
3053  ペッパー 11.4倍(連結予想 ) 
3068  WDI 43.2倍(連結予想 ) 
3091  ブロンコB 20.6倍(単独予想 ) 
3197  すかいHD 35.3倍(連結予想 ) 
3317  フライングG 11.8倍(単独予想 ) 
7412  アトム 252.1倍(連結予想 ) 
7614  オーエムツー 10.9倍(連結予想 ) 
8179  ロイヤルHD 34.5倍(連結予想 ) 
9861  吉野家HD 1,181.3倍(連結予想 ) 
9942  ジョイフル -倍(連結予想 ) 
9943  ココス 104.9倍(単独予想 ) 

【私見】
   テンポスとの親子上場にはなりますが、そこそこ知名度もある銘柄の上場。業績を見ると成長力は大きくなさそうですが、上場を機に新規出店も増えそうで、現在のPERや時価総額からももう一段上の評価はできると思います。更に需給も良く、優待有りと安定的な人気もありそうです。ブロンコビリーが一番近い銘柄だとは思いますが、規模感からは1/3程度で、時価総額100億辺りが当面の上限ラインで、初値でほぼ達成してしまうのかと思います。

想定価額:1150円
仮条件上限:1250円
初値予想:2000円
ブック申し込み度・・・強気
セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

2019年6月11日火曜日

前日予想(ユーピーアール)

ユーピーアール
初値予想  4800円→4500円
初値買い   中立〜やや強気
安ければマーク予定

IPO分析(新日本製薬)

【事業内容】
 当社は化粧品、健康食品及び医薬品の商品開発、販売を行っております。当社は、お客さまが抱える美と健康に関するお悩みにお応えすることをめざし、通信販売を主軸に各販売チャネルを通じて事業を展開しております。また、コールセンターのコミュニケーターや直営店舗のビューティーアドバイザーは、お客さまのニーズやお悩みに合わせ、お客さま一人ひとりに合った商品のご提案と様々なサポートを行っております。お客さまとの取引の中で、お電話やオンラインショップでお客さまから直接頂いた生の声や商品購入実績等の情報は、当社のデータベースに蓄積し、厳正に管理しています。当社では、それらの情報を活かしながら、お客さまのニーズや嗜好にマッチした商品開発、サービス提供を行っています。
販売チャネルごとの取扱商品や事業内容は以下のとおりであります。

(1) 販売チャネル
① 通信販売
スキンケア、ベースメイク、ヘアケア等の化粧品、健康食品及び医薬品を通信販売で国内の個人へ販売しております。テレビや新聞、雑誌等のメディアへ出稿している広告等を見てお問い合わせいただいた方々に対し、自社及び外部委託をしているコールセンターのコミュニケーターにて注文を受けるとともに、コールセンターより商品の提案と様々なサポートを行っております。通信販売では、お客さまに商品を長くご利用いただくために「お買いものサービス」を提案しております。同サービスの中でも、「定期購入サービス」は、ご注文いただいた商品を定期的に販売するサービスで、累計購入金額に応じて設定されるステージ毎に、定期購入割引価格にて商品を販売しております。
化粧品、健康食品及び医薬品の各商品は、お電話だけでなく、当社のオンラインショップでの販売も行っております。また、オンラインショップでもお問い合わせを頂けるように対応しております。ご注文いただいた商品は、物流部門で梱包・出荷を行い、全国のお客さまへ販売しております。

② 直営店舗販売・卸売販売
化粧品及び健康食品を百貨店やショッピングセンターへ出店している直営店舗での対面型販売、GMSやバラエティショップ、販売代理店への卸売販売を通じて、全国のお客さまへ販売しております。全国の直営店舗では、専門のビューティーアドバイザーが専用のアプリケーションを使用して、肌診断やカウンセリングを実施し、お客さまのお悩みに合わせた商品の提案を行っております。

③ 海外販売
海外販売については、平成28年に台湾市場で通信販売を開始しました。その後、平成30年に香港市場で店舗販売、中国市場で越境EC、タイ市場で店舗販売を展開しております。海外販売は、海外代理店を通じて、店舗やEC等にて販売しております。

(2) 取扱い商品
当社が取り扱っている主な商品及びブランドは、次のとおりです。
① 化粧品
化粧品は、平成12年に基礎化粧品の通信販売を開始し、平成18年5月にオールインワン化粧品ラフィネ パーフェクトワンの販売を開始いたしました。現在、当社の基礎化粧品は、ブランド名を「PERFECT ONE」へ、リブランディングし、オールインワン美容液ジェル、化粧水、クレンジング・洗顔等をシンプルスキンケア商品として展開しております。化粧品については、当社で企画立案し、製造委託会社にて製品化、物流センターから全国のお客さまへ出荷しております。また、直営店舗や取扱店でも販売しております。
主力のパーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズは、化粧水・乳液・クリーム・美容液・パック・化粧下地の6役を1品で果たすシンプルスキンケア商品として、現在では機能や使用感の異なるタイプをラインナップし、販売しております。

