2021年1月30日土曜日

2021IPO予備軍

 報道では2021年も90社から100社の上場予定の見通しと言われてます。

以下、上場予備軍です。

ステムセル研究所・・・日本トリムの子会社で既に上場申請中。

キオクシアHD・・・半導体需要が回復し、問題はファンドの売値。

ウイングアーク1st・・・再々申請で3月にも。

サイバートラスト・・・再申請。

デリバリーコンサルティング・・・メディアシークの子会社。

ニューズTV・・・ベクトルの子会社。

ダイナブック~東芝から分離し、シャープの親会社のホンハイグループ。

住信SBIネット銀行

シェリングイノベーション・・・オーケストラHDの子会社。

キャンプファイヤー・・・ペパボで上場した家入一真のクラウドファンディング事業。

ビズリーチ・・・就職支援。

スパイダープラス・・・建設業アプリ。

網屋・・・セキュリティソフト。

ファブリカコミュニケーション・・・SMS。

ベビーカレンダー・・・クックパット騒動での分離。

シノケンREIT・・・昨夏に創設。

(引用元は主に1月29日のラジオ日経より)



2021年1月27日水曜日

決算チェック(かっこ)

 かっこ 

20年12月期の経常利益 9100万円→1億1500万円(前の期は9100万円)に26.4%上方修正

大きなサプライズではないですが、最初の決算で上方修正はプラス材料でした。

PO(ハローズ)

 ハローズ 2742 東1

公募 1,315,400口 売出 310,600口  OA243,900口

合計 1,869,900口

仮条件 3.0% ~5.0 % 2/3 ~8

共同主幹事 野村証券 

引受人

信用銘柄 

調達金額:

参加度:やや弱気

2021年1月26日火曜日

IPO分析(アールプランナー)

 【事業内容】

  当社グループの属する住宅・不動産業界では、住宅又は不動産のいずれかに特化した会社が多数存在しております。一般的に住宅に特化した会社は、住宅を「どこに建てるか」という土地に関する情報力は十分でなく、一方で、不動産に特化した会社は、地域の土地に関する情報力が豊富な反面、「どういった住宅に住みたいか」といった建物に関するニーズへの対応力に課題が多いことがあります。そのため、顧客が住宅購入の検討を始めてから入居に至るまでには、複数の業者との折衝を重ねて多くの課題を解決していく必要があります。

 これに対し、当社グループは、「デザイン力・商品力×不動産情報力×集客力×販売力」を強みとすることで、戸建住宅事業における「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」のビジネス展開(ワンストップ・プラットフォーム戦略)が可能となっております。

 すなわち、戸建住宅事業において「注文住宅」を取扱うことで、時代に合わせたデザイン・仕様・性能等のノウハウが当社グループ内に蓄積され、また「分譲住宅」を取扱うことで、土地に合わせた住宅を提供するノウハウが当社グループ内に蓄積されております。このように、「注文住宅」及び「分譲住宅」で培ったノウハウを相互に利用することで、顧客ニーズに合った住宅の提案を行っております。また、「不動産仲介」を取扱う中で、土地情報が当社グループ内に蓄積されることで、「注文住宅」を希望している顧客に対しては最適な土地情報を提供でき、「分譲住宅」においては建築に適した用地を確保することが可能となっております。また、「不動産仲介」においても、土地購入者に対して当社グループの住宅を提案するなど、当社グループで「注文住宅」及び「分譲住宅」を同時に取扱うことのメリットを活用しております。当社グループでは、この「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」のビジネスモデルを「ワンストップ・プラットフォーム戦略」と呼んでおり、当社グループの強みとしております。


(2) 当社グループの強み

① 住宅購入に関する多様なニーズをワンストップで解決できる体制

前述のとおり、顧客が住宅購入の検討を始めてから入居に至るまでには解決が必要な多くの課題が存在しております。当社グループの「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」のビジネスモデル(ワンストップ・プラットフォーム戦略)により、当社グループは住宅に関する様々な提案を行うことができ、多様な顧客ニーズに対応することが可能です。

 現在は自分のライフスタイルが重視される時代であり、顧客は皆、自分なりの好みやこだわりを持って家を選ぶ傾向にあります。しかしながら、こと住宅に関しては、デザイン、性能、価格、立地等、何かを妥協しないと手に入らないという既成概念がありました。また、通常、顧客は土地の所有状況や目的に応じて、不動産業者、工務店、モデルハウスや住宅展示場へと足を運ぶことになります。

