2025年1月31日金曜日

決算(visumo)

visumo<303A.T>は31日、2025年3月期の単独営業利益が7300万円の黒字になる見込みだと発表した。従来予想は7300万円の黒字だった。売上高は8億2100万円(従来8億2100万円)、経常利益は5800万円の黒字(従来5800万円の黒字)、純利益は4100万円の黒字(従来4100万円の黒字)となる見通し。

◆visumo<303A.T>が発表した2025年3月期の単独業績見通しは下記の通り。
                  売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株利益    

今回発表          821        73         58         41         26.75      
前回予想          821        73         58         41         26.75      
増減額            0          0          0          0          0.00       
増減率            0.00%      0.00%      0.00%      0.00%      0.00%      
前期実績          678        18         19         
決算短信
悪い内容ではありませんが、上方修正がなかったことからPTSでは
大きく下げています。

2025年1月23日木曜日

IPO分析(技術承継機構)

 【事業内容】

 製造業と製造業に関連する事業の譲受及び譲受企業の経営支援に取り組む連続買収(譲受)企業です。各社の技術・技能が失われることを防ぎ、次世代に繋ぐことをミッションとしております。当社チームメンバーは、海外経験の中で、日本経済の置かれている厳しい状況、及び日本の製造業に対する尊敬の眼差しを実感しました。一方、日本の中小製造業は技術を持っているものの、後継者不足・営業不足等、「もったいない」状況にあり、その「もったいない」を改善したいという思いが会社設立の出発点です。当社は、技術を持つ中小製造業複数社が一緒になることで、強固な企業グループの構築を目指しております。なお、買収ファンド(PEファンド)とは違い、譲受した会社の譲渡は基本的には想定しておりません。当社は、中小企業の主要な悩みである人材不足・IT化を改善・推進することで、中小製造業各社の事業強化を行い、グループ内において、開発から売上に至る全ての事業行程での相乗効果を追求しております。

 主な活動は、製造業と製造業に関連する事業の譲受と経営支援であり、当社グループの収益源は、譲り受けた製造業の事業から生まれる利益になります。当社は連続買収(譲受)企業として、製造業のM&Aを適切なバリュエーションで連続的に行うことで成長していきます。譲受した会社をバリューアップし、生まれたキャッシュ・フローでさらにM&Aを加速させることにより、非連続的な成長を目指します。

 創業以来、本書提出日現在までに10社の企業を譲受しており、製造業の中でも幅広い分野に事業を分散させることで、特定の業界の変動に影響を受けにくい構成となっております。当社は、企業の譲受にあたって、主にM&Aアドバイザーや金融機関等から譲受候補となる企業の紹介を受けており、その対価として手数料を支払っています。また、譲受した企業に対しては、役員の派遣などを通じて各種の経営支援を行っており、その対価として各社から経営支援料を受け取っています。

​ 2018年7月9日に東京都中央区にて、中小製造業各社の技術を次世代に繋ぐことをミッションとして設立されました。本書提出日現在までに(親子会社又は兄弟会社は1社と数えて)10社の製造業の譲受を実行しております。

2019年11月 薄膜材料開発製造及び冷間鍛造を行う株式会社豊島製作所(タイ子会社たるTOSHIMA(THAILAND)CO.,LTD.を含む)を100%子会社として譲受

2020年12月 樹脂プリント及び加工を行う株式会社東洋マークを100%子会社として譲受

2021年2月 自動はんだ付け装置の開発製造を行うFAシンカテクノロジー株式会社を100%子会社として譲受

2021年7月 シート材・コイル材切断機の製造を行うエムエスシー製造株式会社を100%子会社として譲受

2021年9月 高機能フィルムの巻取機の設計製造を行う株式会社篠原製作所を100%子会社として譲受

2022年7月 切削加工を行う京和精工株式会社を100%子会社として譲受

2023年4月 板金及び金属箔加工を行う株式会社キンポーメルテックを100%子会社として譲受

2023年6月 炭素繊維強化プラスチック製品の製造を行う株式会社エアロクラフトジャパンを100%子会社として譲受

2023年8月 切削加工を行う株式会社天鳥を100%子会社として譲受

2024年1月 工事用保安機器の製造を行う株式会社ティオックを100%子会社として譲受

 

