2021年6月30日水曜日

初値分析(プラスアルファコンサル)

プラスアルファコンサルティング

公募   2300円
初値   2720円(18.2%)
終値   2822円
買いライン内でしたので初値買いしました。高くもなく安くもない位置で、明日の動き次第です。

2021年6月29日火曜日

前日予想( プラスアルファコンサルティング)

 プラスアルファコンサルティング

公募   2300円
初値予想 3000円
初値買い 中立~やや強気
マークはしますが、高い位置では狙わない予定。

初値分析(BlueMeme、Waqoo、OPS)

 BlueMeme 

公募   2820円
初値   2850円(0.1%)
終値   3330円
初値が低すぎたとは思いますが、それでも買いにはいけないものです。


Waqoo 
公募   1920円
初値   2362円(23.0%)
終値   2170円
初値も低めでしたが、その後も見せ場なしでした。

オムニプラスシステムリミテッド 
公募   960円
初値  1510円(57.3%)
終値  1440円
想定内の動きでした。

PO(クイック)

クイック 4318 東1

公募  0 売出 1,140,000  OA 160,000

合計 1,300,000

仮条件 3.0% ~5.0 % 7/12 ~15

主幹事 大和証券 

引受人 野村證券

貸借銘柄 

調達金額:

参加度:中立

PO(アイモバイル)

 アイモバイル 6535 東1

公募  0 売出 2,800,000  OA 420,000

合計 3,220,000

仮条件 4.0% ~6.0 % 7/5 ~7

主幹事 みずほ証券 

引受人 SBI証券他

貸借銘柄 

調達金額:

参加度:やや弱気

2021年6月28日月曜日

前日予想(BlueMeme、Waqoo、オムニプラスSL)

 BlueMeme 

公募   2820円
初値予想 4000円
初値買い 中立

ノーマーク予定


Waqoo 
公募   1920円
初値予想 3500円→3000円
初値買い 中立
ノーマーク予定

オムニプラスシステムリミテッド 
公募   960円
初値予想 1500円
初値買い 中立
ノーマーク予定

初値分析(コンフィデンス)

 コンフィデンス

公募   1760円
初値   2911円(65.4%)
終値   2740円
予想より低い初値で、その後も見せ場がありませんでした。

PO(GLP投資法人)

 GLP投資法人 3281 東R

公募  142,513(国内83,831 海外58,682  売出 0  OA 4,192

合計  146,705

仮条件 2.0% ~4.5 % 6/30 ~7/5

共同主幹事 野村證券 SMBC日興証券 みずほ証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 シティグループ証券    

貸借銘柄 

調達金額:260憶

参加度:強気


2021年6月27日日曜日

前日予想(コンフィデンス)

 コンフィデンス

公募   1760円
初値予想 4000円
初値買い 中立
人材関連は好みでないので、ノーマーク予定

2021年6月25日金曜日

初値分析(ベイシス、ステムセル、日本電解)

 ベイシス 

公募 2040円

初値 5200円(155%)

終値 6030円

売り気配なら更に良かったのですが、初値と下で購入。短期の予定ですが、月曜日売り気配の可能性も。


ステムセル研究所

公募 2800円

初値 4830円(72.5%)

終値 4130円

ストップ安近辺で買おうか迷いましたが、ベイシスを買っていたのでポジション上見送りました。思ったより弱かった印象です。


日本電解

公募 1900円

初値 1900円(0%)

終値 1967円

公募同額で陽線なら充分だと思います。

上場承認(デリバリーコンサルティング)

 7/29 デリバリーコンサルティング 9240 サービス業 マザ SMBC日興証券     

事業内容:テクノロジーコンサルティング

公開株数合計 1,138,000 OA 170,700(14.8憶)

公募株数 150,000 売出株数 988,000

発行済み株数 ⇒4,534,000(51憶)

ブックビルディング7/12~16

引受証券会社 SMBC日興証券  SBI証券 みずほ証券 東洋証券 いちよし証券 楽天証券 極東証券 松井証券 

想定価額:1130円 予想レンジ1800円~3500円 期待度3.5

業種から人気化しそうな銘柄です。

IPO分析(コラントッテ)

 【事業内容】

  家庭用永久磁石磁気治療器(以下、「家庭用磁気治療器」という。)の製品開発及び販売を行っております。製造については、製造委託先に外部委託しております。また、当社はコラントッテ事業とCSS事業の2つの事業に分類しております。


 当社の主な製品及びサービスは次のとおりであります。

「健康に関する領域」での事業展開として、主にコラントッテ事業を営んでおります。

 Colantotteは当社の中核をなす家庭用磁気治療器を展開するブランドで、同製品は装着部位の血行を改善し、こりを緩和する効能・効果を提供する健康用品であります。家庭用磁気治療器とは、厚生労働省が指定した第三者認証機関から認証を受けた管理医療機器であります。さらに当社では、韓国での医療機器認証、EUでの医療機器のCEマーキング(製品をEU加盟国へ輸出する際に安全基準条件を満たすことを証明するマーク)及び日本での医療機器の品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO13485を取得しております。

 Colantotte製品の機能面での最大の特徴及び差別化ポイントは、一般的な磁気治療器は同極配列のため、同極同士で反発し合うことや深く磁力が影響しないことがあり、点での効果となっておりますが、当社の場合は、独自技術である永久磁石の「N極S極交互配列」により磁場の死角をなくし、磁力を広範囲に影響させることで、点ではなく面で高い効果が期待できることです。加えて、豊富なデザインやカラー展開及びほぼすべての部位をカバーする幅広い製品ラインナップにより、性別、年齢を問わず様々な生活シーンで使用できるラインナップを揃えております。具体的には、首・肩用にネックレスシリーズ、腕用にループシリーズ、腰・背中・膝・肘用にウエアやサポーターシリーズ、その他では枕、インソール、パッチなどのアイテムラインナップがあります。

 また、Colantotteブランドの新しい製品ラインとして2019年4月からColantotte RESNO(コラントッテ レスノ)の販売を開始いたしました。同ラインでは、「今日の疲れをケアして、ベストな明日をつくる」というコンセプトで家庭用磁気治療器にこだわることなく健康の3大要素である「運動」「休養」「栄養」の側面から日常のヘルスケアをサポートするための製品を展開しており、現在のラインナップとしては、筋運動をサポートしたり運動時の筋疲労を軽減するアイテムとして、リラクシングウエア(スイッチングウエア シャツ/パンツ)、リラクシングクリーム(リラクシング アロマクリーム)、サプリメント(ウェルビィサプリメント マルチビタミン&ミネラル)、EMS(デュアルパッド)、ソックス(プロエイドソックス)があります。

 なお、「生活不安に関する領域」での事業展開として、「大切な人を守りたい」との想いから、緊急医療行為に際し家族の承諾が必要な場合や認知症、独居高齢者の身元確認等が必要な場合の緊急時連絡サービスとしてCSS(コラントッテ・セーフティ・システム)事業を行っております。顧客がCSSに会員登録し、会員固有のID番号及びCSS管理センターのフリーダイヤルが記された緊急時連絡カード、ペンダント、キーホルダーのいずれかを携帯することで、外出先で意識不明やその他何らかの事情により会員本人が家族等に連絡できない状況に陥った場合でも、救急・警察からの連絡を受けたCSS管理センターが、24時間365日迅速にあらかじめ登録された最大5件の緊急連絡先に連絡を取るサービスです。

 当社は2017年1月より月額定額制でCSS事業を開始しており、2020年9月期の当事業の売上高は2,012千円でありました。CSS事業は、超高齢社会の進展に伴い増加していく日常生活に潜む緊急時のリスク対策として今後益々その重要性が高まると想定し、事業規模の拡大に向けて取り組んでおりますが、

 なお、2016年1月に日本で、2018年6月に米国で「救援方法、救援システム、徘徊者保護方法及び徘徊者保護システム」の特許を取得しております。

 このように当社は、「生活の質」(QOL : Quality Of Life、以下「QOL」という。)向上の要素のうち「健康に関する領域」と「生活不安に関する領域」の2つに焦点を当てて、それぞれの領域ごとに消費者の問題を解決するための製品及びサービスを開発・提供しております。

 なお、CSS事業につきましては、会員の獲得に向けて取り組んでおりますが、現時点における金額的重要性が乏しく、コラントッテ事業の単一セグメントとみなせるため、セグメント別の記載を省略しております。

 コラントッテ事業につきましては、販売チャネルを基礎として部門別に分類すると「リテール部門」「ホールセール部門」「イーコマース部門」の3つの部門に分類されます。

① リテール部門

 国内に展開する直営店舗で一般消費者に直接販売を行う部門であります。なお、2021年4月30日時点における直営店舗数は、18店舗であります。

② ホールセール部門

 国内の販売代理店及び小売店への卸売販売を行う部門と海外の販売代理店への卸売販売を行う部門からなります。国内の販売代理店及び小売店への卸売販売については、主にスポーツ関連商品を販売する販売代理店及び小売店や家電製品を販売する小売店、インターネットやテレビ、ラジオ等の通販取引先への卸売販売を行っております。

 なお、2021年4月30日現在の海外の販売代理店は、韓国、香港、台湾、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、イギリスの8か国にあります。

③ イーコマース部門

 当社EC(電子商取引)サイトやECモールを通じて一般消費者に直接販売を行う部門であります。 


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(単独実績)2019.9 2,942 453 431 271

(単独実績)2020.9 2,886 504 490 324

(単独予想)2021.9 3,523 622 602 408

(単独中間実績)2021.9 1,723 405 398 269


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2021.9 50.12 213.72 12

調達資金使途 プロモーション費用、EC取引拡大のためのマーケティング費用、採用活動費・人件費


上場時発行済み株数 8,600,000株 (別に潜在株式228,000株)

公開株数 2,472,500株(公募600,000株、売り出し1,550,000株、オーバーアロットメント322,500株)


PER:20.0

PBR:

配当利回り:1.2%

公募時吸い上げ資金:24.7億

公募時時価:86億

    

【株主構成】 

小松克已 代表取締役社長 3,200,000 38.89 90日

(株)アーク・クエスト 役員らが議決権の過半数を所有する会社 3,200,000 38.89 90日

小松由美子 取締役、代表取締役社長の配偶者 800,000 9.72 90日

和田百子 代表取締役社長の血族 800,000 9.72 90日

森田仁 取締役 40,000 0.49

武市強 従業員 20,000 0.24

上田宗則 取締役 20,000 0.24

巴山信晴 従業員 16,000 0.19

六藤広平 取締役 16,000 0.19

和田敏弘 従業員 16,000 0.19

宮本敬樹 従業員 16,000 0.19


本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である小松克已、売出人である小松由美子並びに当社株主である株式会社アーク・クエスト及び和田百子は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年10月5日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)は行わない旨合意しております。 

 

【代表者】

代表者名 小松 克已(上場時64歳5カ月)/1957年生

本店所在地 大阪府大阪市中央区南船場

設立年 1997年

従業員数 88人 (4/30現在)(平均42.8歳、年収519.6万円)

株主数 4人 (目論見書より)

資本金 10,000,000円 (6/4現在)

代表者生年月日 1957年02月02日生まれ

代表者略歴

1975年04月 (株)近畿建設入社

1982年10月 (株)小松建設設立 同社代表取締役就任

1988年04月 (株)タイムス一級建築事務所設立 同社代表取締役就任

1989年04月 (株)小松コーポレーション設立 同社代表取締役就任

1997年10月 (株)アーク・クエスト(現 当社)設立

2002年09月 当社取締役就任

2004年07月 当社代表取締役社長就任(現任)


【幹事団】

主幹事証券 野村 1,720,000 80.00

引受証券 SBI 107,500 5.00

引受証券 みずほ 107,500 5.00

引受証券 SMBC日興 64,500 3.00

引受証券 楽天 64,500 3.00

引受証券 岩井コスモ 43,000 2.00

引受証券 丸三 21,500 1.00

引受証券 松井 21,500 1.00



【参考類似企業】 今期予想PER(6/14)

4574  大幸薬品 14.8倍(連結予想 )

6630  ヤーマン 17.7倍(連結予想 )

6757  OSGコーポ 10.7倍(連結予想 )

6788  日本トリム 15.8倍(連結予想 )