 これに対し、当社グループは「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」を一体としたことで、住宅購入の様々なステージにおいて顧客への対応が可能であります。すなわち、当社グループでは土地を探すこと(立地の提案)から住宅のデザイン、性能、価格等の相談までワンストップで対応することで、希望の立地にデザイン性・機能性を兼ね備えた住宅を適正な価格で提供することを可能としております。その結果、顧客の様々な側面からのニーズに対応できる利便性のよいサービスを提供し、幅広い顧客層を開拓して成長を遂げてまいりました。


② 「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」の一体化によるシナジーと顧客の囲い込み

 「① 住宅購入に関する多様なニーズをワンストップで解決できる体制」からシナジーが生まれ、さらなる顧客の囲い込みも可能となっております。

 「ワンストップ・プラットフォーム戦略」により、当社グループのすべての住宅は「アールプランナーのデザイン住宅」として、「外観」「空間」「価格」を自社独自でデザインすることが可能となっております。通常、顧客は土地の所有状況や目的に応じて、不動産業者、工務店、モデルハウスや住宅展示場へと足を運ぶことになりますが、当社グループは「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」を一体としたことで、住宅購入の様々なステージにおいて顧客への対応が可能であります。

 「不動産仲介」においては、土地を所有していない顧客に対して、「分譲住宅」の紹介や、自社建築条件付き土地の紹介、土地の紹介(仲介)等を行っております。「不動産仲介」を行うことで当社グループ内に土地情報が蓄積され、蓄積された土地情報をもとに住宅建築時に土地を提案することで、「注文住宅」の成約率の向上にもつながっております。また、最終的に他社にて土地を購入することになった顧客でも、土地購入の検討過程で当社グループが案内した「分譲住宅」やモデルハウスの情報をもとに、住宅については当社グループの「注文住宅」を購入してもらえる可能性もあります。

 なお、当社グループは主な営業拠点を愛知県を中心として23拠点(愛知県:20拠点、東京都:3拠点)(2020年11月30日現在)構えており、住宅一次取得者(初めて住宅を購入する人)のボリュームゾーンを主要顧客層として、住宅・不動産に関わるサービスをワンストップで提供しております。


③ 住宅と不動産の「ワンストップ・プラットフォーム戦略」によるマーケティング上の施策

 住宅展示場と不動産店舗の同一エリアへの出店を進めております。同一エリア内に住宅展示場と不動産店舗を開設することで、当社グループ内での事業間の連携を密に行うことができ、住宅展示場⇔不動産店舗を往来する顧客の利便性の向上にも寄与しております。これにより、「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」のシナジーを最大限活用できる体制を整えております。


【業績等】

業績動向(百万円)売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.1 16,635 762 679 423

(連結実績)2020.1 19,183 687 593 434

(連結予想)2021.1 22,000 550 428 277

(連結3Q累計実績)2021.1 15,035 307 231 153

決算 3月中旬予定


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2021.1 277.50 2,151.62 0

調達資金使途 付随費用含む土地仕入れおよび建築費用の一部


上場時発行済み株数 1,270,000株 (別に潜在株式16,500株)

公開株数 460,000株(公募270,000株、売り出し130,000株、オーバーアロットメント60,000株)

シンジケート 公開株数400,000株 


PER:8.0

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:10.1億

公募時時価:28億

    


【株主構成】 以下90日

梢政樹 代表取締役社長など 290,000 28.53

古賀祐介 代表取締役会長など 260,000 25.58

Ko. International(株) 役員らが議決権の過半数を所有する会社 250,000 24.59

TreeTop(株) 役員らが議決権の過半数を所有する会社 200,000 19.68

安藤彰敏 取締役 2,000 0.20

舟橋和 取締役 2,000 0.20

森川祐次 従業員 1,500 0.15

山崎寛征 従業員 1,500 0.15

楯純二 従業員 1,500 0.15

広角祐輔 従業員 1,500 0.15


【代表者】

代表者名 梢 政樹(上場時45歳6カ月)/1975年生

本店所在地 愛知県名古屋市東区

設立年 2003年

従業員数 240人 (11/30現在)(平均32.6歳、年収513.6万円)、連結290人

株主数 4人 (目論見書より)

資本金 50,000,000円 (1/6現在)