【業績等】

決算期 種別 売上高 営業利益 経常利益 純利益

2024/12 連結3Q累計実績 8,044 1,138 1,156 617

2024/12 連結会社予想 11,000 1,500 1,500 860

2023/12 連結実績 9,327 879 926 1,613

2022/12 連結実績 6,804 460 541 148


決算期 種別 EPS BPS 配当

2024/12 連結会社予想 109.08 - 0.00


上場時発行済株数 8,627,778株

公開株数 1,673,200株(公募745,000株、売り出し710,000株、オーバーアロットメント218,200株)

調達資金使途 M&A(買収・合併)待機資金


募集を行う地域

欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし、米国及びカナダを除く。)


PER:18.2

PBR:

配当利回り:

公募時吸い上げ資金:33.4億

公募時時価:172億

​   

【株主構成】 以下180日

新居英一 代表取締役社長など 6,397,634 81.16%

藤井陽介 執行役員 600,000 7.61%

佐藤大央 特別利害関係者など 130,000 1.65%

亀田藍子 取締役など 112,000 1.42%

徳田雄一郎 子会社の取締役 101,000 1.28%

永井裕 子会社の取締役 101,000 1.28%

岩間正俊 監査役など 101,000 1.28%

大橋俊之 従業員、子会社の取締役 90,660 1.15%

山口貴弘 特別利害関係者など 60,000 0.76%

玉川陽介 特別利害関係者など 50,000 0.63%


 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である新居英一、売出人である藤井陽介、並びに当社株主である佐藤大央、亀田藍子、徳田雄一郎、永井裕、岩間正俊、大橋俊之、山口貴弘、玉川陽介、株式会社SHIFT、江尻晃洋、中嶋真里、鈴木大雅、平井頌大、安藤憩子、鍬塚洋史、及び当社の従業員1名は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2025年8月3日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く。)は行わない旨合意しております。

 ​

【代表者】

代表者名 新居 英一(上場時41歳10カ月)/1983年生

本店所在地 東京都渋谷区渋谷

設立年 2018年

従業員数 8人 (2024/11/30現在)(平均38.6歳、年収1100万円)、連結556人

事業内容 製造業の譲り受け、譲り受け企業の経営支援

URL https://ngt-g.com/

株主数 22人 (目論見書より)

資本金 55,000,000円 (2024/12/27現在)


【幹事団】

主幹事証券 SBI - -

引受証券 Jトラストグローバル - -

引受証券 アイザワ - -

引受証券 岩井コスモ - -

引受証券 松井 - -

引受証券 むさし - -


【参考類似企業】今期予想PER(1/6)

2884 ヨシムラフード 20.8倍 (連結予想)

3439 三ツ知 10.3倍 (連結予想)

5644 メタルアート 5.8倍 (連結予想)

5971 共和工業 10.3倍 (連結予想)

6286 靜甲 8.0倍 (連結予想)

7250 太平洋 7.3倍 (連結予想)

7318 セレンディプ 13.1倍 (連結予想)

9166 GENDA 45.0倍 (連結予想)


【私見】

M&Aの手数料収入でなく、譲受企業を承継する箱自体の会社で、ヨシムラフードの製造業バージョンで初物的な要素はあります。資金は必要になりますが、有力な企業を買えば必然的に利益は増え、GENDAのように時価総額が大きくなるビジネスモデルは魅力です。完全ロックで、需給的には問題ないのですが、SBIの中規模銘柄は厳しく、初値段階で買いが入るかは微妙ではあります。同主幹事のGENDAやAIロボなど、好業績銘柄はアフターで伸びる会社もあるので、中期的には上がる可能性は充分あると予想します。


想定価額:1970円

仮条件上限:2000円

初値予想:2500円

ブック申し込み度・・・中立

セカンダリー期待度・・・中立

総合評価:3.5

上場承認(TENTIAL)