7806  MTG 22.0倍(連結予想 )


【私見】

 業種としては磁気ネックレスの販売で、アストリートなども身に着け多少の話題性はあるものの、成長性から考えて成長性は大きくないと感じます。業績は悪くはなく、他社比較でPER20前後が妥当な水準であることから、成長性を考えると上値余地は多少あるでしょう。VCなしで需給は非常に良いですが、吸収金額は適度に大きいので初値は静かなスタートになるでしょう。需給は良いので、初値が低かった場合のみ、1日限定で買われる可能性はあるでしょうか。


想定価額:1000円

仮条件上限:1000円

初値予想:1500円

ブック申し込み度・・・やや強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3

2021年6月24日木曜日

前日予想(ステムセル研究所、日本電解)

ステムセル研究所

公募   2800円
初値予想 6000円
初値買い 中立
マークはしますが、無理には狙わない予定。

日本電解 
公募   2480円→1900円
初値予想 2480円→1757円
初値買い 中立
ノーマーク予定


初値分析(アイパートナーズ、アルマード、HCSHD、セレンディップHD)

アルマード

公募 880円

初値 861円(−2.2%)

終値 995円

公募割れはしたものの、その後は賑わいました。3桁銘柄は強く、1.5倍ラインを目指すのでしょうか。


セレンディップHD 

公募 1130円

初値 1656円(46.5%)

終値 1376円

無難な動きだったと思います。


HCSHD

公募 1800円

初値 2210円(22.7%)

終値 1890円

無難な動きだったと思います。


アイ・パートナーズフィナンシャル

公募 3120円

初値 9880円(216.6%)

終値 8970円

この価額になると博打なので参戦しませんが、今日は見せ場がなかったようです。




PO(住友林業)

住友林業 1911 東1

公募  16,000,000 売出 0  OA2,400,000

合計  18,400,000

仮条件 3.0% ~5.0 % 7/5 ~8

主幹事 大和証券 

引受人 SMBC日興証券 野村證券

貸借銘柄 

調達金額:371憶

参加度:やや強気

PO(フロンティア不動産投資法人)

フロンティア不動産投資法人 8964 東R

公募  28,792 売出 0  OA1,440

合計  30,232

仮条件 2.5% ~5.0 % 6/24 ~25

主幹事 SMBC日興証券 大和証券 野村證券

引受人  みずほ証券 東海東京証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 

貸借銘柄 

調達金額:135憶

参加度:やや強気

前日予想(アルマード、セレンディップHD、HCSHD、ベイシス)

アルマード

公募   880円
初値予想 880円
初値買い 中立
ノーマーク予定

セレンディップHD 
公募   1130円
初値予想 1700円
初値買い 中立
ノーマーク予定

HCSHD
公募   1800円
初値予想 2500円
初値買い 中立
ノーマーク予定
 
ベイシス 
公募   2040円
初値予想 5000円
初値買い 中立~やや強気
高ければ見送りますがマーク予定

2021年6月23日水曜日

初値分析(ドリームベッド、アイドマHD)

ドリームベッド

公募 1460円

初値 1350円(−7.6%)

終値 1256円

割れないと思いましたが、厳しい結果でした。


アイドマHD

公募 1930円

初値 3430円(77.7%)

終値 3600円

買うにのには高かったので見送りました。



上場承認(AIメカテック)

 7/30 AIメカテック   6227 機械 東2 みずほ証券      

事業内容:半導体パッケージ製造装置、有機ELパネル製造装置及び液晶パネル製造装置等の開発・製造・販売及びアフターサービス

公開株数合計 3,427,000 OA514,000(75.7憶)

公募株数 0 売出株数 3,427,000

発行済み株数 ⇒5,630,000(108憶)

ブックビルディング7/12~16

引受証券会社 みずほ証券  野村證券 大和証券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 岡三証券 岩井コスモ証券  極東証券 水戸証券 

想定価額:1920円 予想レンジ1700円~2500円 期待度2.5

名前は良いのですが、VCの出口案件で苦戦が予想されます。

上場承認(ブレインズテクノロジー)

 7/28 ブレインズテクノロジー 4075 情報・通信業 マザ SMBC日興証券  

事業内容:エンタープライズAIソフトウェア事業(データ検索製品の開発・提供、データ分析製品の開発・提供)

公開株数合計 820,000  OA123,000(15.3憶)

公募株数 620,000 売出株数 200,000

発行済み株数 ⇒4,750,000(77憶)

ブックビルディング7/09~15

引受証券会社  SMBC日興証券  野村證券  みずほ証券 いちよし証券 SBI証券 楽天証券 松井証券

想定価額:1630円 予想レンジ1800円~3500円 期待度3.5

VCがいるのはマイナスですが、全体的には悪くない印象。

上場承認(サーキュレーション)

 7/27 サーキュレーション 7379 サービス業 マザ みずほ証券     

事業内容:プロ人材の経験・知見を活用して経営課題の解決を支援する「プロシェアリングコンサルティング」、他

公開株数合計 2,124,000 OA 318,600(39.3憶)

公募株数 1,020,000 売出株数 1,104,000

発行済み株数 ⇒8,153,000(131憶)

ブックビルディング7/07~13

引受証券会社 みずほ証券 大和証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券  岡三証券 いちよし証券  東海東京証券 岩井コスモ証券 楽天証券 

想定価額:1610円 予想レンジ1800円~3000円 期待度3.5

規模はやや大きめですが、売り圧力はないので悪くはないでしょう。

2021年6月22日火曜日

前日予想(アイ・パートナーズフィナンシャル 、ドリームベッド、アイドマHD)

アイ・パートナーズフィナンシャル 

初値予想 9000円

初値買い 中立

マネーゲームにはなりそうですが、個人的には好みではないので参戦しない予定。


ドリームベッド

初値予想 1600円

初値買い 中立

ノーマーク予定。


アイドマHD

初値予想 2700円

初値買い 中立

予想値までは軽くマークはしますが、超えればマークを外す予定。



初値分析(デコルテHD、ペルセウスプロテオミクス、ペイロール、東海道リート)

 東海道リート投資法人 

公募 100000円

初値 101500円(1.5%)

終値 105000円

REIT相場は良いので、順調な初値と終値でした。


デコルテHD

公募 1720円

初値 1582円(−8.2%)

終値 1334円


ペイロール

公募 1380円

初値 1290円(−6.5%)

終値 1222円

2社で分かったように、VCの売出し案件は今後も厳しい展開が予想されます。


ペルセウスプロテオミクス

公募 870円

初値 1005円(15.5%)

終値 866円

プラスの初値に関しては予想外でした。




前日予想(デコルテ、ペルセウス、ペイロール、東海リート)

東海道リート投資法人 

初値予想 100000円

初値買い 中立

ノーマーク予定


デコルテHD

初値予想 1850円

初値買い やや弱気

ノーマーク予定


ペルセウスプロテオミクス

初値予想 870円

初値買い 弱気

ノーマーク予定


ペイロール

初値予想 1450円

初値買い 中立

ノーマーク予定


2021年6月21日月曜日

IPO分析(ジィ・シィ企画)

 【事業内容】

 (1) ビジネスモデルの概要(事業の特徴)

  当社の顧客は中堅から大手の流通事業者が中心となっております。これら事業者は複数のテナントがあったり、フランチャイズで多店舗展開を行ったりしており、複数のレジで発生するクレジットカードや電子マネー等の決済をこなし、これに伴う与信処理や取消・返品の対応、決済後のクレジットカード会社等との精算業務などが必要です。

 当社が提供するキャッシュレス決済サービスはこれらカード会社加盟店とカード会社を接続し、クレジットカード会社などの事業者の間に入って決済処理、精算データ生成のうえ、カード会社加盟店にデータ還元を行うなどのプロセシングの一部を担います。


(2) 具体的な商品又はサービスの内容

 当社の提供するキャッシュレス決済サービス事業は、カード会社加盟店の運用負担やコスト低減、セキュリティの確保など多様なニーズにお応えするため、カード会社加盟店が自身で管理する環境へシステム構築を行うオンプレミス型に加え、当社が保有するシステムをクラウドとしてご利用いただく決済ASPサービスを提供しております。いずれの場合にもカード会社加盟店向けのサービスとして24時間365日のヘルプデスクを設置し、開発、導入から保守、運用までワンストップで提供しております。


① 情報システム開発

 プロセシング業務を顧客自身が運用する場合に必要な決済処理システムを提供するものです。顧客は当社が直接契約するカード会社加盟店と大手システムインテグレータを通して契約するカード会社加盟店となっております。基本機能は決済パッケージソフトウェアCARD CREWシリーズをライセンス提供しております。顧客ニーズに合わせてオンプレミス型、決済ASPサービス型で提供しておりますが、オンプレミス型ではほとんどの場合、カスタマイズが発生し、決済ASPサービス型では顧客環境に合わせたカスタマイズが発生することがあります。これら顧客に対し直接営業することにより発注をいただくほか、既存顧客からの照会にお応えしプロポーザル方式でのご用命をいただくケースもございます。特にPOSシステムとの親和性が高い事から対面販売事業者を中心にユーザーを獲得しております。

  また、対面販売での決済に欠かせない決済端末の販売もこのカテゴリーに含んでおります。決済端末アプリケーションは全て自社開発し、基本パッケージをベースにご希望のカスタマイズを承っています。収益構造としてはフロー収益であり、需要により売上が変動します。


 ② アウトソーシングサービス

 上記に対し、ストック収益となっているのが、以下の2つのサービスです。顧客にとってはアウトソーシングとなることから、社内でもこの名称で区分しております。

(a) 決済ASPサービス(クラウド型) 

 顧客環境に当社の決済システムを設置又は導入するのではなく、当社がプロセシングに必要なソフトウェア、通信専用回線、サーバー、保守・運用までを用意しご利用いただくクラウド型のサービスです。当社ではセキュリティが厳しく安定的なシステム運用が可能な外部事業者が提供するデータセンター内にサービスに必要なシステムと通信環境を設置した当社専用データセンターで運用しております。

 初期費用を抑え永くご利用いただくことで、顧客にとっては導入しやすく、当社にとっては安定的なストック収益となっています。

 第25期事業年度においては、収益全体のうち開発売上のフロー収益が66.5%、アウトソーシングサービスのストック収益は33.5%であります。

 クレジット取引セキュリティ対策協議会が2020年3月までにPCI DSSの準拠又はカード情報の非保持化を求めたことから管理コストが上昇したため、顧客にとっては、面倒なシステム管理が不要で、多様化する決済手段にも柔軟に対応することが可能なことから、当初オンプレミス型でスタートした顧客がリプレースの段階でクラウド型の決済ASPサービスに切替えるケースが増加しております。


 (b)保守運用サービス 

 当社がオンプレミス型で提供したシステムの保守並びに運用サービスを行っております。24時間365日対応の保守運用体制とヘルプデスクを自社で用意し、緊急時には開発者も交えながら万全の体制で決済システムを監視サポートしております。

  

【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(単独実績)2019.6 1,546 90 95 80

(単独実績)2020.6 2,638 386 377 268

(単独予想)2021.6 2,187 218 207 144

(単独3Q累計実績)2021.6 1,516 118 116 88


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2021.6 70.23 382.73  - 

調達資金使途 設備投資、人材採用


上場時発行済み株数 2,288,160株 (別に潜在株式237,600株)

公開株数 476,500株(公募200,000株、売り出し214,400株、オーバーアロットメント62,100株)


PER:25.9

PBR:

利回り:

公募時吸い上げ資金:8.8億

公募時時価:42億

    

【株主構成】 

(株)コミューン 役員らが議決権の過半数を所有する会社 607,440 26.13 180日

金子哲司 取締役会長 274,000 11.78 180日

矢ヶ部啓一 代表取締役社長 203,600 8.76 180日

(株)アイネット 取引先 160,000 6.88 90日・1.5倍

坂井正人 取締役 158,000 6.80 180日

従業員持株会 特別利害関係者など 145,240 6.25

金子京子 取締役会長の配偶者 134,400 5.78 180日

小坂大輔 従業員 71,200 3.06 180日

近藤茂男 執行役員 56,800 2.44 180日

高木洋介 取締役 56,120 2.41 180日

小関哲 取締役 55,600 2.39 180日

高橋恵二 特別利害関係者など 45,760 1.97 180日


 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人及び貸株人である金子哲司、売出人である矢ヶ部啓一、坂井正人及び金子京子並びに当社株主である株式会社コミューン、小坂大輔、近藤茂男、小関哲及び髙木洋介は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2022年1月2日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)を行わない旨合意しております。