② ヘルスケア
栄養バランス・生活習慣を整えて、お客さまの健やかな毎日をサポートするために、健康食品や医薬品を展開しております。ヘルスケア商品についても、化粧品と同様に、当社にて商品の企画を行い、製造委託会社にて製品化、物流センターから全国のお客さまへ出荷、販売しております。
健康食品の朝イチスッキリ!シリーズでは、人々の健康志向が高まる中、日頃の野菜不足が気になる方のために、国産素材20種類と乳酸菌、酵素をバランス良く配合した青汁である「朝イチスッキリ!青汁サラダプラス」を販売しております。また、ひざ関節の曲げ伸ばしや柔軟性をサポートする機能性表示食品「ロコアタックEX」、L-カルニチンと体感系サポート成分フォースリーンなどを配合し、ダイエット時の栄養補給をサポートする「カルニチンクィーン」等の商品を販売しております。医薬品では、からだの内側から肌を整えて、イボ・肌あれに有効なヨクイニンから成分を抽出し、飲みやすい錠剤にした「新日本製薬の生薬 ヨクイニンエキス錠SH」等の商品を販売しております。


【業績等】
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 
(単独実績)2017.9 28,372 2,151 2,275 1,477 
(単独実績)2018.9 31,210 2,493 2,499 1,751 
(単独予想)2019.9 33,319 2,600 2,612 1,753 
(単独中間実績)2019.9 16,546 1,447 1,419 865 

1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当 
(単独予想)2019.9 110.73 559.07 16.8 
調達資金使途 システム投資、商品開発、チャネル開発・顧客開発 

上場時発行済み株数 20,881,300株 (別に潜在株式14,500株) 
公開株数 5,600,000株(公募300,000株、売り出し4,570,000株、オーバーアロットメント730,000株) 

PER:13.2
PBR:2.6
配当利回り:1.1%
公募時吸い上げ資金:82.3億
公募時時価:306億
    

【株主構成】 
(株)ラプリス 特別利害関係者など 5,790,000 28.11  90
山田英二郎 特別利害関係者など 5,750,000 27.92  90
山田恵美 特別利害関係者など 4,000,000 19.42  90
(公財)新日本先進医療研究財団 特別利害関係者など 2,250,000 10.92 90 
後藤孝洋 代表取締役社長 1,825,000 8.86  90
八重樫宏志 専務取締役執行役員 490,000 2.38  90
社員持ち株会 特別利害関係者など 96,300 0.47  90
福原光佳 取締役執行役員 85,000 0.41  90
松下大樹 特別利害関係者など 45,000 0.22  90
和田一広 特別利害関係者など 42,500 0.21  90

 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である後藤孝洋及び売出人である株式会社ラプリス、山田英二郎、山田恵美、八重樫宏志、公益財団法人新日本先進医療研究財団、福原光佳は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の令和元年9月24日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。
また、当社は主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換若しくは交換される有価証券の発行又は当社普通株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行(ただし、本募集、株式分割、ストックオプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、令和元年5月23日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当増資等を除く。)等を行わない旨合意しております。

なお、上記のいずれの場合においても、主幹事会社はロックアップ期間中であってもその裁量で当該合意の内容を一部若しくは全部につき解除できる権限を有しております。


【代表者】
代表者生年月日 1971年01月16日生まれ
代表者略歴 年月 概要
1989年04月 (株)小倉スポーツ入社 9月 (有)錦興業入社
1993年06月 (有)サンテック入社
1994年09月 (株)サンヴェール転籍
1995年02月 (有)サンテック転籍 7月 (株)新日本リビング(現 当社)入社
1998年09月 (株)新日本リビング(現 当社)部長
2005年12月 当社代表取締役就任(現任)
2014年04月 (株)新日本ホールディングス(現 当社)取締役就任
2016年03月 (株)新日本医薬(現 当社)代表取締役就任

【幹事団】
主幹事証券 みずほ - - 
引受証券 SMBC日興 - - 
引受証券 大和 - - 
引受証券 SBI - - 
引受証券 マネックス - - 
引受証券 西日本シティTT - - 
引受証券 東海東京 - - 
引受証券 いちよし -  