代表者生年月日 1975年07月26日生まれ

代表者略歴 

1998年04月 中部積和不動産(株)(現 積水ハウス不動産中部(株)) 入社

2007年02月 (株)アールプランナー・ソリューションズ(現 (株)アールプランナー不動産) 取締役 就任

2009年12月 当社 取締役 就任

2010年06月 (株)アールプランナー・ソリューションズ(現 (株)アールプランナー不動産) 代表取締役 就任(現任)

2013年08月 当社 代表取締役社長 就任(現任)


【幹事団】

主幹事証券 野村 364,000 91.00

引受証券 三菱UFJモルガン・スタンレー 12,000 3.00

引受証券 みずほ 12,000 3.00

引受証券 SBI 12,000 3.00


【参考類似企業】今期予想PER(1/12)

1420  サンヨーH 16.1倍(連結予想 )

1439  安江工務 -倍(連結見込 )

2734  サーラ 9.2倍(連結見込 )

3465  ケイアイスター 8.7倍(連結予想 )

8886  ウッドフレンス 4.9倍(連結予想 )

8891  エムジーホーム 1.5倍(連結予想 )

8904  AVANTIA 12.6倍(連結予想 )

8995  誠建設 10.9倍(連結予想 )


【私見】

 愛知の戸建て不動産で、マンションから戸建て回帰という多少の流れはあるものの、大きな優位性はなく、評価はできません。業績はそこそこ伸びていて、PERからも平均並みで、次回決算の成長性を加味すれば上の評価はできそうです。需給は非常に良く、売り要素は全くないので、初値段階では上がり、その後停滞するパターンでしょうか。


想定価額:2090円

仮条件上限:2210円

初値予想:3800円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3


2021年1月25日月曜日

決算チェック(エネチェンジ)

 エネチェンジ 

20年12月期

営業損益は0.30億円の黒字から0.53億円の黒字(前期実績3.22億円の赤字)へ上方修正。

株価は上げすぎなので大きくは上がりませんが、初回からの上方修正は大きなプラス材料でした。

2021年1月23日土曜日

上場承認(coly)

 2/26 coly 4175 情報・通信業 マザ みずほ証券      

事業内容:モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営事業等

公開株数合計 1,326,000 OA198,900(60憶)

公募株数 804,000 売出株数 522,000

発行済み株数 ⇒5,304,000(208憶)

ブックビルディング2/08~15

引受証券会社 みずほ証券 野村證券 SBI証券 楽天証券 丸三証券 

想定価額:3930円 予想レンジ4500円~8000円 期待度4

業績の伸びは良く、3人の株主構成などからも話題性があり面白そうな銘柄です。

2021年1月22日金曜日

上場承認(室町ケミカル)

2/26 室町ケミカル 4885 医薬品 JQS 野村證券      

事業内容:医薬品の製造・販売、健康食品の企画・製造・販売、イオン交換樹脂の販売・加工

公開株数合計 1,470,000  OA220,500(13憶)

公募株数 970,000 売出株数 500,000

発行済み株数 ⇒3,875,000(30憶)

ブックビルディング2/08~15

引受証券会社 野村證券 FFG証券 みずほ証券 SBI証券 大和証券 楽天証券 岡三証券

想定価額:770円 予想レンジ1000円~2000円 期待度3

業種としては面白みはありませんが、需給は良いので初値に関しては問題ないでしょう。

PO(日本プロロジスリート投資法人)

 日本プロロジスリート投資法人 3283 東R

公募 110,480口 売出 0口  OA5,520口

合計 116,000口

仮条件 2.0% ~4.5 % 1/27 ~2/1

共同主幹事 SMBC日興証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 野村証券    みずほ証券 ゴールドマンサックス証券

引受人

貸借銘柄 

調達金額:343憶

参加度:やや強気

2021年1月21日木曜日

IPO分析(QDレーザ)

 【事業内容】

 当社はレーザ技術を用いた製品の開発・製造・販売を行っており、レーザデバイス事業とレーザアイウェア事業を展開しております。非連結子会社QD Laser Deutschland GmbHはレーザアイウェア事業における欧州での臨床検査試験を目的としております。


当社のコア技術として、下記6点があります。

● 半導体結晶成長・・・半導体基板の上に半導体材料を作製することを半導体結晶成長といいます。

● レーザ設計・・・所望の機能を満たす半導体レーザを作製するために、必要なパラメータ(例えば半導体レーザの長さ)を決定することです。

● 小型モジュール・・・半導体レーザは半導体レーザチップをパッケージの中に入れますが、そのパッケージのことをモジュールと言い、当社の532nmや561nmレーザのモジュールサイズは、他社に比べて小さいため、小型モジュールと呼んでおります