 また、当社株主である株式会社アイネットは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年10月4日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所における売却を除く。)を行わない旨合意しております。 


 【代表者】

代表者名 矢ヶ部 啓一(上場時59歳4カ月)/1962年生

本店所在地 千葉県佐倉市王子台

設立年 1995年

従業員数 117人 (4/30現在)(平均40.3歳、年収609.5万円)

株主数 56人 (目論見書より)

資本金 190,650,000円 (6/2現在)

代表者生年月日 1962年03月02日生まれ

代表者略歴

1985年04月 (株)糧友福岡(現:㈱リョーユーパン)入社

1991年08月 セイコーシステム(株)(現:セイコーソリューションズ(株))入社

1997年12月 当社入社 システム部長

1998年09月 当社取締役システム部長

2000年09月 当社取締役営業部長

2012年07月 当社取締役システム開発部長 2013年7月:当社取締役品証工程管理部長

2014年01月 当社取締役総合情報管理室長

2016年04月 当社代表取締役社長(現任)


【幹事団】

主幹事証券 岡三 356,800 86.10

引受証券 みずほ 20,700 5.00

引受証券 ちばぎん 8,200 1.98

引受証券 いちよし 8,200 1.98

引受証券 SBI 8,200 1.98

引受証券 エイチ・エス 4,100 0.99

引受証券 水戸 4,100 0.99

引受証券 むさし 4,100 0.99


【参考類似企業】今期予想PER(6/9)

2428  ウェルネット 19.8倍(単独予想 )

3623  ビリングシス 39.8倍(連結予想 )

3630  電算システム 16.4倍(連結予想 )

3753  フライトHD 25.6倍(連結予想 )

3769  GMOPG 119.5倍(連結予想 )

4015  アララ 40.5倍(単独予想 )

4051  GMO-FG 192.7倍(連結予想 )

4847  インテリW 21.3倍(単独予想 )

6172  メタップス 60.9倍(連結予想 )


【私見】

 クレジット決済ということで時流には乗っていますが、やや飽きられた感はあり、同業も多くなってきたので大きな優位性は感じません。業績も伸びていはいますが、ここからの成長力を考えると、PERからも何倍にもなる銘柄ではないでしょう。需給は良く、1.5倍でロックが外れる社はありますが、全体的には規模も含めて売り圧力は大きくはありません。


想定価額:1720円

仮条件上限:1840円

初値予想:4500円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

初値分析(Enjin)

 Enjin

公募 1380円

初値 2150円(56%)

終値 2198円

当初は2000円までと考えていましたが、出来高多そうでしたのでラインを上げて初値買いしました。200億が上限と考えていたので、最近の傾向も踏まえて上がったところで売却しました。




2021年6月19日土曜日

IPO分析(BCC)

 【事業内容】

  IT営業アウトソーシング事業とヘルスケアビジネス事業という2つの事業を行っております。IT営業アウトソーシング事業においては、当社で教育・育成された従業員を営業として派遣することで50社を超える大手IT企業とのネットワークを構築してきました。又、販売代理店としては創業時から累計1,200社を超える中小企業にインターネットサービスやクラウド関連サービス等を組み合わせた通信ネットワーク構築の実績があり、IT化の推進に寄与しております。ヘルスケアビジネス事業においては、高齢者向けの介護レクリエーション素材等を無償で提供しているWebサイト「介護レク広場」の会員数は5万人を超え、介護レクリエーションの資格制度「レクリエーション介護士」は認定者数3万人を超えております。これらの実績を基に自治体等と連携したヘルスケア関連事業や施設の運営を受託することでヘルスケア・リビングラボの取組みを進めてきました。これらの事業で培ってきたシニアプラットフォームを活用し、大手IT企業とのネットワークを生かし、ヘルスケアDXの構築を目指しております。

 

(1)IT営業アウトソーシング事業

 大手IT企業の営業部門を強化又は補完するため、営業人材を中心とした営業支援サービスを提供する営業アウトソーシング事業及び中小企業向け新規開拓営業の代理店を中心としたソリューション事業の2つの事業で構成しております。なお、第8期第2四半期累計期間の当事業における営業アウトソーシング事業の構成比は、売上高で90.2%、売上総利益で92.9%となっております。

①営業アウトソーシング事業

 大手IT企業に対して、IT営業に特化した営業アウトソーシングを提供しております。契約形態は、大手IT企業に当社従業員が常駐し営業支援を行う「営業派遣」と、大手IT企業に常駐又は当社オフィス内で営業支援を請け負う「業務請負」の2種類です。これらの2つの契約形態につき、大手IT企業の事業形態やニーズに合わせて様々なモデルで営業アウトソーシングを提供しております。


②ソリューション事業

 大手IT企業の代理店として、中小企業にインターネットサービスやクラウド関連サービス等を組み合わせた通信ネットワークを提供しております。当社では創業からの営業活動を通じて、中小企業よりヒアリングした各種情報(利用中の情報システム、更改時期、問題点及び課題等)が蓄積されたデータベースを有しております。当データベースを有効活用することで、大手IT企業に代わり、中小企業向けの販売活動を実施しております。


(2)ヘルスケアビジネス事業

 介護レクリエーションの普及と介護関係者とのネットワークを構築する介護レクリエーション事業とヘルスケア・リビングラボの取組みを基にしたヘルスケア関連施設の運営及びヘルスケア分野で新規参入・事業拡大を目指す企業へ市場調査やプロモーション支援等を提供するヘルスケア支援事業の2つの事業で構成しております。なお、第8期第2四半期累計期間の当事業におけるヘルスケア支援事業の構成比は、売上高で78.4%、売上総利益で71.0%となっております。


①介護レクリエーション事業

 介護レクリエーションを通して、介護現場で高齢者を支える方々を支援しております。具体的には、高齢者向けの介護レクリエーションの素材等を無償で提供している「介護レク広場」等の介護人材向けメディア及び講座手数料又は研修費を受領する 「レクリエーション介護士」の資格制度の運営を行っております。又、介護業界における人材不足の解消に向けて、介護レクリエーションを学んだ人材を中心とした派遣及び介護レクリエーションの代行サービスを行い、介護関係者とのネットワークを構築しております。


②ヘルスケア支援事業

 自治体等からのヘルスケア関連施設の運営受託並びにヘルスケア分野での事業拡大及び参入を検討する企業に対して、シニアプラットフォームを用いた市場調査及び「介護レク広場」の会員向けにメールマガジン配信やバナー広告等を活用し、顧客の製・商品又はサービスのプロモーション支援等を提供しております。

 


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(単独実績)2019.9 1,004 43 42 51

(単独実績)2020.9 1,031 38 45 30

(単独予想)2021.9 1,134 115 100 66

(単独中間実績)2021.9 574 96 94 61


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2021.9 72.97 452.55 0

調達資金使途 人件費、プロモーション活動費、基幹システム・情報機器購入


上場時発行済み株数 1,061,000株 (別に潜在株式67,740株)

公開株数 299,000株(公募200,000株、売り出し60,000株、オーバーアロットメント39,000株)


PER:17.8

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:3.9億

公募時時価:14億

    

【株主構成】 

伊藤一彦 代表取締役社長 288,000 31.01 180日

社員持ち株会 特別利害関係者など 102,300 11.01 180日

伊藤貴子 代表取締役社長の配偶者 72,000 7.75 180日

プラス(株) 特別利害関係者など 60,000 6.46

K&Pパートナーズ1号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 60,000 6.46 90日・1.5倍

中山保代 特別利害関係者など 48,000 5.17 180日

みずほ成長支援投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 45,000 4.85 90日・1.5倍

安原弘之 専務取締役 42,600 4.59 180日

岡林靖朗 常務取締役 42,600 4.59  180日

荒川弘也 特別利害関係者など 40,500 4.36 180日

三生6号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 37,500 4.04 90日・1.5倍


 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、当社株主であり売出人かつ貸株人かつ当社代表取締役である伊藤一彦、当社株主であり売出人である伊藤貴子、中山保代、及び当社株主であり売出人かつ当社取締役かつ新株予約権を保有する安原弘之は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(2022年1月1日)までの期間、主幹事会社の事前の書面の同意なしには、当社の株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く)を行わない旨を合意しております。

 当社株主であるプラス株式会社、荒川弘也、西澤民夫、森理俊、林正栄、竹内友章、今井早苗、当社株主であり当社監査役である森重洋一、塚本純久、当社株主であり当社取締役かつ新株予約権を保有する岡林靖朗、及び当社監査役であり新株予約権を保有する藤進治は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(2022年1月1日)までの期間、主幹事会社の事前の書面の同意なしには、当社の株式の売却等を行わない旨を合意しております。

 当社株主である株式会社ベクトルは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(2022年1月1日)までの期間、主幹事会社の事前の書面の同意なしには、当社の株式の売却等(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う売却等は除く)を行わない旨を合意しております。

 当社株主であるK&Pパートナーズ1号投資事業有限責任組合、みずほ成長支援投資事業有限責任組合、三生6号投資事業有限責任組合、及び池田泉州キャピタル株式会社は、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(2021年10月3日)までの期間、主幹事会社の事前の書面の同意なしには、当社の株式の売却等(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う売却等は除く)を行わない旨を合意しております。

 また、当社株主であるBCC社員持株会は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(2022年1月1日)までの期間、主幹事会社の事前の書面の同意なしには、当社の株式の売却等を行わない旨を合意しております。 


 

【代表者】

代表者名 伊藤 一彦(上場時46歳7カ月)/1974年生

本店所在地 大阪府大阪市西区京町堀

設立年 2014年

従業員数 151人 (4/30現在)(平均32.7歳、年収367.1万円)

株主数 20人 (目論見書より)

資本金 24,000,000円 (6/1現在)

代表者生年月日 1974年11月12日生まれ

代表者略歴

1998年04月 日本電気(株) 入社

2001年02月 (株)セントメディア(現(株)ウィルオブ・ワーク) 入社

2002年03月 営業創造(株)設立(2014年7月 BCCホールディングス(株)に商号変更) 同代表取締役社長

2012年05月 スマイル・プラス(株)代表取締役社長

2014年01月 (一社)日本アクティブコミュニティ協会 理事 当社 設立、同代表取締役社長

2014年07月 当社 取締役

2016年09月 当社 代表取締役社長(現任)

2020年06月 (一社)日本アクティブコミュニティ協会 代表理事(現任)


【幹事団】

主幹事証券 SBI 221,000 85.00

引受証券 みずほ 13,000 5.00

引受証券 岩井コスモ 5,200 2.00

引受証券 エイチ・エス 5,200 2.00

引受証券 東洋 5,200 2.00

引受証券 松井 5,200 2.00

引受証券 岡三 2,600 1.00

引受証券 東海東京 2,600 1.00


【参考類似企業】今期予想PER(6/9)

2375  ギグワークス 8.9倍(連結予想 )

2462  ライク 15.4倍(連結見込 )

4433  ヒトコムHD 20.4倍(連結予想 )

6089  ウィルG 12.2倍(連結予想 )


【私見】

 IT営業アウトソーシング事業ということで、参入障壁も高くなく、業種的には魅力を感じません。業績は現状小規模で物足りませんが、上場を機に成長は期待できるでしょう。需給は非常に小規模ですが、VCには1.5倍の条件は付いているので注意は必要で、業績よりもマネーゲームになるかが焦点でしょう。


想定価額:1210円

仮条件上限:1300円

初値予想:3000円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

2021年6月18日金曜日

上場承認(ランドネット)

 7/21 ランドネット  2991 不動産業 JQS SMBC日興証券    

事業内容:中古不動産の買取販売、買取り後のリフォーム・リノベーション、仲介及び賃貸不動産の管理

公開株数合計 357,000  OA53,500(15.1憶)

公募株数 284,000 売出株数 73,000

発行済み株数 ⇒1,428,000(53憶)

ブックビルディング7/06~2

引受証券会社 SMBC日興証券 SBI証券  野村證券  楽天証券 水戸証券 マネックス証券   松井証券  三菱UFJモルガン・スタンレー証券 

想定価額:3680円 予想レンジ4000円~6000円 期待度3

需給は良いですが、不動産なのでそこまで上がらないでしょう。

PO(ビーロット)

