バブルのころのソフトバンクや光通信などのように、歴史にも残るであろう半導体バブルの主役キオクシアHDについて振り返ります。四半世紀後かもしれませんが、またこのような銘柄が出たときに乗り遅れないためにも検証しておきます。
上場申請をしては延期を二回繰り返し、市場でもお荷物扱いせれ、証券会社も投資家もキオクシアの上場を誰もが恐れていました。証券会社は割れそうな銘柄なので配分で苦労し、投資家も公募割れ銘柄を引きけたくないという心理があるなかで、ついに2024年の12月にもう延期は出来ない状況の中、サイズを半分ほどにして上場されました。
業績は未知数でベインの売出し案件なので前評判は高くなく、私も半信半疑ながら公募割れはしない程度の予想でBBしました。レポートなどでも前向きなものは、公募価額がPER1とか2になるくらいのものもあったり、弱気のものもあったりと判断がつかない状況でした。
更に仮条件も上限で決まらず、BBも多めにとれるなど不人気で、初値は世の中の予想通り公募割れでスタートになりました。救いは、公募割れのあとに、初日で戻したことです。自分は公募分は1600円から1800円程度で売却した記憶があります。その後、4000円前後で参加したことはありましたが、IPO時に処分できなかったベインの追加売出しが怖く参戦は避けていました。そのような中、昨年には1万円を超え、年明けにはテンバガー越え銘柄となりました。徐々に気にかけて、アメリカのマイクロンとサンディスクに連動することを理解し、高いとは思いつつも短期目的で時折売買するようになりました。2万を超えたら3万を目指し、3万を超えたら5万を目指すと直感的ではありますが意識をしてました。
2024年決算では赤字だった銘柄が、売上2兆超え、純利益5500億、更に1Qの見通しが1.75兆円、利益8700億というとんでもない数字を叩き出すことになり、純利益のトップのトヨタ自動車(3.39兆円)を抜きそうな勢いでs。
EPS107円だった銘柄が、僅か1年半で1QでEPS1591円という数字で、単純計算で6万5000円あたりがひとつの目安となりそうです。その後、ADS上場と、古河のように10分割があれば、株価10万円でトヨタを抜いて時価総額1位になる日も夢ではありません。
ただし、メモリ市場がいつ鈍化するかは分かりませんので、マイクロンとサンディスクの株価は絶えず注視して、いつでも逃げられる準備は必要でしょうあ。値幅が大きい分、あっという間に1万円なり7000円なり落ちる時でも早いです。
過去記事
〇IPO分析時
【業績等】
決算期 種別 売上収益 営業利益 経常利益 純利益
2025/03 連結3Q予想 430,000 98,000 - 56,000
2025/03 連結中間実績 909,408 291,891 248,919 175,980
2024/03 連結実績 1,076,584 -252,698 -343,330 -243,728
2023/03 連結実績 1,282,101 -99,015 -186,443 -138,141
決算期 種別 EPS BPS 配当
2025/03 連結3Q予想 107.48 1,301.42 -
上場時発行済株数 539,062,500株(別に潜在株式12,465,420株)
公開株数 82,733,900株(公募21,562,500株、売り出し50,380,100株、オーバーアロットメント10,791,300株)
調達資金使途 設備投資
国内募集、引受人の買取引受けによる国内売出し及びオーバーアロットメントによる売出しと同時に、欧州及び米国を中心とする海外市場(但し、米国においては米国証券法に基づくルール144Aに従った適格機関投資家に対する販売のみとする。)における売出し(海外売出し)がMorgan Stanley & Co. International plc、Nomura International plc及びMerrill Lynch Internationalを共同主幹事引受会社兼ジョイント・ブックランナーとする海外引受会社の総額個別買取引受けにより行われる予定です。
PER:14.1
PBR:0.86
配当利回り:
公募時吸い上げ資金:1257億
公募時時価:8193億
【株主構成】
(株)東芝 その他の関係会社 210,300,000 39.68% 180日 売出12,329,300株
BCPE Pangea Cayman, L.P. 投資業(ファンド) 134,112,000 25.31% 180日 売出4,957,200株
BCPE Pangea Cayman2, LTD. 投資業(ファンド) 77,400,000 14.60% 180日
BCPE Pangea Cayman 1A, L.P. 投資業(ファンド) 48,489,780 9.15% 180日
BCPE Pangea Cayman 1B, L.P. 投資業(ファンド) 30,998,220 5.85% 180日
HOYA(株) 特別利害関係者など 16,200,000 3.06% 180日
ステイシー・スミス 取締役会長執行役員など 3,105,000 0.59% 180日
ロレンツォ・フロレス 元執行役員など 388,140 0.07%
早坂伸夫 代表取締役社長執行役員など 372,600 0.07%
渡辺友治 副社長執行役員など 310,500 0.06%
【参考類似企業】今期予想PER(11/27)
00001 米WD 8.4倍 (連結予想)
00002 米マイクロン 10.5倍 (連結予想)
00003 米シーゲート 11.9倍 (連結予想)
00660 韓SKハイニクス 4.7倍 (連結予想)
02408 台湾南亜科技 276.5倍 (連結予想)
05930 韓サムスン電子 10.1倍 (連結予想)
【私見】
幾度となる上場話は出ては消えてで、新方式による念願の上場となりました。1.5兆と言われた時価総額は半分ほどの8000億となり、サイズ感としては想定以上の小ささでした。サイズ感は良くなったのですが、業績の不透明感は消えず、ぼんやりとした数字が判断を迷わせます。メモリ市場が、底打ちしたのであれば割安感は非常にありますし、底打ちはせず、下振れするようであれば割安とは言い難くなってしまいます。目論見書などを見ると、高い市場の成長率が記載され、コクサイの時のような右肩上がりのチャートもイメージ出来なくはありません。前回のリガクでプライム神話も終わり、公募割れの可能性もありますが、仮条件は上がり、新方式による第一弾の銘柄であることからも直感的な予想ですが失敗はないような気はします。
想定価額:1390円
仮条件上限:1520円
初値予想:1650円
ブック申し込み度・・・中立~やや強気
セカンダリー期待度・・・中立
総合評価:3
公募価額 1520円→1455円
初値予想 1650円→1455円
初値買い 中立
上限で決まらず、海外人気もなかったようなので割れも想定し下方修正。参戦しない予定。
〇初値分析時
公募価額 1455円
初値予想 1455円
初値 1440円(−1.0%)
終値 1601円
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