● VISIRIUM Technology・・・メガネ型フレームに内蔵された超小型レーザプロジェクタから、網膜に直接画像を投影する技術です。

● 回折格子・・・半導体レーザ内部に波長を選択するための周期100ナノメール程度の凹凸を作り込んでおり、これを回折格子と呼んでおります。

● 量子ドット・・・半導体材料で出来たナノメートルサイズの塊で、電子をこの中に閉じ込めることによって、温度特性を改善させることでできます。


(レーザデバイス事業)

 当社のレーザデバイス事業は、結晶成長を自社で実施し、半導体レーザチップ加工及びモジュール実装を、社外協力会社に製造委託する水平分業体制によるファブレス製造を実現し、ハイエンド技術を基にした事業となっております。

 当社は半導体レーザの特性を決める活性層成長を担っており、特に量子ドットの結晶成長については他社にはないノウハウを有しております。また、研究機関からの基礎技術の研究開発や、メーカの新規アプリケーションの光源開発を行う開発受託業務も行っています。 


(レーザアイウェア事業)

 レーザアイウェア事業は、レーザ網膜投影技術を使ったメガネ型ディスプレイ(網膜走査型レーザアイウェア)を、ファブレス製造にて、製品開発・製造を行っております。

 ファブレス製造とは、製品の企画、設計を自社内で行い、部品製造及びコントローラーユニットと、メガネユニットの製造から組立てを協力会社に依頼しているものです。当社からは、コントローラーユニット・メガネユニットの製造・調整に必要な製品仕様、部品リスト、部品仕様書、回路図、実装図、プリント配線板製造データ、組み立て指示書、検査指示書、ソフトウエアを協力会社に供給し、製品製造・検査を委託しております。

 また販売に関しましては、一般顧客向けには販売パートナー(メガネ店、通販業者)を通じ販売し、法人顧客向けには直販を行っております。

 網膜走査型レーザアイウェアは、メガネ型フレームに内蔵された超小型レーザプロジェクタから、網膜に直接画像を投影(VISIRIUM Technology)し、装着者の視力やピント位置に影響を受けることなく、カメラの撮像画像や外部入力されたデジタル情報を見せることができる製品となっております。装着者のピント調整能力に依らず、ボケのない画像を見せられる(フリーフォーカス)ことから、全盲ではないものの、視覚に障がいのあるロービジョン(矯正視力が0.3未満(WHO定義)及び0.5未満(米国定義))と一部の社会的失明者(矯正視力が0.05未満(WHO定義))に対する視覚支援機器として、生活の質の向上に資する性質を有しております。なお、ロービジョン人口(日本国内)については、約145万人と推計されております。

  医療用機器「Rシリーズ」は現在、日本で医療機器としての承認を取得しており、ヨーロッパで医療機器としての治験実施及び許認可の申請を行っております。Rシリーズは、眼鏡フレームの中央にカメラを内蔵した網膜走査型レーザアイウェアで、カメラで撮影した画像をリアルタイムに装着者の網膜に投影します。

 日本においては2018年10月に治験を終了し、2020年1月に国内医療機器製造販売承認を取得いたしました。ヨーロッパでは2018年8月に治験を開始し、2019年10月に治験は終了いたしました。


(レーザデバイス事業)

 独自技術を駆使した半導体ウェハを作成し、協力会社に当該ウェハを組み込んだ半導体レーザチップの作製及びモジュールの実装を委託し、当社で品質基準への適合性を検査した後、お客様に製品をお届けしております。


(レーザアイウェア事業)

 網膜走査型レーザアイウェアを製造しております。一般顧客の場合、販売パートナーを通し、法人顧客からは当社が直接受注しております。製造は協力会社に対して、当社が供給した仕様書に基づき、メガネユニット及びコントロールユニットの製造及び組立を委託し、当社にて検査を行った後に販売パートナーまたは直接お客様へ製品をお届けしております。



【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(単独実績)2019.3 960 -976 -996 -1,040