ビーロット 3452 東1

公募  3,000,000 売出 0  OA450,000

合計 3,450,000

仮条件 4.0% ~6.0 % 6/21 ~23

主幹事 SBI証券

信用銘柄 

調達金額:20憶

参加度:弱気

2021年6月17日木曜日

前日予想(Enjin)

 Enjin

初値予想 2300円→2000円

初値買い 中立〜やや強気

高ければ見送りますが、安ければマーク予定。

上場承認(アシロ)

 7/20 アシロ 7378 サービス業 マザ 野村證券     

事業内容:弁護士業界とITを結びつけたリーガルメディアサイトの運営等

公開株数合計 4,203,200 OA630,400

公募株数 829,000 売出株数 3,374,200(54.1憶)

発行済み株数 ⇒6,829,000(76憶)

ブックビルディング7/02~8

 引受証券会社 野村證券 SBI証券 楽天証券  マネックス証券 松井証券 岡三証券 いちよし証券 岩井コスモ証券 

想定価額:1120円 予想レンジ1200円~1800円 期待度3.5

業種的には面白いのですが、VCの売出し案件で評価は落ちるでしょう。


IPO分析(プラスアルファ・コンサルティング)

 【事業内容】

 当社の事業の最大の特徴は、「見える化」するSaaS型ソリューションの開発力もさることながら、顧客業務に関する知識や分析手法についての知見・経験をもったコンサルタントによるコンサルティング/サポート(当社サービスの活用支援にとどまらず、顧客業務に合わせたサービス利用方法の提案や、データ解析手法・ノウハウの提供等)の充実にあります。当社のコンサルティングチームによる導入先企業に寄り添ったコンサルティング/サポートを実施することにより、導入先企業の担当者は、当社の提供するサービスを「使える」から「使いこなせる」、そして「結果を出せる」レベルに到達できると考えております。このコンサルティング/サポートの過程で導入先企業との間に信頼関係が構築されるとともに、当社は様々な「気づき」を得ることが可能となります。ここで得た「気づき」が、当社のコンサルティングチームから開発・営業チームへとタイムリーに共有されることとなります。このようにコンサルティング・開発・営業チームが、「気づき」をタイムリーに共有し、密に連携することで、導入先企業からのフィードバックを素早く新機能開発・機能改善に取り込み、一早く市場に新たな提案を行うことが可能となるなど、チームを超えた連携開発プロセスを高速に進める仕組みを構築しております。当社では、このような高速進化の流れをPACサイクル(Plus Alpha Consultingサイクル)と呼んでおります。このPACサイクルにより、当社の提供するサービスは、導入先企業である顧客資産をベースに新機能の速やかな市場投入を進めており、その結果、機能の高速進化による差別化、サービスの高付加価値化によるARPU上昇、充実したサポートによる解約率低減とLTV向上などを実現しております。また、業界を主導する先進的な取り組みを行っている導入先企業について、当社のコンサルティング活動を通じて当該マネジメント層の協働パートナーとして新手法の開発をリードしており、高付加価値のサービス提供を実現する推進力となっております。このように高付加価値で差別化されたサービスは、高い効率で顧客を獲得することが可能となっております。

 このようなPACサイクルにより、短い期間に多くの機能を追加することが可能となり、サービスを高速進化させることにつながっております。例えば、下記はタレントパレットのバージョンアップ機能数(累積)となりますが、2016年9月のリリースから約4年の間にバージョンアップが40回、実装機能数は2,300件(設計・開発・テストの一連のプロセスを経て進行する開発案件数をカウント)を超えており、平均で1日1件以上の機能が新たに実装されております。

 また当社では、自社技術により開発した自然言語処理エンジン「Waters」を提供しており、全てのサービスに組み込むことで活用しております。Watersは形態素・構文解析エンジンの商用サービスの先駆けとして、長期にわたり民間や研究機関など、多くの顧客からの要望・要求に応える形で機能の強化・改良を継続してきております。また頻繁に辞書アップデートを行うことで経年による言葉・口語表現の変化へタイムリーに対応しており、解析精度の高さが特徴となっております。解析スピードが速いことから、実用においてデータ量がボトルネックとならず、ビッグデータ時代に対応した技術となっております。


(1) 見える化エンジン事業

 見える化エンジン事業では、大量の顧客の声を「見える化」するマーケティング領域のテキストマイニングツール「見える化エンジン」を提供しております。主に一般消費者向けに商品・サービスを提供する企業のコンタクトセンターやマーケティング部門において導入され、2008年5月のサービス開始以来、累計で1,674社(2021年3月31日時点)に導入されております。顧客アンケートやNPS(顧客推奨度)、コールセンターのログ、SNSやブログ等の膨大な顧客の声、営業員の営業日報、テキスト化した音声データ、特許・論文等の知的資産情報など、幅広いデータソースによる情報をテキストマイニングで分析し、顧客の不満やニーズを「見える化」できるサービスとなっているほか、直感的に操作できるインターフェースなどの特徴により、顧客の商品・サービスの改善や新商品の開発などに活用されております。

 テキストマイニングは、大きく「自然言語処理」と「データマイニング」という二つの技術で構成されています。「自然言語処理」は、コンピュータでは処理しづらい文章の要素や構造、意味の解析技術のことをいい、「データマイニング」とは統計処理や多変量解析、AIなどの機械学習等の手法を用いてデータから一定の相関関係やパターンを見つけ出す技術のことをいいます。当社は、自社技術により自然言語処理エンジンを開発し、長い年月をかけて、日本語特有の多岐にわたるルールに対応するため、継続的な研究・開発を進めてまいりました。そのため、毎年誕生する新たな若者言葉のような独特な表現にも適時に対応することが可能であります。こうしたテキストマイニング技術のアップデートにあたっては、時代の変遷に伴う表現の変化の情報を一つひとつ積上げ、解析ルールをチューニングし続ける必要があります。このことが、日本語特有の複雑さに高い精度で対応した解析サービスの提供につながっています。

 

(2) カスタマーリングス事業

 BtoC事業者向けの統合マーケティングプラットフォーム「カスタマーリングス」を提供しております。「カスタマーリングス」は、EC事業者(アパレル/健康食品/化粧品/雑貨など)や小売業などの企業を中心として、オンライン・マーケティング施策の検討やその実行のために採用されております。2011年7月のサービス開始以来、累計で592社に導入されており、その実績から培ったCRMノウハウとデータマイニングなどの分析技術を凝縮したマーケティングオートメーションの二つを融合させることで、最新のトレンドに合わせて常に進化を続けております。

 近年、マーケティング対象となるデータの多種多量化かつ複雑化が進展しております。このような状況下で、マーケティングオートメーションツールを導入する場合、通常は、各種データ(商品購買情報、顧客属性、顧客の購買履歴、Webサイトへのアクセスログ、アンケート解答、IoTデバイス情報など)を整理・統合し、分析可能な状態にするために多大な時間とコストを投じて要件定義を行う必要があります。しかしながら、「カスタマーリングス」では、ファイル数/ファイル容量の制限なく、ノンカスタマイズで自由な連携を実現しながら環境を構築することができる「はじめやすさ」に特徴があります。

 また、「カスタマーリングス」では、誰でも、すぐに、欲しいデータを抽出することを可能にする自由なセグメンテーション力に特徴を有しています。複数セグメントにおける多様な条件設定に合致したリアルタイムなデータ抽出を可能としており、このような自由なセグメンテーションにより顧客一人ひとりを自在に「見える化」することができます。例えば、利用者は、購買パターン分析機能により、顧客の商品購買データ等から一人ひとりの顧客行動を可視化し、リピート購入するような優良顧客がたどってきた購買経路等を把握することが可能となっております。その結果、メール一斉送信のような従来のメールマーケティングにとどまらず、メール・SMS・チャット・アプリなど多様なチャネルへ対応した上で、推奨商品、配信対象、配信方法、配信タイミングなどの要素を考慮に入れながら、直感的に操作できるインターフェースにより、顧客に合わせたきめ細かなマーケティング・シナリオを構築し、その実行までを自動化することが可能となっており、導入先企業における最適なマーケティングアクションを実現しております。


(3) タレントパレット事業

 人事情報・社員を「見える化」するHR・人事領域のタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を提供しております。主に人事部門において、人材活用により社員パフォーマンスの向上に取り組む人事の企画・戦略において活用されております。社内に散在する社員のスキル、適性、モチベーション、キャリア、人事評価、従業員アンケート、採用情報等の人事情報を集約し、分析・「見える化」することにより、最適配置や離職防止、採用効率化を科学的視点により実現する科学的人事のプラットフォームとなっております。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(単独実績)2019.9 3,439 990 995 638

(単独実績)2020.9 4,726 1,430 1,445 1,026

(単独予想)2021.9 6,000 1,838 1,821 1,191

(単独中間実績)2021.9 2,880 1,043 1,050 688


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2021.9 29.77 115.66 5.94

調達資金使途 人件費、広告宣伝


上場時発行済み株数 40,050,000株 (別に潜在株式3,069,600株)

公開株数 10,916,300株(公募50,000株、売り出し9,442,500株、オーバーアロットメント1,423,800株)


PER:19.9

PBR:

配当利回り:0.3%

公募時吸い上げ資金:251億

公募時時価:921億

    


【株主構成】 

三室克哉 代表取締役社長 15,724,800 36.51 90日

野村キャピタル・パートナーズ第一号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 14,720,000 34.1890日・1.5倍 

鈴村賢治 取締役副社長 9,443,200 21.93 90日

辻本秀幸 特別利害関係者など 520,000 1.21 90日

竹内孝 取締役 496,000 1.15 90日

金子若葉 取締役 496,000 1.15 90日

松原雅仁 執行役員 163,600 0.38

山崎雄司 執行役員 131,600 0.31

西田紀雄 執行役員 119,200 0.28

下村真由 執行役員 119,200 0.28


  本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である野村キャピタル・パートナーズ第一号投資事業有限責任組合は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月27日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う売却等を除く。)を行わない旨合意しております。

 また、売出人である三室克哉、鈴村賢治、竹内孝及び金子若葉、当社株主である辻本秀幸は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月27日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し等を除く。)を行わない旨合意しております。

 

【代表者】

代表者名 三室 克哉(上場時52歳4カ月)/1969年生

本店所在地 東京都港区浜松町

設立年 2006年

従業員数 186人 (4/30現在)(平均32.1歳、年収598.4万円)

株主数 6人 (目論見書より)

資本金 10,000,000円 (5/27現在)

代表者生年月日 1969年02月05日生まれ

代表者略歴

1993年04月 (株)野村総合研究所 入社

2007年08月 イージーコンサルティング(株)(現当社)取締役 就任

2007年10月 当社代表取締役社長 就任(現任)


【幹事団】

主幹事証券 野村 - -

独立幹事証券 三菱UFJモルガン・スタンレー - -

引受証券 みずほ - -

引受証券 SMBC日興 - -

引受証券 SBI - -

引受証券 楽天 - -

引受証券 マネックス - -

引受証券 松井 - -


【参考類似企業】今期予想PER(6/3)

3655  ブレインP 67.7倍(連結予想 )

3906  ALBERT 86.7倍(単独予想 )

3993  PKSHA 222.8倍(連結予想 )

4165  プレイド -倍(単独予想 )

4180  Appier -倍(連結予想 )

4435  カオナビ 1,576.8倍(単独予想 )


【私見】

 AI・クラウドといった人気になりそうなキーワードのある銘柄で、野村色が強い印象です。業績は伸びが凄まじく、PERからは上値余地が十分にありそうです。スタート時点で規模が非常に大きく、プレイド並みに評価は出来そうですが、VCが1.5倍でロックが外れるのは注視したいです。


想定価額:1940円

仮条件上限:2300円

初値予想:3000円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

2021年6月16日水曜日

初値分析(全研本社)

全研本社

公募 1360円

初値 1506円(11.5%)

終値 1413円

初値も低めでしたが、アフターも厳しく、起爆剤となる銘柄がでるまではIPO地合いは厳しいかもしれません。

IPO分析( BlueMeme)

