2021年7月3日土曜日

夏IPO総括(前半)

  夏IPOとしては異例の数でしたが、目玉となる銘柄がなかったので期待していませんでしたが、案の定盛り上がりに欠けた状況です。6月以降に評価4を付けた銘柄はベイシスとアイパートナーズのみで、需給が良かったので4にしましたが内容は3.5に近い評価です。

 消去法で狙ったベイシスは、初日は良かったのですが、2日目はまさかの売り気配ストップ安で終わるという予想外の展開でした。リバウンドした時点で売却済みでしたが、金曜日に6500円の高値を付けました。握力弱くここまでは引っ張れませんでした。需給の良さで買われたので、次は売り込まれたアイパートナーズに流れると思い仕込んでいましたが、こちらもストップ高となり需給主導の展開が続きます。

 次にプラスアルフアコンサルティングで、横ばいが続いていたので翌日売却しましたが、全体が良くなってきたので再購入しました。規模も大きいので、スパイダーやエイピアのようなBOX相場(2650円から1.5倍のロックライン手前3300円)が続くイメージです。

 ステムセル研究所も気にかけていた銘柄で、初日ストップ安という想定外の展開でしたが、初値越えと切り返しました。バイオ・医学は未知の範囲で狙いにくいので、一度も入らずでした。

 一番の中心銘柄となったのは日本電解でした。最初は悪くない銘柄だと思い、分析欄でも穴的要素ありと記載していましたが、さすがにVC売出し案件の公募割れ銘柄を見てノーマークでした。VC案件でもチェックしなければと反省点が多いです。

 金曜上がったのは膠着相場でIPOに資金がまわってきただけで、また次のIPOがでてくれば資金は移動するのでここからも短期のつもりで、今クールでは中期で買えるような銘柄は現状見つかっていません。


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