(単独実績)2020.3 756 -1,207 -1,225 -1,240

(単独予想)2021.3 974 -688 -739 -904

(単独中間実績)2021.3 339 -392 -419 -581

3Q 2月予定


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2021.3 -35.98 -  - 

調達資金使途 運転資金


上場時発行済み株数 34,584,180株 (別に潜在株式3,068,000株)

公開株数 15,593,300株(公募9,451,800株、売り出し4,107,600株、オーバーアロットメント2,033,900株)

 本募集の発行株式のうちの一部が、共同主幹事会社の関係会社等を通じて、欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし、米国及びカナダを除く。)の海外投資家に対して販売されることがあります。また、引受人の買取引受による売出しに係る売出株式のうちの一部が、共同主幹事会社の関係会社等を通じて、欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし、米国及びカナダを除く。)の海外投資家に対して販売されることがあります。


PER:

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:53億

公募時時価:118億

    


【株主構成】 

東京センチュリー(株) 特別利害関係者など 3,671,360 13.02 180日

MGI Global Fund L.P. ベンチャーキャピタル(ファンド) 3,511,040 12.45 180日

グローバル・イノベーション・ファンド ベンチャーキャピタル(ファンド) 3,187,860 11.30

グローバル・イノベーション・ファンドⅡ ベンチャーキャピタル(ファンド) 2,468,000 8.75 180日

アクサ生命保険(株) 特別利害関係者など 1,916,680 6.80

グローバル・イノベーション・ファンドⅢ ベンチャーキャピタル(ファンド) 1,857,140 6.59 180日

菅原充 代表取締役社長 1,458,000 5.17

Beyond Next Ventures 1号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 754,160 2.67 180日

第一生命保険(株) 特別利害関係者など 754,160 2.67

リアルテックファンド1号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 750,000 2.66

DGベンチャーズ ベンチャーキャピタル(ファンド) 666,720 2.36

Nikon-SBI Innovation Fund ベンチャーキャピタル(ファンド) 666,720 2.36

 

本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、売出人であるMGI Global Fund L.P.、グローバル・イノベーション・ファンドⅡ及びグローバル・イノベーション・ファンドⅢ、当社株主かつ当社役員である菅原充及び幸野谷信次並びに当社株主である東京センチュリー株式会社は、共同主幹事会社に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しにかかる元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2021年8月3日までの期間中は、共同主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む。)及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しております。


当社株主であるBeyond Next Ventures1号投資事業有限責任組合、第一生命保険株式会社、リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合、株式会社DGベンチャーズ、Nikon-SBI Innovation Fund、SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合、参天製薬株式会社、NTTインベストメント・パートナーズファンド3号投資事業有限責任組合、リード・グロース3号投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合、MSIVC2016V投資事業有限責任組合、UNICORNファンド投資事業有限責任組合、みらい創造一号投資事業有限責任組合、協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合、きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合、東京神奈川イノベーション応援1号投資事業有限責任組合、おおいた中小企業成長ファンド投資事業有限責任組合及び大分ベンチャーキャピタル株式会社は、共同主幹事会社に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して90日目の2021年5月5日までの期間中は、共同主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む。)及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等(ただし、その売却価格が募集における発行価格又は売出しにおける売出価格の1.5倍以上であって、SMBC日興証券株式会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)を行わない旨を約束しております。


【代表者】

代表者名 菅原 充(上場時62歳2カ月)/1958年生

本店所在地 神奈川県川崎市川崎区南渡田町

設立年 2006年

従業員数 50人 (11/30現在)(平均50.33歳、年収766.9万円)

株主数 31人 (目論見書より)


【幹事団】

主幹事証券 SMBC日興 - -

主幹事証券 SBI - -

引受証券 岩井コスモ - -

引受証券 水戸 - -

引受証券 極東 - -


【参考類似企業】今期予想PER(1/5)

6656  インスペック 91.7倍(連結予想 )

6702  富士通 18.8倍(連結予想 )

6863  ニレコ 14.2倍(連結予想 )

6920  レーザーテク 95.0倍(連結予想 )

7713  シグマ光機 16.4倍(連結予想 )

7725  インタアクション 21.1倍(連結予想 )

8031  三井物 17.6倍(連結予想 )


【私見】

 半導体関連のVCで、半導体関連銘柄が爆上げしている中でタイムリーな上場です。業績は赤字でバイオVCのような銘柄で未知数な部分は多いです。規模としては適度で投資対象には