 【事業内容】

 (1) 事業コンセプト

 国内企業における情報システムの開発は、主にシステムインテグレーターと呼ばれるシステム開発を請け負う事業者に対して、開発業務を委託する受託開発型と呼ばれる方法で実施されています。AIやロボットによって様々な作業が自動化される中、この受託開発型においては、未だにゼロから手作業で情報システムを作り上げるスクラッチ開発が主流となっています。このスクラッチ開発を行うためには、長期間にわたって多くのIT人材を確保しなければならないため、多くの国内企業において、豊富なIT人材を抱える大手のシステムインテグレーターにシステム開発を任せることが一般的でした。

 しかしながら、昨今の新型コロナウイルス感染症等の急速な社会環境の変化や、ECサイトに代表されるデジタル経済の拡大に伴い、スピード重視のIT投資が求められています。これまでの受託開発型による大手システムインテグレーターを中心とした多重下請け構造や、外部の大手システムインテグレーターへの依存による過度なIT部門の空洞化は、IT人材の不足の問題とともに、国内企業のIT戦略における重要な経営課題として認識されつつあります。


(従来の受託開発型における問題)

 当社グループでは、最新技術を活用した当社独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」を用いることで、低コストかつ短期間で品質の高いシステム開発を実現し、顧客と共にシステム開発のノウハウを蓄積することで、スピード重視のIT投資を可能にします。

 この当社独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」を活用したシステム開発に関する事業を、DX事業として展開しております。なお、当社グループは、この「AGILE-DX」を活用した受託開発サービス及び技術者向けトレーニングを提供する「プロフェッショナルサービス」と、ローコード開発ツール(注6)等のソフトウェアを販売する「ソフトウェアライセンス販売」から構成されるDX事業の単一セグメントとなっております。


(3) 事業の特徴と強み

①  アジャイル手法とローコード技術に特化したユニークな受託開発サービス

 今日のデジタル経済の急速な発展により、様々な業界において、これまで作業効率化の手段であった情報システムが、重要な経営戦略の実現手段の一つとなりつつあります。これによりシステム開発は、コストパフォーマンスだけでなくタイムパフォーマンスも重要視されるようになり、少人数かつ短期間で情報システムを開発できるアジャイル手法や、手作業で行われているプログラミングを自動化できるローコード技術が注目されています。当社グループでは、このアジャイル手法とローコード技術を組み合わせ、それを当社独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」で進捗管理を行うユニークな受託開発サービスを提供しております。

  

(2)サービス内容

 この当社独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」を使用した受託開発サービスを中心に、そのサービス提供に関連したソフトウェアの販売と、顧客企業の技術者へのトレーニングサービスを提供しています。

①  プロフェッショナルサービス

 当社グループは、「AGILE-DX」を用いた受託開発サービスと、ローコード開発ツールを使用する顧客企業の技術者向けのトレーニングの2つのサービスを「プロフェッショナルサービス」として提供しています。受託開発サービスは、顧客企業のニーズに合わせて、主に3パターンのローコード・アジャイルチーム体制を構築して、システム開発を行っております。


②  ソフトウェアライセンス販売

 ローコード技術を中心とした情報システム開発の生産性を向上させるソフトウェアのライセンスを、年単位で使用権を販売するサブスクリプションライセンス契約で販売しております。主にプロフェッショナルサービスの提供とともにソフトウェアライセンスを販売しておりますが、顧客企業が自ら情報システムの開発を行う場合は、ソフトウェアライセンスのみの販売を行っております。


・ローコード開発プラットフォーム OutSystems®

当社グループでは、2009年の事業開始以来、ソフトウェアの設計情報を基に、ソフトウェアのソースコードを自動生成する技術の研究及び調査を行ってまいりました。2012年には、ソフトウェアの設計情報から正しく動作するソースコードを自動生成可能な、当時ポルトガルに本社を置いていたOutSystems社のローコード開発プラットフォーム「OutSystems®」の提供を開始しました。OutSystems®は、自動生成されるソフトウェアの品質の高さと、運用までサポートする機能充足度の高さ、また技術者の学習コストの低さが高く評価されております。実装フェーズにおける開発スピードは手作業と比較して約10倍を誇ります。


・クラウド型APIインテグレーションプラットフォーム Workato®

 インターネット上に存在する情報システムの多くは、他の情報システムと様々なデータの連携を行いながら動作しています。クラウドサービスの拡大とともに、これまで企業内に設置されていた情報システムは、インターネット上に配置され、それら情報システム間のデータ連携もインターネット上で行われるようになり、そのニーズは世界的なデジタル・トランスフォーメーションの流れによって急速に高まっています。インターネット上に存在する様々なサービスと、社内で使用している情報システムの間でデータ連携をリアルタイムに行うことによって、新たな情報システムを構築することなく、業務プロセスの自動化や効率化を実現することが可能となります。当社グループでは、数百種類以上の既存のクラウドサービスと情報システムとのデータ連携をローコード開発で実現する、クラウド型のAPIインテグレーション(注13)プラットフォーム Workato®を提供しております。


・マルチモデルデータベースプラットフォーム MarkLogic®

 情報システムの最も重要な役割は、「デジタル化された電子データ」を情報として処理及び保存することです。DXにおいて、どのようなデータをどのような方式で管理するかは、情報システムの価値を決定するための重要な要素となると考えております。今日の情報システムの多くは、リレーショナルデータベースと呼ばれるソフトウェアを使用して、データの保存や検索等を行っています。リレーショナルデータベースは、文字や数字を表形式で保存して管理するため、会計システムのような大量の伝票処理や集計等を中心に行う情報システムに適していますが、Googleのような全文検索や、画像や文書ファイル等の表形式で管理しにくいデータの管理には適していません。当社グループでは、あらゆる情報のデジタル化を実現するために、多種多様な電子データを管理することが可能なマルチモデル型のデータベース MarkLogic®を販売しております。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.3 1,496 86 86 61

(連結実績)2020.3 1,800 31 30 10

(連結実績)2021.3 2,101 175 174 130

(連結予想)2022.3 1,931 236 223 148


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 47.88 544.72  - 

調達資金使途 人件費、広告宣伝、研究開発、システム開発


上場時発行済み株数 3,199,946株 (別に潜在株式338,000株)

公開株数 984,400株(公募450,000株、売り出し406,000株、オーバーアロットメント128,400株)


PER:58.9

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:27.8億

公募時時価:90億

   

【株主構成】 

インテック・アイティ2号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 840,000 27.20 90日・1.5倍

松岡真功 代表取締役社長 460,000 14.90 180日

BMトラスト(株) 代表取締役社長の資産管理会社 365,000 11.82 180日

MICイノベーション4号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 297,618 9.64 90日・1.5倍

辻口真理子 取締役COO 175,000 5.67 180日

モバイルクリエイト(株) 特別利害関係者など 148,808 4.82 180日

朱未 取締役CTO 120,000 3.89 180日

市川玲 取締役CFO 98,000 3.17 180日

情報技術開発(株) 特別利害関係者など 89,284 2.89 180日

原田実 特別利害関係者など 59,522 1.93


 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人であるBMトラスト株式会社、売出人である松岡真功、辻口真理子、朱未及び市川玲、並びに当社株主であるモバイルクリエイト株式会社、情報技術開発株式会社及び川根金栄は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2021年12月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等を行わない旨合意しております。

 また、売出人であるインテック・アイティ2号投資事業有限責任組合及びMICイノベーション4号投資事業有限責任組合は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月26日までの期間中、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所における売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。 

 

【代表者】

代表者名 松岡 真功(上場時46歳5カ月)/1975年生

本店所在地 東京都千代田区神田錦町

設立年 2006年

従業員数 66人 (4/30現在)(平均34.7歳、年収528.9万円)、連結67人

株主数 26人 (目論見書より)

資本金 206,187,000円 (5/25現在)

代表者生年月日 1975年01月24日生まれ

代表者略歴

1998年04月 (株)システム・クリニック入社

2000年08月 日本オンライン証券(株)(現 auカブコム証券(株)) 入社

2001年05月 SAPジャパン(株) 入社

2004年08月 ネットコンシャス(株) 入社

2006年06月 サン・マイクロシステムズ(株)(現 日本オラクル(株)) 入社

2009年08月 (株)インテック・アイティ・キャピタル(現 (株)SXキャピタル)入社、当社へ出向

2010年05月 当社 入社 代表取締役社長(現任)

2017年12月 (株)OPENMODELS 代表取締役社長(現任)


【幹事団】

主幹事証券 東海東京 744,600 86.99

引受証券 野村 42,800 5.00

引受証券 大和 25,700 3.00

引受証券 みずほ 25,700 3.00

引受証券 SBI 8,600 1.00

引受証券 東洋 4,300 0.50

引受証券 水戸 4,300 0.50


【参考類似企業】今期予想PER(6/2)

2307  クロスキャット 20.4倍(連結予想 )

3771  システムリサーチ 14.3倍(連結予想 )

3784  ヴィンクス 13.4倍(連結予想 )

3920  アイビーシー 28.6倍(連結予想 )

3988  SYSHD 13.9倍(連結予想 )

4012  アクシス 29.5倍(連結予想 )

4055  ティアンドエス 65.3倍(単独予想 )

4396  システムサポ 23.6倍(連結予想 )

4450  PSOL 24.8倍(単独予想 )

4491  Cマネジメント 10.5倍(連結予想 )


【私見】

 業種としてはシステム開発とライセンス販売ということで大きな優位性は感じませんが、悪くはないと思います。業績は伸びてはいますが、来期予測を見ると高いPERが成長に追いつくのか不安点はあります。規模的には吸収金額がやや大きめで、筆頭株主がVCで、更に1.5倍でロックが外れることからも買いが入るかは微妙ではあります。


想定価額:2510円

仮条件上限:2820円

初値予想:4000円

ブック申し込み度・・・やや強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

2021年6月15日火曜日

前日予想(全研本社 )

 全研本社

初値予想 1800円

初値買い 中立

ノーマーク予定

上場承認(ラキール)

 7/16 ラキール 4074 情報・通信業 マザ 野村證券

事業内容:企業向けシステムの開発・保守及びクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」とその関連製品の開発・販売等

公開株数合計 1,260,000 OA 189,000(18.9憶)

公募株数 840,000 売出株数 420,000

発行済み株数 ⇒7,228,500(94憶)

ブックビルディング6/30~7/06

引受証券会社 野村證券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 あかつき証券  東洋証券   岩井コスモ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 丸三証券

想定価額:1300円 予想レンジ1800円~4000円 期待度3.5

DX銘柄で人気化しそうな銘柄。

2021年6月14日月曜日

IPO分析(Waqoo)

 【事業内容】

  当社は、「テクノロジーの力で自国の未来に希望を創る」をミッションに掲げ、その実現に向け、D2C(Direct to Consumer)事業を行なっております。現在、D2C事業の商材として、以前より知見を蓄積してきた化粧品分野において、デジタルマーケティングを活用したオリジナルブランド(化粧品等)の企画・開発を行い、自社のECサイト等を通じて一般消費者に直接販売しております。

 当社の主力ブランドである「HADA NATURE」の販売形態として、定期購入サービスモデルを採用しており、お客様に商品を継続的に購入していただくことで安定的なキャッシュ・フローが期待できるストック型のビジネスモデルとなっております。


a 商品開発について

 主力ブランドである「HADA NATURE」は、「全力で人生を歩む、全ての方にエールを」のブランドコンセプトに基づき企画・開発を行っております。

 当社は、製造工程を除く商品の企画・開発から販売までを自社で行うことにより、お客様の反応や要望をダイレクトに汲み取り、商品の企画・開発に活用できる仕組みを構築しております。

 試作品はモニターテストを実施した上で商品化し、まずは小ロットで販売してお客様の声や商品に対する反応を把握しております。把握したお客様からの反応等を分析し、商品改良を重ねつつ販売量を増やしていくことにより、お客様の嗜好やニーズに沿った商品開発の実現を目指しております。


b 販売方法について

 直営店舗を持たずに、自社のECサイト等を通じて「HADA NATURE」の商品をお客様に直接販売しております。

 販売方法として、商品を必要な都度購入していただく都度購入サービスに加え、同一商品を一定の間隔で継続的に購入していただく定期購入サービスを展開しております。当社は、定期購入サービスへの誘引を中心とした販売活動を行っており、定期購入者を増やしていくことで継続的な収益が見込まれるストック型ビジネスモデルを展開しております。

 新規のお客様の獲得方法につきましては、インターネット広告を中心としつつ、定期的なタレントタイアップも実施しております。インターネット広告は、LINE、Facebook等のSNSを活用してお客様の反応を収集・分析することで、費用対効果の高い広告運用を目指しております。