 2/28 TENTIAL 325A   繊維製品             東グロ   野村證券  

事業内容:リカバリーウェア「BAKUNEをはじめとしたコンディショニングブランド「TENTIALの運営

公開株数合計      2,784,700            オーバーアロットメントによる売出し:417,70059.2億)

公募株数             400,000 売出株数             2,384,700

発行済み株数⇒7,055,600131億)

ブックビルディング2/1017

引受証券会社 野村證券 SBI証券 大和証券 楽天証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 松井証券 

                           

主要株主

中西 裕太郎      30.23%

株式会社アカツキ            13.79%

株式会社Anchor 8.14%

HIRACFUND1号投資事業有限責任組合    6.14%

ニッセイ・キャピタル12号投資事業有限責任組合5.32%

ファッション&テクノロジー2号投資事業組合       4.80%

Apricot Venture Fund1号投資事業有限責任組合    4.70%

ナントCVC2号投資事業有限責任組合      2.67%

MTGV投資事業有限責任組合       2.25%

 

代表者生年月日  19940616日生まれ

代表者略歴

201401      株式会社インフラトップ 入社

201611      株式会社リクルートキャリア 入社

201802      当社設立 代表取締役社長就任(現任)

 

想定発行価格:1850円 予想レンジ:1800円~3000円 注目度:3.5

業績は評価できますので、今後の成長性次第でしょうか。

2025年1月20日月曜日

IPO分析(バルコス)

【事業内容】
(1)ライフスタイル提案事業
 「美しく豊かに暮らす」をコンセプトにバッグ、財布、服飾雑貨等の企画およびインフォマーシャル、ECサイト、店舗、新聞・雑誌等のメディアを通じた販売を行っております。
1)バッグ、財布等の販売
<バッグ、財布等のデザインの企画>
 日本のデザインチームが企画及びデザインしたサンプルを、中国広州にある連結子会社のサンプル工場で製作しております。サンプルの修正作業等も迅速に行い、通常1か月間かかるサンプル製造を、約1週間に短縮することで、製品化へのスピードを速くできる仕組みを構築しております。サンプル製作後の本生産につきましては、価格、納期、クオリティに応じて、主に中国、バングラデシュ、日本の中から最適な生産協力工場へ依頼することで、品質の維持に努めております。

<販売>
 海外工場で本生産された財布、バッグ等を国内に仕入れた後は、インフォマーシャル、ECサイト、店舗、新聞・雑誌等のメディアを通じて販売を行っております。また、山陰エリアを中心に直営店やショッピングセンター、百貨店等のテナントショップを出店しており、店舗販売を行っております。
  当社グループは、コロナ禍により大きく変化した小売環境に柔軟に対応するために、メディア発信を積極的に行っております。その効果により実物商品を見たい顧客に対応するため、店舗にショールームとしての役割を担わせております。令和6年11月末現在の店舗の一覧は次のとおりであります。
・関東地区 1店舗
・中国地区 8店舗
          合計 9店舗
 
当社グループが取扱う主なブランド及びその特徴は、次のとおりであります。
 ・(バルコス)
「現代女性のさまざまなライフシーンを美しく、豊かにする」をコンセプトにした、バッグ・革小物のバルコスオリジナルブランド。タイムレスから最新トレンドまで、ユーザーニーズに合わせた幅広いアイテムをご提案いたします。

・Hanaa-fu(ハナアフ)
 美しいディティールと立体感のあるデザインが特徴のブランド。バッグの美しい立体的なフォルムは、複雑な構造とそれを可能にする高い技術によって具現化されています。東洋らしいフォルムと西洋のエレガンスが融合するスタイルが新しいジャパニーズ・モダンを表現しています。

・BARCOS J LINE(バルコスジェイライン)
 感性豊かな新しい文化と古くから受け継がれる匠の技。日本には世界が認める現代アートやアニメなどのポップカルチャーに代表される最先端のクリエーションがあります。また、日本には古来より各分野で脈々と受け継がれる世界に誇れる職人技術があります。この日本を代表する2つの文化を融合し世界基準のラグジュアリーブランド創出を目指しバルコスJライン全ての商品は皮なめしから、裁断、縫製、彫金にいたるまで最高峰の職人達が、日本の物作りに徹底的にこだわりました。