良いのですが、ロックなしVCや1.5倍でロックの外れるVCもおり、需給面では不安があります。半導体ということで上にいくか、需給不安で停滞するか判断が難しい銘柄ですが海外販売もあり上と予想します。


想定価額:275円

仮条件上限:340円

初値予想:500円

ブック申し込み度・・・やや強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

上場承認(アピリッツ)

 2/25 アピリッツ 4174 情報・通信業 JQS みずほ証券      

事業内容:各種Webサービスシステムの受託開発それに伴うコンサルティング・アクセス解析・インフラ構築・保守・監視事業・及びオンラインゲームにかかる企画・開発・運営、人材派遣事業の運営

公開株数合計 240,000  OA36,000(3.2憶)

公募株数 190,000 売出株数 50,000

発行済み株数 ⇒1,261,100(15憶)

ブックビルディング2/05~12

引受証券会社 みずほ証券 SBI証券  極東証券 大和証券 いちよし証券 東洋証券 エース証券

想定価額:1180円 予想レンジ2000円~5000円 期待度3.5

JQで成長性はそこまで高いとは思いませんが、小規模で需給が良いのでマネーゲーム的な買いは集まるでしょう。

PO(日本再生可能エネルギーインフラ投資法人)

 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人  9283 東イン

公募 40,572口 売出 0口  OA2,028口

合計 3,032,100口

仮条件 2.5% ~5.0 % 1/25 ~26

共同主幹事 SMBC日興証券 みずほ証券 

引受人 岡三証券 SBI証券 水戸証券

信用銘柄 

調達金額:41憶

参加度:中立

2021年1月20日水曜日

決算チェック(東京通信)

東京通信

20年12月期 経常利益2.8億円→3.6億円(前の期は2.6億円)に25.0%上方修正


株価は初値後低迷していましたが、やや上昇するでしょうか。

上場承認(アクージア)

 2/18 アクシージア 4936 化学 マザ 大和証券      

事業内容:化粧品及びサプリメント製造・販売事業

公開株数合計 6,600,000 OA990,000(103憶)

公募株数 3,000,000 売出株数 3,600,000

発行済み株数 ⇒25,800,000(351憶)

ブックビルディング2/02~8

引受証券会社名 大和証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 楽天証券 丸三証券 岡三証券 

想定価格:1360円 予想レンジ1300円~2000円 期待度3

規模も大きく、中国系の企業なので高い評価はできないでしょうか。


2021年1月18日月曜日

上場承認(WACUL)

 2/19 WACUL 4173 情報・通信業 マザ みずほ証券    

事業内容:デジタルマーケティングのPDCAプラットフォーム「AIアナリスト・シリーズ」の提供、「DXコンサルティング」の提供、企業・学術機関との共同研究等により顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを推進

公開株数合計 698,600  OA104,700(7.2憶)

公募株数 100,000 売出株数 598,600

発行済み株数 ⇒6,892,000(62憶)

ブックビルディング2/02~8

 引受証券会社 みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 いちよし証券 マネックス証券 

想定価額:900円 予想レンジ2000円~4000円 期待度4

小型のAI・DX関連で業種妙味が非常にあるのですが、ジャフコが筆頭VCなのでセカンダリーが微妙です。

2021年1月15日金曜日

決算チェック(オンデック)

オンデック

2020/11  売上高8億1100万円(前期比25.4%増)

    営業利益1億4900万円(同23.1%増)

2021/11 売上高11億2600万円(前期比38.8%増)

    営業利益2億1400万円(同43.7%増)


4割増はインパクト大きく、株価が落ちてきたところだけにストップ高も納得です。




2021年1月14日木曜日

決算チェック(クリーマ)

クリーマ

2021年2月期3Q

経常利益 307百万(通期144百万を超過)

4Qに先行投資があり赤字見通しのため上方修正はなく据え置き。

悪くないと思いますが、ここ数日でVCロックラインまで上げてきたのでPTSは大きく下がっています。また4600円~5350円のBOXかもしれませんが、大口次第でしょうか。


2021年1月13日水曜日

IPO決算チェック(アララ)

 直近IPOの決算発表が始まり第一弾はアララ

21/8 1Q

経常200万(通期計画2.46憶の進捗率は0.8%)

2000円切ったら買いも考えていて、タイミングを逃した銘柄ですが、この決算を見ると今後も厳しそうです。


PO(タキロンシーアイ)