 また、ECサイト等での直接販売に加えて、販売チャネルの強化を目的として卸販売を行っております。販売代理店に販売した商品は、ドラッグストアやバラエティショップ等の小売店を通じてお客様に購入していただいております。


c CRMについて

 蓄積された購入履歴、対応履歴や問い合わせ内容等の情報を分析することにより、お客様の嗜好・ニーズに合わせた、きめ細かな対応・サービスを提供しております。また、メール、電話、SNS等を通じたお客様とのコミュニケーションを重視しており、お客様に合った商品改良、定期購入への誘引、あわせ買い商品の提案等を行っております。

 これら直接的なコミュニケーションを通じて、お客様と長期にわたる良好な信頼関係の構築・維持を目指しております。


d アジアを中心とした海外展開について

 「安心・安全」、「高品質」といった理由から日本製品に対する需要が高い東アジアや東南アジアを中心に海外事業を展開しております。これまでに台湾、インドネシア等において販売実績があり、とりわけ台湾では、国内事業で培ってきた販売手法が奏功し、海外事業におけるメイン市場となっております。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(単独実績)2019.9 3,386 -788 -793 -794

(単独実績)2020.9 4,504 107 108 98

(単独予想)2021.9 4,681 144 132 145

(単独中間実績)2021.9 2,462 41 38 32


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2021.9 52.47 231.59  - 

調達資金使途 広告宣伝


上場時発行済み株数 2,924,778株 (別に潜在株式244,880株)

公開株数 585,900株(公募191,400株、売り出し318,100株、オーバーアロットメント76,400株)


PER:36.5

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:11.2億

公募時時価:56億

  

【株主構成】 

(株)M&M 役員らが議決権の過半数を所有する会社 1,081,300 36.31 90日

井上裕基 代表取締役社長 846,860 28.43 90日

ニッセイ・キャピタル9号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 360,000 12.09 90日・1.5倍

中上慶一 専務取締役 140,000 4.70 90日

高橋俊和 新株予約権信託の受託者 140,000 4.70

(株)ベクトル 特別利害関係者など 79,000 2.65 90日・1.5倍

(株)オークファン 特別利害関係者など 55,450 1.86 90日・1.5倍

SBI4&5投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 54,056 1.82 90日・1.5倍 

(株)セレス 特別利害関係者など 45,450 1.53 90日・1.5倍

みずほ成長支援第3号投組 ベンチャーキャピタル(ファンド)45,450 1.53 90日・1.5倍

(株)ブリーチ 特別利害関係者など 21,000 0.71 90日・1.5倍


  本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である井上裕基並びに当社株主である株式会社M&M、中上慶一、石久保礼仁、林信明及び伊東正明は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。

 また、当社株主であるニッセイ・キャピタル9号投資事業有限責任組合、株式会社ベクトル、株式会社オークファン、SBI4&5投資事業有限責任組合、株式会社セレス、みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合及び株式会社ブリーチは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等は行わない旨合意しております。

 

【代表者】

代表者名 井上 裕基(上場時46歳2カ月)/1975年生

本店所在地 東京都世田谷区上馬

設立年 2005年

従業員数 68人 (4/30現在)(平均33.9歳、年収512.5万円)、連結68人

株主数 13人 (目論見書より)

資本金 334,293,000円 (5/26現在)

代表者生年月日 1975年04月23日生まれ

代表者略歴

1998年04月 日本オラクル(株)入社

2003年06月 アクセンチュア(株)入社

2004年11月 (株)サイバーエージェント入社

2006年02月 トランス・コスモス(株)入社

2007年07月 当社代表取締役就任(現任)


【幹事団】

主幹事証券 SBI - -

引受証券 大和 - -

引受証券 三菱UFJモルガン・スタンレー - -

引受証券 みずほ - -

引受証券 SMBC日興 - -

引受証券 むさし - -

引受証券 極東 - -

引受証券 岩井コスモ - -

引受証券 楽天 - -

引受証券 松井 - -

引受証券 マネックス - -


【参考類似企業】今期予想PER(6/2)

4921  ファンケル 51.1倍(連結予想 )

4925  HABA 29.0倍(連結予想 )

4931  新日製薬 19.3倍(単独予想 )

4933  Ine 60.1倍(連結予想 )

4934  Pアンチエイジ 48.4倍(連結予想 )

4936  アクシージア 55.4倍(連結予想 )


【私見】

 業種的には化粧品関連で、そこそこ人気になる銘柄もあるのですが、ヒット商品次第の傾向があります。業績を見る限り、今後大きな期待できる商品はなさそうで、初値で上がってしまえば割高感を感じます。規模的には大きないのですが、1.5倍でロックが外れる事業会社も多くセカンダリーとしてはやや厳しそうな印象を受けます。


想定価額:1880円

仮条件上限:1920円

初値予想:3500円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

IPO分析(オムニプラスシステムリミテッド)

【事業内容】

①流通事業

 原則として当社のエンジニアリング・センター機能及び当社グループによる高機能エンジニアリング・プラスチックのコンパウンド(混合、着色等)を介さない製品の流通であり、その多くは汎用品(ジェネリック)の販売として、売上収益の約60~70%を占めております。


②開発・製造事業

 最終顧客(ブランドメーカー)が生産する家庭用電気機器、電子機器、OA機器、自動車、通信関連機器、医療機器等の製品において、筐体や内蔵部品等の部品用途のニーズに対応した素材の耐久性、耐熱性等に優れた高機能エンジニアリング・プラスチックの開発を行うほか、最終顧客(ブランドメーカー)との共同研究、さらには、A*STAR(シンガポール科学技術研究庁)及びシンガポールの各種研究機関との共同研究を行っています。

さらに、マレーシア(ジョホール・バル)の製造子会社 Nihon Pigment Sdn.Bhd.において、最終顧客(ブランドメーカー)のニーズに基づく高耐久性、高耐熱性、或いはデザイン性を有した高機能エンジニアリング・プラスチックのコンパウンド(混合、着色等)品の製造・供給を行っています。

原材料となる樹脂は、シンガポール及び周辺国のポリマーメーカーより、現地商社等も通じて調達しており、長期契約に基づいた安定調達体制を構築しています。販売先はオリジナル機器メーカー(OEM)、電子機器製造サービス(EMS)、契約メーカー(CM)、製造パートナー(MPA)、及び成形事業者など多岐に渡り、マレーシア、タイ、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム等の東南アジア諸国に設置された当社の販売子会社や販売代理店を通じた販売を行っています。

 このように当社グループは、最終顧客(ブランドメーカー)が必要とする原材料樹脂を調達し納入、また共同研究等による開発並びに製造、及び安定供給を行う、高機能エンジニアリング・プラスチックのトータル・サプライチェーン・ソリューションを提供しており、東南アジア地域に進出してきたグローバルブランドメーカーとの取引を開拓、深耕させています。


(2)当社グループ事業の特徴と優位性

 事業の特徴は、お客様の製品ライフサイクルの初期段階である材料の研究開発から製品の量産プロセスまでを継続的にフォローしていくことです。

当社グループの最大の強みは、本社(シンガポール)に隣接するエンジニアリング・センターを中心とした研究開発能力にあります。

エンジニアリング・センターでは、開発・エンジニアリング分析・特性評価機能により、アプリケーションの詳細な調査・分析、差別化及び迅速なカスタマイズが可能となっています。シンガポール企業、A*STAR(シンガポール科学技術研究庁)、およびシンガポールの各種研究機関とのパートナーシップにより、特に自動車・家電分野向け新材料の共同開発・投資を図ると同時に、アプリケーション・マッチング(デザイン・インの重要な指標)のための強力で体系的な材料データベースの構築も担っています。

また、山形大学とは機械学習と人工知能(AI)を使用したポリマー着色剤ライブラリについて共同研究開発を行っています。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上収益 売上総利益 税引き前利益 純利益

(連結実績)2019.3 22,758 2,451 1,257 1,008

(連結実績)2020.3 20,980 2,491 1,164 1,091

(連結実績)2021.3 27,632 3,111 1,518 1,297

(連結予想)2022.3 39,320 4,200  -  1,920


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 91.80 -  - 

調達資金使途 運転資金


上場時発行済み株数 20,925,844株

公開株数 1,012,000株(公募880,000株、オーバーアロットメント132,000株)


PER:10.4

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:9.7億

公募時時価:201億

    


【株主構成】 

Neo Puay Keong 最高経営責任者(CEO) 8,065,196 40.23 180日

ITOCHU Plastics Pte. Ltd. その他の関係会社 5,315,384 26.52 180日

D3cube Venture Pte Ltd CEOの配偶者である役員が全株保有 4,009,168 20.00 180日

Ang Whai Hoon 特別利害関係者など 1,453,344 7.25 180日

Omni-2025 Pte Ltd CEOの配偶者である役員が全株保有 1,202,752 6.00 180日


【代表者】

代表者名 ネオ・プアイ・ケオン(上場時55歳8カ月)/1965年生

本店所在地 シンガポールベンデマー・ロード B-セントラル

設立年 2002年

従業員数 40人 (3/31現在)(平均39歳、年収6万3910米ドル)、連結216人

株主数 5人 (目論見書より)

資本金 2,017,636,325円 (5/27現在)

代表者生年月日 1965年10月19日生まれ

代表者略歴

1988年月 Nagase Singapore Pte Ltd 入社

1992年月 Elf Atochem SEA Pte Ltd 入社(現: Total Petrochemicals (S.E.A.) Pte Ltd)

2002年月 当社設立 CEO 就任(現任)


【幹事団】

主幹事証券 みずほ 704,000 80.00

引受証券 SBI 132,000 15.00

引受証券 岡三 44,000 5.00


【参考類似企業】今期予想PER

3407  旭化成 11.3倍(連結予想 )

4005  住友化 10.1倍(連結予想 )

4021  日産化 24.2倍(連結予想 )

4023  クレハ 11.6倍(連結予想 )

4182  三菱ガス 13.0倍(連結予想 )

4188  三菱ケミHD 13.2倍(連結予想 )

4215  タキロンシーアイ 10.4倍(連結予想 )

8001  伊藤忠 9.0倍(連結予想 )

8090  昭光商 6.2倍(連結予想 )

8098  稲畑産 7.4倍(連結予想 )

8103  明和産 11.1倍(連結予想 )


【私見】

 久々の外国企業の上場で注目度は大きくないと思いますが、市場の反応が読みづらい銘柄です。業種としてはプラスチック関連でやや地味な印象です。業績は良く、PERも低めで、15~20は評価しても良さそうです。時価総額は大きめですが、吸収金額は小さく、既存株主にもロックがかかっており、需給面での不安はなさそうです。買いは大きく入らないような気はしますので、落ち着いた初値は予想されます。


想定価額:910円

仮条件上限:960円

初値予想:1500円

ブック申し込み度・・・やや強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3

2021年6月13日日曜日

IPO分析(リヴァンプ)

 【事業内容】

 ・経営・マーケティング事業

 主にBtoCビジネスを中心とした企業に対する経営実務の支援及びマーケティング/クリエイティブ業務を提供しております。経営実務の支援では、各担当業務の最高責任者であるCxOの業務執行を含む実務支援、経営戦略の立案及び執行、経営企画業務に従事しており、多くの場合クライアント先に常駐して職務を執行します。マーケティング/クリエイティブでは、デジタルマーケティングを含むマーケティング戦略の立案及び実行、企業ブランディング及びTV広告制作を含むクリエイティブ業務を提供しております。

 本事業においては、クライアントとの長期的な関係を基礎にプロジェクト期間を中長期に設定することで安定的な収益を見込んでおり、経営改革の中核を弊社人員が担当することにより、改善案の提案に留まらず実行まで落としこんでいます。また、経営改革の実行に伴うマーケティング、IT業務は当社グループの価格競争力が認められる範囲で当社が担当し、ひとつの案件から複合的な収益の獲得を目指す他、人員稼働に基づく基本報酬に加えて成果見合いの成功報酬(金銭による他、ストックオプション等株式に基づくものを含む)を定義することで収益性の向上を図っております。