・Barcos Blue(バルコスブルー)
 流行に左右されない若い女性のためのオーセンティックで本物志向のバッグ、財布、小物類を取り揃えたバルコスの新しいブランド。フェイクレザーやキャンバスを使った商品を多数取り揃えています。

・Otaniryuji(オオタニリュウジ)
 繊細な刺繍が描く、アートバッグの世界。ミラノのランウェイに登場し話題となり、TVドラマのスタイリストからもオファーを受けたオンライン限定オーダーのEYEs Collection をはじめ、大谷リュウジの繊細なデザインエッセンスを閉じ込めたアートバッグを取り揃えています。大谷リュウジにしかできないモノクロと流麗な曲線により表現された作品が物語る世界観をお楽しみいただけます。

・Niana(ニアナ)
特別な日にまとうドレスはリーズナブルで上質なものを。
都会的な洗練されたトータルコーディネートがnianaで叶います。
品質とプライスのバランスを日々追求し続けています。

・FASHION LETTER(ファッションレター)
 ベーシックからトレンドまで。「無色透明・NO COLOR」決まった色がない事がFASHION LETTERの色。
 ジャンルやスタイルにとらわれない自由なファッションをご提案します。

・aity(アイティ)
 AI技術とファッションを組み合わせた革新的なブランドです。アナログとデジタルのシームレスな融合により、お客様一人ひとりのスタイルを追求するお手伝いをします。

・etoll(エトル)
 系統にとらわれず、気分を高めたい日や特別な日、いつでも私の好きを身につけましょう。
自分自身のためにお洒落をしたい気持ちを大切に、豊かな個性とトレンドを取り入れたアイテム、少しだけお手本になるようなスタイリングを提案します。

2)服飾雑貨等の販売
 服飾雑貨等の販売は、主として令和5年4月に全株式を取得した株式会社BFLATにおいて行われております。株式会社BFLATは、主として女性向けのカジュアルウェアやオケージョンウェアを、楽天市場やZOZOTOWN等のECサイトを通じて販売を行っております。

(2)メディアクリエイティブ事業
 令和3年1月にWEBメディアで情報発信する新規事業を行うため、新会社「株式会社ファッションニュース通信社」を設立し、ファッション関連情報を発信するWEBメディア「CoordiSnap」と「fashion trend news」を運営しております。また、株式会社ファッションニュース通信社は、令和5年3月に株式会社コリーよりWEBメディアを事業譲受し、サッカー関連情報を発信するWEBメディア「Qoly」を運営しております。
 さらに、当社グループでは、令和5年4月に全株式を取得した株式会社トリプル・オーにおいて映像、ポスター、CDジャケット、グラフィックデザイン、イベントプロデュース、番組ディレクション、ロゴデザイン、パンフレットデザイン等の企画、管理、制作を行っております。

(3)ディベロップメント事業
 主に東京都、大阪府のオフィスビル、事務所、マンション等の収益物件の賃貸を行っており、安定的な賃貸収入を得ております。また、鳥取県では、本社にBarcos Coffeeを併設し、飲食店の運営を外部に委託することで賃貸収入を得ております。
 さらに、令和3年12月に買収した株式会社バルコス旅館三朝荘において、BARCOS RYOKAN 三朝荘の運営を外部に委託することで賃貸収入を得ております。

【業績等】
決算期 種別 売上高 営業利益 経常利益 純利益
2024/12 連結3Q累計実績 3,514 154 146 66
2024/12 連結会社予想 4,913 254 240 130
2023/12 連結実績 3,857 118 120 42
2022/12 連結実績 3,769 87 41 3

2024/12 連結会社予想 114.04 547.59 -

上場時発行済株数 1,195,000株
公開株数 126,000株(公募55,000株、売り出し55,000株、オーバーアロットメント16,000株)
調達資金使途 広告宣伝に必要な通販番組のVTR制作

PER:12.3
PBR:
配当利回り:
公募時吸い上げ資金:1.8億
公募時時価:17億
​   
【株主構成】 
(株)グリーン 代表取締役社長の資産管理会社 733,000 64.30% 180日
山本敬 代表取締役社長 406,900 35.69% 180日
(株)グロース・イニシアティブ 特別利害関係者など 100 0.01%