【参考類似企業】 今期予想PER(5/27) 
4911  資生堂 43.8倍(連結予想 ) 
4918  アイビー 25.1倍(単独予想 ) 
4919  ミルボン 40.0倍(連結予想 ) 
4921  ファンケル 33.4倍(連結予想 ) 
4925  HABA 14.9倍(連結予想 ) 
4926  シーボン 69.5倍(連結予想 ) 
4927  ポーラオルHD 27.4倍(連結予想 ) 
4928  ノエビアHD 25.0倍(連結予想 ) 


【私見】
   主力製品パーフェクトワンが好調で、安定した利益があり、海外展開次第で今後の株価が左右されそうです。一時の越境ECブームであれば相当人気が予想されましたが、現状落ち着いたので過大に評価されることはなさそうです。
需給はVCはなく、ロックもほぼかかっているので好感が持てますが、吸収金額・時価総額共に大きいので初値段階での人気は限られているかと思います。
規模的には機関の買い次第で予想が難しい銘柄ではありますが、比較としてはハーバー研究所で、時価総額330億、PER15、売上200億、利益17億とサイズ感はほぼ同一なので、マザーズ上場で成長性を加味すれば公募上の評価はしても良いかと思います。



想定価額:1470円
仮条件上限:1470円
初値予想:1700円
ブック申し込み度・・・やや強気
セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3

2019年6月10日月曜日

IPO分析(ヤシマキザイ)

【事業内容】
鉄道事業
 鉄道車両製品を主な市場として鉄道事業者及び鉄道車両メーカーや鉄道車両用電気品メーカーなどを販売先とし、鉄道車両用電気品、同車体用品、同車載品、コネクタ・電子部品を主な商材として取り扱っており、商材ストック機能を有し安定供給を図っています。また販売先のニーズに応え、仕入先の要望に基づく拡販も行い、リレーションシップを構築しています。
当社は、創業以来、旧日本国有鉄道(現JR各社)と取引を行っており、初期の段階は旧日本国有鉄道の保有するディーゼル機関車用の内燃機関部品を主な商材に、日本各地の旧日本国有鉄道の管理局と取引を深めると同時に、北海道から九州まで全国に拠点展開を図ってまいりました。
現在においては、内燃機関部品のみならず鉄道車両用電気品や同車体用品、同車載品、さらにコネクタ・電子部品などの販売も手がけております。また、主要な仕入先との連携を一層深め、発変電設備や鉄道用システムの取り扱いも行い、鉄道事業者との取引のみならず、鉄道車両メーカー、鉄道車両用電気品メーカー、信号メーカー、機械メーカー、工事会社などに対し、鉄道に関わる様々な商材の販売を展開しております。
さらに、国外においては、中国の高速鉄道網の拡充にともない、上海市に亜西瑪(上海)貿易有限公司を設立し、鉄道車両メーカーで売上高が世界で最大の「中国中車股份有限公司(中国中車)」への販売を中心として展開しております。また、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド等においても、それぞれ拠点を置き、鉄道に関する商材の販売もしくは販路を開拓しております。
当社グループは、JR各社をはじめとする鉄道事業者や鉄道用製品メーカー等の販売先に対し、現場に密接した営業対応を行う中で販売先の商材需要情報を取得し、その需要に対して安定的供給を図っています。そのために常時4千点以上の商材を在庫保有するストック機能を有し、電機メーカー等の販売代理店として主要仕入先とは緊密な連携を維持しております。また、販売先・仕入先双方の中心に立って、グループ内で情報共有し、納期調整やトラブル対応を行っております。なお、在庫の保管及び入出荷はヤシマ物流株式会社の生田事業所で行っております。
日々の営業活動の中で、販売先から既存の商材では実現できないような要望を頂いた場合、既存の仕入先メーカーに顧客ニーズを展開して仕様設計交渉を行うこと、または新たな仕入先の発掘をすることで新商材を開発し、ニーズに確実に応えます。
他方、仕入先からの要望に基づく拡販を行う場合、その情報をグループ内で水平展開し、既存・新規を問わず様々な販売先にその商材の紹介を行っています。その中で発生する規格対応等の様々な要求について仕入先とともに対応しながら、業界の水先案内人として新しい商流を構築しています。
現在では、電機メーカー、電子部品メーカー、機械メーカー、部品メーカー、化学品メーカー等を仕入先とし、様々な商流を構築しております。
こうした経験と実績から、当社グループが永続的な発展を続けるには、顧客の本当のニーズをくみ取り、ソリューションを組み立て、取引先との強固なリレーションシップを構築することが重要ととらえ、「現場・現物・現実」をキーワードとする3現主義を掲げております。「現場」とは、全国展開の拠点サービス網を活用し、現場の声を営業活動に反映すること、「現物」とは、商社として流通機能の向上を図ることでモノづくりに貢献すること、「現実」とは、市場調査・分析に立脚した戦略を重視して顧客のビジネス環境に対応したニーズを掘り起こすことをそれぞれ意味しております。この3現主義の実践によって取扱商材や取引規模を拡大しております。