 子会社及び関連会社は、当社の経営支援機能、ケイパビリティを補完・強化する役割を担っています。提供機能としては、テレビCMの制作等を中心とするクリエイティブ業務は、メディア活用方針やプレスリリース作成等の企業PR業務の支援は㈱ノエル・コミュニケーションが提供しております。また、営業ノウハウの共有や営業組織作りの助言を含む営業の強化支援を㈱インビクタスが実施しております。


・業務・デジタル&IT事業

 業務改革を中心としたコンサルティング、システム構築及びデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を提供しています。コンサルティングは、トップライン増加及びコスト削減を企図した全社構造改革/業務改革を支援しており、販売管理、在庫管理、顧客管理、従業員管理等の幅広い領域を含みます。システム構築では業界・業務の理解に基づき、マーチャンダイジング(MD)システムやサプライチェーンマネジメント(SCM)システム等の基幹システムの開発/刷新を行います。またクライアントのDX化を、システム開発責任者(CIO)支援を通じて推進しております。CIO支援においては、IT戦略/予算の立案から、事業規模に応じたITの構築と運用、情報システム部門の構築まで、CIOを含む情報システム部門の業務を幅広く担当しています。

 当社は、コンサルティング、システム構築及びDX支援のいずれにおいても顧客の業務の理解に努め、サービスを提供しています。システム構築では、コア機能(基幹システム)の内製化支援を目的とし、クライアントと共にシステムの設計・開発を行うことで、システム会社に過度に依存しない開発・運用体制の構築を支援しています。また、業務従事者と一体となって開発を行い、ITソリューションによる改革ありきではなく、事業の業務の有効性・効率性を重視した設計・開発を行っています。

 これまで大手製造小売業のグローバルサプライチェーンマネジメント(SCM)領域を中心にシステムの開発を行ってまいりましたが、近年は周辺領域のサービス化を志向しています。一例として当社が顧客と開発した電子データ交換(EDI)システムを顧客の取引先に展開することで取引量等に応じた報酬を受け取る仕組みを構築しており、人員稼働によらない「プロダクト売上」を計上しています。


・事業経営事業

 事業・経営に直接参画する、という当社グループの特徴を体現する『場』として事業を展開しております。当社から役員を派遣する他、会社の状況に応じ当社からの転籍者が経営を担い、経営・マーケティング事業の経営実務支援で培った技術を活用し、自社事業の成長を目指します。

 卵料理を中心に“朝文化”を発信する飲食店及び焼きカレーパンのテイクアウト店を運営する㈱エッグセレント、都市生活にフィットする宿泊機能と新しい滞在価値を提供するデザイン性の高いカプセルホテル『9h(ナインアワーズ)』を展開する㈱ナインアワーズ及び主として大手企業を対象に、資料作成補助ツールやプレゼンテーション資料作成代行を通じて資料作成業務の効率化を支援する㈱リヴァンプ・アカデミーで構成されております。

 なお、事業経営事業における投資は、原則として売却することを前提としておりませんが、当該企業を取り巻く環境を総合的に勘案し、当該企業の企業価値を高めるための施策の一環として、第三者割当増資や売却を検討するケースもあります。


・投資事業

 高い成長可能性が期待される企業に対して自己資金による企業投資を行っております。先端技術や新サービスを手掛けるスタートアップ企業も対象としており、当社の経営支援技術を陳腐化させないためにもそのような企業と接点を持つことが重要と考えています。

 投資を行うにあたっては、投資先候補企業が属する市場の成長性、投資先候補企業における事業展開の進捗状況、投資先候補企業の資金需要の状況、当社グループの経営・マーケティング事業とのシナジーや当社が提供できる投資先向け経営支援の内容及び投資条件等を踏まえ検討し、投資金額及び出資比率を決定しております。売却時期については、株式市場の動向、投資先の動向、出資時点における事業計画の達成状況等を総合的に勘案し決定しております。そのため、投資実行後比較的短期間で売却に至るケースもある一方で、全株式の売却までに数年間に亘り保有を継続することもあります。 


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.3 6,542 1,383 1,375 1,046

(連結実績)2020.3 6,928 1,485 1,534 1,240

(連結実績)2021.3 7,673 1,466 1,377 814

(連結予想)2022.3 7,250 1,620 1,600 1,000


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 136.46 1,020.59  - 

調達資金使途 人材採用および人件費、本社オフィス増床、研究開発、ソフトウエア開発


上場時発行済み株数 8,525,180株 (別に潜在株式1,035,420株)

公開株数 1,472,000株(公募280,000株、売り出し1,000,000株、オーバーアロットメント192,000株)


PER:22.7

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:45.6億

公募時時価:264億

    


【株主構成】 

湯浅智之 代表取締役社長執行役員CEO 2,456,140 30.13 90日

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株) その他の関係会社 1,600,000 19.63 90日

沢田貴司 創業者 1,260,000 15.46 90日

斎藤武一郎 取締役執行役員CMO 796,140 9.77 90日

瓜生健太郎 取締役 500,000 6.13 90日

伊藤雅俊 特別利害関係者など 400,000 4.91 90日

玉塚元一 創業者 205,000 2.51 90日

千田勇一 取締役執行役員 181,520 2.23 90日

大山拓也 取締役執行役員CFO 100,000 1.23 90日

安藤大祐 執行役員 90,000 1.10

福部明浩 子会社の取締役 80,920 0.99 90日 90日

 

 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である澤田貴司及び貸株人である湯浅智之並びに当社株主であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、齋藤武一郎、瓜生健太郎、伊藤雅俊、玉塚元一、千田勇一、大山拓也及び福部明浩は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の2021年9月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)を行わない旨合意しております。

 また、当社は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2021年12月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換若しくは交換される有価証券の発行又は当社普通株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行等(ただし、本募集、株式分割、ストックオプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、2021年5月25日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当等を除く。)を行わない旨合意しております。


【代表】

代表者 湯浅 智之(上場時44歳8カ月)/1976年生

本店所在地 東京都港区北青山

設立年 2005年

従業員数 232人 (4/30現在)(平均32.8歳、年収745万円)、連結268人

株主数 11人 (目論見書より)

資本金 100,000,000円 (5/25現在)者】


代表者生年月日 1976年10月10日生まれ

代表者略歴

2000年05月 アンダーセンコンサルティング(株) (現 アクセンチュア(株))入社

2005年10月 当社入社

2010年04月 当社取締役

2013年01月 (株)リヴァンプ・アウトソーシング (現 (株)リヴァンプ・アカデミー)代表取締役(現任)

2014年06月 (株)J Institute取締役

2016年03月 (株)リンクアンドモチベーション 取締役(現任) 4月:当社代表取締役社長兼CEO (株)ジェイ・プレップ・キッズ 代表取締役 (株)エッグセレント代表取締役(現任) (株)シー・アイ・エー代表取締役

2016年06月 (株)ケーズホールディングス取締役(現任)

2018年04月 当社代表取締役社長執行役員CEO(現任)


【幹事団】

主幹事証券 野村 1,118,400 87.38

引受証券 SBI 49,600 3.88

引受証券 みずほ 36,800 2.88

引受証券 SMBC日興 36,800 2.88

引受証券 松井 12,800 1.00

引受証券 マネックス 12,800 1.00

引受証券 いちよし 6,400 0.50

引受証券 岩井コスモ 6,400 0.50


【参考類似企業】

今期予想PER(5/28)

3636  三菱総研 14.3倍(連結予想 )

3666  テクノスJPN 16.8倍(連結予想 )

3798  ULS-G 22.6倍(連結予想 )

4307  NRI 32.1倍(連結予想 )

4722  フューチャー 18.4倍(連結予想 )

6532  ベイカレント 44.3倍(単独予想 )

9644  タナベ経 43.0倍(連結予想 )

9757  船総研HD 29.5倍(連結予想 )


【私見】

 コンサル事業で知名度も高い銘柄の上場。業績も急成長というわけでありませんが、上場を機に成長は期待できる銘柄です。時価総額はそこそこ大きいですが、テンバガーとなったベイカレントの上場時も350憶程度だったことを考えると、大きなっても良さそうな気はします。個人的には今クール一番の注目銘柄です。


想定価額:2710円

仮条件上限:3100円

初値予想:6000円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・やや強気

総合評価4

2021年6月11日金曜日

IPO分析(コンフィデンス)

 【事業内容】

 人材事業及びメディア事業を展開しております。具体的には、当社では、人材事業として人材派遣事業、人材紹介事業及び受託事業を行っており、当社子会社では、メディア事業を展開しております。

 主力事業である人材事業セグメントでは、人材派遣事業、人材紹介事業及び受託事業を行っており、その中でも人材派遣事業が当社の主力事業となっております。当社は、ゲーム業界及びその周辺領域に特化しており、ゲーム開発、デザイン、運用・サポート、企画・運営等を行うことができるクリエイター人材を抱えることにより、ゲーム会社向けに人材サービスを提供しております。また、当社は当社子会社に委託してゲーム情報サイト「GAMEMO」を運用しております。

 人材派遣事業は、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という)の規定に従い、厚生労働大臣の許可に基づき事業を行っております。当社は、主に、ゲーム業界の会社をクライアントとして(2021年3月時点の取引実績累計182社)、当社社員であるクリエイターを派遣契約に基づき配属し(2021年3月時点で620名)、クライアントのニーズに合わせたサービス提供を行っております。採用にあたっては、求人広告を出稿することで求職者を募集し、その求職者の中からクライアントニーズに合わせてエントリーレベルから業界での豊富な経験を持つ者まで幅広いレベルのクリエイターを採用しております。これらを背景に、クライアントのニーズとクリエイターのスキルをマッチングすることで、配属者数を増加させております(2019年3月時点で345名、2020年3月時点で494名、2021年3月時点で620名)。一方、当社社員や求職者のクリエイターに対しては、常にクライアントに満足頂けるサービスを追求できる技術者集団を目指し、ビジネススキルに関する研修やゲーム開発に必要な知識・スキルを身に着ける研修を通じて、キャリアアップの機会を提供しております。

 人材紹介事業は、「職業安定法」に基づき、厚生労働大臣の許可を受けて、転職・就職の希望者を募集・登録し、同時に求人情報を収集して相互のニーズをマッチングする有料職業紹介事業であります。クライアントに対しては、ヒアリングを通じて求める人材ニーズを正確に理解し、クライアントが要求する水準を満たした人材を紹介しているものと考えております。その過程で、情報提供として、優秀な人材を採用するために必要となる母集団形成や選考方法に関する助言を行っております。一方、転職を希望する求職者に対しては、カウンセリングを通じて転職に関する希望年収や職種を把握し、求職者のスキル・経験を整理した上で最適な転職先を提案する等のサポートを行っております。

 受託事業は、クライアントのゲーム開発及び運営のうち、外部委託可能な業務を当社が引き受けて代行する事業であります。当社は現在、主にゲームのデバッグ工程を中心にサービス提供しております。具体的には、当社のプロジェクトリーダーの指示に基づき、当社社員はクライアント企業が開発しているゲームのバグを発見し、クライアント企業に対して報告を行っており、クライアントが開発するゲームの品質を担保するサービスの提供に努めております。クライアントは、当社に外部委託することによって、固定費を変動費化できるとともに、デバッグ品質の均一化や開発工程におけるマネジメント負荷の軽減等のメリットを享受することができるものと考えております。

 メディア事業セグメントは、当社子会社が女性向け情報サイト「Lovely」の運営・管理を行っており、女性向けにファッションや美容に関する解説記事などユーザーのニーズに応える情報を提供していると考えております。サイト内には広告出稿枠を設けており、主にアドネットワーク事業者を通じて募集した広告主が提供する商材について広告を掲載し、ユーザーに配信することで広告収入を得ております。また、当事業にて培ったSEOのノウハウを活用し、他社メディアからの記事制作の受託等の派生サービスを提供しております。さらに、「Lovely」にアクセスするユーザーに対してアフィリエイト広告を提供し、そのアクセスを通じて商品やサービスを購入してもらうことによりアフィリエイト収入を得ております。なお、当社子会社は、2021年4月より占いサイト「Plush」の運営・管理を開始しており、「Lovely」と同様にアドネットワーク事業者を通じて広告収入を得ております。


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.3 2,004 174 131 59

(連結実績)2020.3 2,604 335 331 -282

(連結実績)2021.3 3,569 604 603 399

(連結予想)2022.3 4,386 720 717 498


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 110.91 347.42  - 

調達資金使途 新規拠点の開設、人材採用および人件費、自社メディア運営にかかる初期投資


上場時発行済み株数 4,560,000株 (別に潜在株式279,800株)