 タキロンシーアイ  4215 東1

公募 0口 売出 2,637,100口  OA395,000口

合計 3,032,100口

仮条件 3.0% ~5.0 % 1/18 ~21

共同主幹事 大和証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 

引受人

貸借銘柄 

調達金額:

参加度:中立

2021年1月8日金曜日

上場承認(アールプランナー)

 2/10 アールプランナー  2983 不動産業 マザ 野村證券      

事業内容:戸建住宅事業、その他不動産事業

I公開株数合計 400,000 OA 60,000(9.6憶)

公募株数 270,000 売出株数 130,000

発行済み株数 ⇒1,270,000(27憶)

ブックビルディング1/25~29

引受証券会社 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SBI証券

想定価格:2090円 予想レンジ2200円~4000円 期待度3

需給で初値は買われるでしょうが、業種からも長くは続かないでしょう。

2021年1月7日木曜日

PO( コンフォリア・レジデンシャル投資法人)

 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 3282 東R

公募 20,360口 売出 0口  OA1,010口

合計 21,370口

仮条件 2.5% ~5.0 % 1/13 ~18

共同主幹事 みずほ証券 SMBC日興証券 

引受人 大和証券  三菱UFJモルガンスタンレー証券 野村証券

貸借銘柄 

調達金額:57憶

参加度:やや強気

2021年1月6日水曜日

PO(GA technologies )

 GA technologies  3491 東R

公募 4,350,000口 売出 0口  OA652,500口

合計 5,002,500口

仮条件 2.5% ~5.0 % 1/13 ~18

共同主幹事 SBI證券 野村證券 

引受人 みずほ証他

信用銘柄 

調達金額:135憶

参加度:弱気

PO(CREロジスティクスファンド投資法人)

 CREロジスティクスファンド投資法人 3487 東R

公募 73,000口 売出 0口  OA3,650口

合計 76,650口

仮条件 2.5% ~5.0 % 1/13 ~18

主幹事 SMBC日興証券 

引受人 野村証券 みずほ証券 大和証券  三菱UFJモルガンスタンレー証券

貸借銘柄 

調達金額:110憶

参加度:やや強気


2021年1月5日火曜日

上場承認(QDレーザ)

 2/05 QDレーザ 6613 電気機器 マザ SMBC日興証券      

事業内容:半導体レーザ、網膜走査型レーザアイウェアおよびそれらの応用製品の開発・製造・販売

公開株数合計 13,559,400 OA 2,033,900(43憶)

公募株数 9,451,800 売出株数 4,107,600

発行済み株数 ⇒34,584,180(93憶)

ブックビルディング1/21~27

引受証券会社 SMBC日興証券 SBI証券  岩井コスモ証券 水戸証券  極東証券 

想定価額:275円 予想レンジ300円~550円 期待度3.5

海外売り出しもあり技術力も高く業種評価はできますが、VCが多く需給は良くないことはマイナス評価。


2021年1月4日月曜日

IPO総括③

 昨年末のIPOが出そろい、ある程度優劣もはっきりとしてきました。今日も寄り高と思いきや、その後反発して引けにかけて強く、更には弱かった名柄にも波及し、いつまで続くかはわかりませんがIPO銘柄の強さを感じます。一度年内に利益確定させましたが、年末に再購入し下記6銘柄に絞りました。


プレイド

 1000憶超の銘柄なので直ぐには上がらないと思いますが、1年後にはフリーやラスクのように2000憶から3000憶は狙える可能性もあると思っています。初値3200円近辺を下値に3200円~3700円のBOX相場を抜ければ違うステージになるでしょう。

ヤプリ

 時価総額1000憶を近い目標に、二日目の下値4600円を底値に5200円前後には買いが集まっているので注目していましたが、プレイドに比べて軽い動きをします。値幅からもここが一番期待しています。


いつも

目標株価は難しいのですが、上下あるので相場が良ければ需給が良いので軽い動きをします。


かっこ、スタメン

VC売りに押されて下落が続きましたがようやく切り返してきました。当初の期待度から上と思っていますが、上下ある銘柄なので過度な期待はしていません。


Kaizen Platform

1300円台なら買いと思い拾っていましたが、今日反発してきました。1750円超のロックラインが壁となっているので、そこまでのBOX相場が続くかもしれません。


エネチェンジとオンデックはマネーゲームに乗らなかったので今後も入る予定はありません。ココペリは完全にノーマークで、ウェルスナビも今更なので入る予定はありません、