(1)TOKYO PRO Marketにおける当社普通株式の取引(気配表記を含む。)がブックビルディング方式による発行価格及び売出価格の決定に影響を及ぼすおそれを可及的に排除する観点から、本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、当社役員かつ貸株人である山本 敬、当社株主である株式会社グリーン、株式会社グロース・イニシアティブは、フィリップ証券株式会社(主幹事会社)に対し、本書提出日から当社普通株式に係るTOKYO PRO Marketからの上場廃止予定日である2025年2月2日までの期間中は、本書提出日現在に自己の計算で保有する当社普通株式の売却等又はこれらに係る注文を行わない旨を約束しております。
(2) 本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、当社役員かつ貸株人である山本 敬及び当社株主である株式会社グリーンは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の2025年8月1日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すことは除く。)等は行わない旨合意しております。
【代表者】
代表者名 山本 敬(上場時58歳7カ月)/1966年生
本店所在地 鳥取県倉吉市河北町
設立年 1991年
従業員数 69人 (2024/11/30現在)(平均45.1歳、年収440万円)、連結109人
事業内容 バッグなどの皮革商品の販売、ウェブメディアの運営など
URL https://barcos.jp/
株主数 3人 (目論見書より)
資本金 30,000,000円 (2024/12/27現在)

【幹事団】
主幹事証券 フィリップ 93,500 85.00%
引受証券 松井 3,300 3.00%
引受証券 SBI 3,300 3.00%
引受証券 マネックス 3,300 3.00%
引受証券 楽天 3,300 3.00%
引受証券 極東 1,100 1.00%
引受証券 東洋 1,100 1.00%
引受証券 Jトラストグローバル 1,100 1.00%

【参考類似企業】今期予想PER(1/6)
2778 パレモ・HD 8.4倍 (連結予想)
3140 BRUNO 39.3倍 (連結予想)
3174 ハピネス&D 27.0倍 (連結予想)
3536 アクサスHD 14.1倍 (連結予想)
3550 スタジオアタオ 37.8倍 (単独予想)
7494 コナカ 14.6倍 (単独予想)
9878 セキド 29.9倍 (連結予想)
9990 サックスバーH 11.6倍 (連結予想)

【私見】
 PROからの鞍替えで、名証ネクストのフィリップ案件ということで通常ならスルー案件ですが、直近の日本オーエー研究所が上げたことから検討はしなければ案件になりました。バッグ・財布等の販売で、対象が高齢の層でインパクトに欠けると思います。業績の伸びは悪くなく、2024年12月期のPERで妥当な水準なので、次期見通しを加味すれば上値余地はあると思います。株数も極端に少なく、ロックも万全なので、以前にみたいな公募割れはなく、OAの二番煎じを狙った買いや、年初初のIPOということから初値買い意欲はあると思います。

想定価額:1390円
仮条件上限:1400円
初値予想:1550円
ブック申し込み度・・・中立
セカンダリー期待度・・・やや弱気
総合評価:2.5

2025年1月17日金曜日

上場承認(ブッキングリゾート)

 2/21 ブッキングリゾート 324A サービス業      東グロ   SMBC日興証券        

事業内容:旅行者の予約獲得を目的とした、宿泊施設の集客支援事業及び直営宿泊事業

公開株数合計      1,432,000 オーバーアロットメントによる売出し:214,80019.8億)

公募株数             300,000 売出株数             1,132,000

発行済み株数⇒5,700,00068億)

ブックビルディング2/0512

引受証券会社 SMBC日興証券 野村證券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 西村証券

主要株主

エス・エヌ・ホールディングス有限会社    64.81%

株式会社にしがき            7.59%

株式会社デジタルストレージ        3.80%

株式会社グランシーズ     3.80%

株式会社ゆめゆめらいふ 0.93%

村上 真之助        0.93%

株式会社B&V  0.93%

株式会社B&Vホールディングス 0.93%

日本商事株式会社            0.93%

エスオール株式会社・・・他8社、1         0.56%

 