公開株数 621,000株(公募290,000株、売り出し250,000株、オーバーアロットメント81,000株)


PER:15.8

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:1.09億

公募時時価:80億

    

【株主構成】 

(株)アミューズキャピタルインベストメント ベンチャーキャピタル(ファンド) 1,584,000 34.81 180日

(株)アミューズキャピタル ベンチャーキャピタル(ファンド) 804,000 17.67 180日

中山隼雄 アミューズキャピタルの代表取締役会長 780,000 17.14

SBI Ventures Two(株) ベンチャーキャピタル(ファンド) 400,000 8.79 90日・1.5倍

木村重晴 特別利害関係者など 238,000 5.23 180日

沢岻宣之 代表取締役社長 76,000 1.67 180日

吉川拓朗 常務取締役 66,000 1.45 180日

中村俊一 特別利害関係者など 48,000 1.05

泉水敬 特別利害関係者など 48,000 1.05

鎌田和彦 特別利害関係者など 40,000 0.88

有馬誠 特別利害関係者など 40,000 0.88


 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である中山隼雄及び売出人である木村重晴並びに当社株主である株式会社アミューズキャピタルインベストメント、株式会社アミューズキャピタル、澤岻宣之、吉川拓朗、竹下和広及び雨宮玲於奈は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後180日目の2021年12月24日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得することは除く。)等は行わない旨合意しております。

 また、当社株主であるSBI Ventures Two株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の2021年9月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。


【代表者】

代表者名 沢岻 宣之(上場時49歳7カ月)/1971年生

本店所在地 東京都新宿区新宿

設立年 2014年

従業員数 729人 (4/30現在)(平均32.7歳、年収347.1万円)、連結733人

株主数 31人 (目論見書より)

資本金 257,500,000円 (5/24現在)

代表者生年月日 1971年11月11日生まれ

代表者略歴

年月 概要

1996年04月 (株)スタッフサービス(現(株)スタッフサービス・ホールディングス)入社

2005年09月 (株)スタッフサービス・セールスマーケティング(現(株)リンクスタッフィング)入社(転籍)

2006年10月 同社執行役員副本部長

2009年10月 同社取締役営業本部長

2015年08月 当社代表取締役社長(現任)

2018年08月 (株)Dolphin取締役(現任)


【幹事団】

主幹事証券 みずほ 442,800 82.00

引受証券 SBI 75,600 14.00

引受証券 SMBC日興 5,400 1.00

引受証券 松井 5,400 1.00

引受証券 楽天 5,400 1.00

引受証券 エース 5,400 1.00


【参考類似企業】今期予想PER(5/28)

4763  クリーク&リバ 19.5倍(連結予想 )

6033  エクストリーム 23.0倍(連結予想 )


【私見】

 ゲーム会社の人材業種ということで類似業種もあり優位性は感じません。業績は非常に良く、PERからは初値で上がってしまえば割安感は感じません。規模的にはやや小さめで、1.5倍でロックが外れるVCはいるもののそれほど問題はありません。初値は人気になると思いますが、人材関連なのでセカンダリーの妙味はなさそうです。


想定価額:1720円

仮条件上限:1760円

初値予想:4000円

ブック申し込み度・・・強気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3.5

上場承認(コラントッテ)

 7/08 コラントッテ 7792 その他製品 マザ  野村證券    

事業内容:医療機器及びヘルスケア商品の製造、販売等

公開株数合計 2,150,000 OA 322,500(24.7憶)

公募株数 600,000 売出株数 1,550,000

発行済み株数 →8,600,000(86憶)

ブックビルディング6/22~28

引受証券会社 野村證券 SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 楽天証券 岩井コスモ証券 丸三証券 松井証券 

想定価額:1000円 予想レンジ1300円~2000円 期待度3.5

美容関連で大きくは上がらないでしょうけど、そこそこは上がるでしょう。

IPO分析(日本電解)

 【事業内容】

  硫酸銅を主成分とする電解液から電気分解により金属銅を薄膜状に析出生成させ、加工する電解銅箔製造事業を営んでおります。

 電解銅箔は、製品そのものを見かける機会はほぼありませんが、電子・電気機器には必ず使用されている重要な素材です。電子・電気機器を制御する電気信号を伝える回路基板の導体は、ほとんどが電解銅箔で形成されています。また、電気自動車に代表される電動機械で使用される電池は軽量化のためにリチウムイオン二次電池(LIB)が使用されています。LIBに用いられる負極集電体(負極活物質から電子を集める部品)にも主に電解銅箔が用いられており、電解銅箔は日常生活に欠かすことのできない様々な機器に使用されています。


(安定的に高品質な銅箔製造を提供する製箔工程)

 電解銅箔の製箔工程には、①ベース箔製造工程、②粗化・表面処理工程、③スリット・検査工程、④出荷工程に分かれます。

 このうち、①のベース箔製造工程では、資源リサイクルにより発生した銅材料を主原料とし、硫酸で溶解した硫酸銅溶液を電解槽内に設置した曲面状の陽極と、円筒状・金属製の陰極ドラムの間に通して、陰極ドラムを回転させた状態で陽極と陰極ドラムの間に通電しながら陰極ドラム表面に必要とする厚さになるまで電気めっきを施す方法により、ドラム表面に析出した薄膜状の銅を連続的に巻き取ることにより帯状の銅箔を製造し、用途に適した表面処理やサイズ調整等を行って製品化します。

 製品の長さは用途によって異なりますが、短い製品で500m程度、長い製品では1万m以上にも及びます。当社では規定通りの長さの製品を生産するため、24時間連続操業による生産を行います。なお、ベース箔製造工程における適切な製造条件を精度高く設定することにより、顧客の求める品質水準に適合した銅箔製品を安定的に製造します。

 ②の粗化・表面処理工程では、回路基板用銅箔で実施しており、銅箔の表面に、銅箔の用途や仕様に合わせた防錆・有機処理を行います。

 ③のスリット・検査工程では、銅箔製品の全数全量について自動検査機による検査を実施することにより、高品質で安定的な銅箔製品の供給につなげております。


 携帯端末やEV、HV(Hybrid Vehicle:内燃機関と電動機を動力源とするハイブリッド車)に搭載されるLIB用の銅箔では、厚さの均一性、異物混入の無いことなど高い信頼性が求められます。一方、回路基板用銅箔においては、電気信号の損失を抑制するため、表面粗さの低さが求められる一方で、樹脂基材との密着性を高めるため、一定の表面粗さも求められており、相反する特性を両立する高品質な銅箔が求められます。さらにフレキシブル配線板では高い屈曲性、折り曲げ特性が要求されます。これらの要求に対し、製品のベースとなる銅箔の製箔工程では、各種電解条件、添加剤等の濃度・組合せを調整することにより、銅箔の表面形状及び物理的物性(引張強さ、伸び率など)を制御して各種用途に適合した製品を提供しております。

 また当社で扱う製品の厚さは2~18㎛と非常に薄いため、マイクロメートル単位の品質管理が求められます。1mの幅方向、1万m以上の長さ方向で±5%以下の精度で管理しています。微細回路基板の場合、回路幅50㎛、回路間隔50㎛以下で回路が形成されます。このような微細回路で50㎛の異物が存在すると回路間のショートや回路の断線が発生する可能性があります。このため、銅箔表面にゴミ、ちり等の不純物及び導電性異物の付着を防止する防塵管理を実施しております。さらに、樹脂基材との密着性とロープロファイルを両立する微細粗面化や密着性、耐薬品性及び耐熱性を向上させる表面処理工程では、表面形状の最適化、銅以外の金属成分を用いた表面処理を組み合わせることにより、顧客ニーズに対応した製品を製造しております。


   当社の銅箔製品は、当社(本社工場)、米国子会社(Denkai America Inc.)の2拠点で製造しており、当社は車載電池用銅箔、高強度銅箔、微細回路基板用銅箔、キャリア付極薄銅箔を、米国子会社は汎用箔の製造販売を行っております。

 当社が製造販売する車載電池用銅箔は、日系大手車載用LIBメーカーを通じて、大手EV(電気自動車)メーカーへの販路を有しており、また当社の回路基板用銅箔製品(高強度銅箔、微細回路基板用銅箔、キャリア付極薄銅箔)は、前述の相反する特性を両立することで、5G関連製品のバリューチェーンの中で、高機能電解銅箔として位置づけられており、日米の大手銅張積層板メーカーを通じて、5Gスマートフォンや5G基地局の実装OEMメーカーへの販路を有しております。米国子会社が製造販売する汎用箔は、米国内の大手銅張積層板メーカー等への販路を有しております。

 


【業績等】

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益

(連結実績)2019.3 10,866 452 417 22

(連結実績)2020.3 12,480 911 842 1,988

(連結実績)2021.3 14,584 527 440 193

(連結予想)2022.3 18,860 1,304 1,226 873


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(連結予想)2022.3 120.55 815.96  - 

調達資金使途 車載電池用銅箔の生産設備新設


上場時発行済み株数 7,250,000株

公開株数 5,645,400株(公募50,000株、売り出し4,953,000株、オーバーアロットメント642,400株)


引受人の買取引受による売出しに係る売出株式のうちの一部が、SMBC日興証券株式会社の関係会社等を通じて、欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし、米国及びカナダを除く。)の海外投資家に対して販売されることがあります。


PER:20.5

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:140億

公募時時価:180億

    

【株主構成】 

MSD第一投組 ベンチャーキャピタル(ファンド) 6,408,000 89.00 180日・1.5倍

日鉄ケミカル&マテリアル(株) 特別利害関係者など 720,000 10.00

徳岡工業(株) 特別利害関係者など 72,000 1.00 180日


 本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、売出人かつ貸株人であるMSD第一号投資事業有限責任組合は、SMBC日興証券株式会社(以下「主幹事会社」という。)に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2021年12月21日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等(ただし、その売却価格が募集における発行価格又は売出しにおける売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)を行わない旨を約束しております。

 また、株主である徳岡工業株式会社は、主幹事会社に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2021年12月21日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しております。

 

【代表者】

代表者名 中島 英雅(上場時67歳0カ月)/1954年生

本店所在地 茨城県筑西市下江連

設立年 2016年

従業員数 204人 (3/31現在)(平均42.2歳、年収483.6万円)、連結276人

株主数 3人 (目論見書より)

資本金 100,000,000円 (5/21現在)

代表者生年月日 1954年06月03日生まれ

代表者略歴

1977年04月 住友金属工業(株)(現日本製鉄(株))入社

2012年07月 同社 常務執行役員 棒鋼・線材Co長 10月:新日鐵住金(株) 常務執行役員 小倉製鐵所長

2014年06月 日鉄住金エレクトロデバイス(株) 代表取締役社長

2015年01月 NGKエレクトロデバイス(株) 代表取締役社長

2017年04月 同社 相談役

2018年06月 日本電解(株)(旧日本電解) 代表取締役COO 10月:同社 代表取締役社長CEO

2019年10月 当社 代表取締役社長CEO(現任)

2020年03月 Denkai America Inc. CEO & President(現任)

役員名



【幹事団】

主幹事証券 SMBC日興 - -

引受証券 野村 - -

引受証券 SBI - -

引受証券 マネックス - -

引受証券 楽天 - -

引受証券 岩井コスモ - -

引受証券 水戸 - -


【参考類似企業】

参考類似企業 今期予想PER(5/28)

5706  三井金 8.3倍(連結予想 )

5711  三菱マ 15.4倍(連結予想 )

5715  古河機 13.8倍(連結予想 )

5753  日伸銅 5.8倍(単独予想 )

5757  CKサンエツ 10.2倍(連結予想 )

5801  古河電 17.4倍(連結予想 )


【私見】

 車載電池や5Gスマートフォンなどにも使われ、業種的にはグローバルな銘柄で妙味はありますが、ファンドの売出し案件で人気になる可能性は低いかと思います。業績も非常に伸びていて言うことはないのですが、VCにとってはここがピークで出口としては最適なのかもしれません。時価総額もそこまで大きくなく、もう一回り大きくても良さそうで穴的要素もありますが、不透明ではあるので見送りでも良いかもしれません。


想定価額:2480円

仮条件上限:2480円

初値予想:2480円

ブック申し込み度・・・やや弱気

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価2.5