 一般事業
当社グループは、根幹となる鉄道事業を発展強化させながら、一般事業へとビジネスフィールドを進展させてきました。本事業においては、鉄道事業における販売先以外の販売先を対象としており、産業機器メーカー、自動車関連メーカー、業務用機器通販事業者などを販売先としており、コネクタ・電子部品を主な商材として取り扱っております。
その他にも、海外の火力発電所用の補修・改造用品や、各種ハーネス加工品、電源ユニットなどのパワーデバイス、微小な気泡を含む水発生装置なども取り扱っております。
 また、医療業界への拡販や道路交通インフラ業界への進出をテーマに仕入先と連携して新たな商材の拡販に努めております。


【業績等】
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 
(連結実績)2017.3 32,517 956 1,038 696 
(連結実績)2018.3 33,499 408 533 329 
(連結実績)2019.3 37,014 640 756 479 
(連結予想)2020.3 37,342 514 600 400 

1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当 
(連結予想)2020.3 144.31 3,214.65 25 
調達資金使途 システム構築、海外人件費など 

上場時発行済み株数 2,880,000株 
公開株数 921,000株(公募250,000株、売り出し551,000株、オーバーアロットメント120,000株) 

PER:8.9
PBR:0.40
配当利回り:
公募時吸い上げ資金:11.8億
公募時時価:37億
    

【株主構成】
佐藤泰子 代表取締役会長の配偶者 468,400 18.15  90
神鋼造機(株) 特別利害関係者など 428,000 16.58 
関年子 取締役の血族 280,400 10.86  90
東京中小企業投資育成(株) ベンチャーキャピタル(ファンド) 200,000 7.75 90
従業員持ち株会 特別利害関係者など 191,200 7.41  180
関正一郎 取締役 191,152 7.41  90
佐藤厚 代表取締役会長 190,761 7.3 90 
(株)みなと銀行 特別利害関係者など 123,000 4.77  90
コクサイエアロマリン(株) 特別利害関係者など 120,000 4.65  90
日本生命保険(相) 特別利害関係者など 100,000 3.87  90

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人及び売出人である佐藤泰子及び関年子並びに売出人である株式会社みなと銀行並びに当社株主である東京中小企業投資育成株式会社、関正一郎、佐藤厚、コクサイエアロマリン株式会社、日本生命保険相互会社、関正幸、一般社団法人アカデミア・ヤシマ、株式会社陽栄、株式会社バンザイ、レシップホールディングス株式会社、佐藤商事株式会社、種部和夫、髙田一昭、小野崎正顕、中村修、矢島秀生、髙橋謙二及び倉田二三夫は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の令和元年9月23日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びグリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること等は除く。)は行わない旨合意しております。
また、当社株主であるヤシマキザイ従業員持株会は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の令和元年12月22日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。
加えて、当社は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の令和元年12月22日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換若しくは交換される有価証券の発行又は当社株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行等(ただし、本募集、株式分割及びストックオプションとしての新株予約権の発行等を除く。)を行わない旨合意しております。


【代表者】
代表者生年月日 1950年12月22日生まれ

代表者略歴 年月 概要
1977年04月 当社入社
2004年04月 亜西瑪(上海)貿易有限公司董事就任(現任)
2011年04月 海外営業本部長
2011年06月 取締役海外営業本部長就任
2012年06月 常務取締役海外営業本部長(兼)ソリューション本部長就任
2013年04月 取締役副社長海外営業本部長就任
2014年04月 代表取締役社長就任(現任)


【幹事団】
主幹事証券 野村 - - 
引受証券 SMBC日興 - - 
引受証券 みずほ - - 
引受証券 三菱UFJモルガン・スタンレー - - 
引受証券 エース - - 
引受証券 SBI - - 

【参考類似企業】今期予想PER(5/24)
3153  八洲電機10.4倍(連結予想 )
7420  佐鳥電機22.0倍(連結予想 )
8068  菱洋エレク34.8倍(連結予想 )
8140  リョーサン32.1倍(連結予想 )
8141  新光商35.4倍(連結予想 )

【私見】
   業種としては地味ですが、JRをおもな取引先とし安定感はあります。大きな成長性を感じないのでPERは妥当な水準ですが、海外の鉄道事業次第ではもう一段上の水準でも良いかと思います。東2なので派手さはありませんが、需給も問題ないので長期で考えれば一度は上昇する場面もあるかもしれません。

想定価額:1280円
仮条件上限:1280円
初値予想:1600円
ブック申し込み度・・・中立
セカンダリー期待度・・・中立
総合評価3