2021年6月9日水曜日

IPO分析(東海道リート 投資法人)

 【事業内容】

  東海道地域とその周辺に特化した総合型リート。メーンスポンサーは不動産業に業態転換したヨシコン<5280>であり、そのほか産業系から木内建設、日本国土開発<1887>、金融・不動産系から静岡銀行<8355>、静岡不動産、インフラ系から中部電力ミライズ<9502>、静岡ガス<9543>、物流系からは鈴与、清和海運――の計9社がサポートする。

 投資対象地域はヨシコンが本社を置く静岡を格とする産業地域(静岡県、愛知県、三重県)に6割以上、東海道地域など(近畿~南関東)に9割以上としている。なお、ここでいう「東海道」とは行政区分の五畿七道としてではなく、幹線道路を指す。投資対象地域は東海道が通る都府県とその隣接府県となっており、茨城県は含まれない。物件の種類は生活インフラアセット(住居系、生活圏配送・販売型)と、産業インフラアセット(物流施設、産業施設・ビジネス)にそれぞれ25%以上を投資する。

 IPO時のポートフォリオ(取得価格ベース)は底地(商業施設)39.4%、住居系27.1%、物流20.5%、オフィスビル12.9%。地域別では静岡県56.1%、三重県25.9%、愛知県18.1%。なお、底地はショッピングセンター「浜松プラザ」に利用されている。浜松プラザは大型スーパー「コストコ」がキーテナントとして入居している。


*トレーダーズウェブより引用



【業績等】

業績動向(百万円) 営業収益 営業利益 経常利益 純利益

(単独予想)2022.1 1,362 852 381 381

(単独予想)2022.7 1,101 626 564 564

(単独予想)2023.1 1,101 633 570 570


1株当たりの数値(円) EPS BPS※ 配当

(単独予想)2022.1 2,150.00 - 2150

(単独予想)2022.7 3,186.00 - 3186

(単独予想)2023.1 3,217.00 - 3217

調達資金使途 特定資産の取得


配当利回り:

公募時吸い上げ資金:168億

公募時時価:173億

 

上場時発行済み株数 176,800株

公開株数 171,000株(公募162,860株、オーバーアロットメント8,140株)

 


【株主構成】 

ヨシコン(株) スポンサー 13,940 100.00

 

【代表者】

代表者名 江川 洋一/-年生

本店所在地 東京都千代田区永田町

設立年 2021年


【幹事団】

主幹事証券 みずほ - -

主幹事証券 大和 - -

幹事証券 静銀ティーエム - -

引受証券 SMBC日興 - -

引受証券 マネックス - -

引受証券 東海東京 - -


【参考類似企業】時価総額(5/27)

2971  エスコンJPN 378億円

3459  サムティレジ 767億円

3470  マリモリート 208億円

3492  タカラリート 549億円

8968  福岡リート 1,395億円

8977  阪急神RE 1,094億円


想定価額:98000円

仮条件上限:98000円

初値予想:98000円

ブック申し込み度・・・中立

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価3

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