代表者生年月日  19880209日生まれ

代表者略歴

200804      株式会社クローバー 入社

200811      サカネソーイング株式会社 入社

201103      株式会社レジタイズ(現株式会社デジタルストレージ入社

201305      当社設立、代表取締役就任(現任)

想定価額:1,200円 予想レンジ1300円〜2200円 注目度3.5

グランピングという優位性とインバウンド効果はあるので、そこそこ上がるでしょうか。

上場承認(フライヤー)

 2/20 フライヤー 323A              情報・通信業      東グロ   みずほ証券                   

事業内容:ビジネス書の要約サービス「flier」・「flier business」の開発・運営

公開株数合計      656,800 オーバーアロットメントによる売出し:98,500(5.0)

公募株数             275,000 売出株数             381,800

発行済み株数⇒3,318,76022億)

ブックビルディング2/032/07

引受証券会社 みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 岡三証券 水戸証券 岩井コスモ証券 極東証券            

主要株主

株式会社メディアドゥ     57.10%

大賀 康史           11.13%

株式会社マイナビ            7.40%

XTech2号投資事業有限責任組合 5.26%

みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合          1.81%

望月 剛 1.61%

株式会社インソース        1.59%

株式会社CARTA VENTURES        1.59%

大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合          1.30%

株式会社ケイプランニング・・・他2         0.78%

 

代表者生年月日  19781201日生まれ

代表者略歴

200305      アクセンチュア株式会社 入社

201005      フロンティア・マネジメント株式会社 入社

201306      当社設立 代表取締役CEO(現任)

201907      株式会社 REAH Technologies 取締役

 

想定価額:660円 予想レンジ750円〜1300円 注目度3.5

赤字でVCもいる案件なので短期的には妙味は薄いかもしれませんが、コンサル出身の社長で、黒字も近そうなので中期では上がりそうな銘柄です。


2025年1月14日火曜日

決算チェック(グロービング、TMH、ククレブ、ファルシア)

 グロービング <277A> [東証G114日大引け後(15:30)に決算を発表。255月期2四半期累計(6-11)の連結経常利益は14億円(前年同期は非開示)となり、通期計画の21.8億円に対する進捗率は64.2%となった。

 グロービング【277A】2025年01月14 開示情報 - 2025年5月期 第2四半期 決算説明会資料

 進捗率が良く好決算でした。株価は直前で下落していたこともあり、PTSでは大幅に上げています。

 

TMH <280A> [東証G114日大引け後(16:00)に決算を発表。2411期の経常損益(非連結)3億円の黒字(前の期は3.5億円の赤)に浮上し、2511月期の同利益は前期比4.9%増の3.2億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

TMH【280A】2025年01月14 開示情報 - 2024年11月期 通期決算説明資料

 今期の業績は良いですが、来期の見通しが物足りない数字でした。PTSは大きく下げています。 


 ククレブ・アドバイザーズ<276A>がこの日の取引終了後、25年8月期の連結業績予想について、売上高を17億9200万円から22億円(前期比73.3%増)へ、営業利益を5億1500万円から6億5000万円(同54.5%増)へ、純利益を3億4000万円から4億2800万円(同48.5%増)へ上方修正し、未定としていた配当予想を期末一括20円(前期17円)にすると発表した。

第1四半期のCREソリューションビジネスにおいて、新規案件の受注が増加するなどしたことによって業績が好調に推移したことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(9~11月)決算は、前年同期は第1四半期決算を開示していないため前年同期との比較はできないものの、売上高6億8100万円、営業利益3億700万円、純利益2億円だった。

決算内容


上方修正かつ配当とサプライズ決算でした。PTSはストップ高です。

 

フォルシア <304A> [東証G114日大引け後(15:30)に決算を発表。252月期3四半期累計(3-11)の経常利益(非連結)1.3億円となり、通期計画の1.8億円に対する進捗率は69.9となった。

フォルシア【304A】2025年01月14 開示情報 - 2025年2月期 第3四半期決算説明資料

サプライズはなく、PTSはやや下げてます。